今季は名品美容液のリニューアルをはじめ、新作「エイジングケア美容液」が目白押し。賢者曰く「化粧品の科学技術は超スピーディに進化しているのだから、なるべく最新のものを選ぶのが賢い選択」。

どのメーカーもブランドの威信をかけ、ディープな若返り研究に励んだ結果、驚くべき新知見や新処方が相次ぎ、画期的なものしかない、と言いきれるほど。ここでは、最大の難関であるたるみを解消し、印象年齢が若返るものに限定し、賢者がセレクトしてくれました。

今回は、ビューティエディター栗原 緑さんが愛用する、シャネルのエイジングケア美容液をご紹介します。

若返り効果が絶大! まるで形状記憶のようにハリ感が一日中持続

まるで人生のように、肌の悩みも尽きないもの。40代以降ともなると、俄然気になってくる顔のたるみ。歳を重ねるごとに、今度は顔の下半分のたるみが課題になってきます。あらゆるファーミング製品を使いまくるも、下半分はなかなか……と、いうのが正直な感想。

ところがリニューアルしたシャネルの『ル リフト セラム』、その実力たるや恐るべし! 個人的にはスキンケアでどうにかしようと考えること自体が超難題の口元のたるみ、特にマリオネットラインがテーマ。なのにこのセラム、するすると肌に浸透して、次に感じるのが、心地よいテンション。

「うん? 引き締まってゆくような緊張感を感じる」と思っていると、ピーンとしたハリ感登場! やわらかでなめらかな肌触りなのに、気になる口元周辺も、まるで形状記憶のようにハリ感が一日中持続。使い続けることで、若返ったような印象も夢ではない、そう思わせてくれる出合いに感謝です。

 瞬時に引き締め効果を発揮し、ほうれい線を最速でケア!シャネル 「ル リフト セラム」

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シャネル ル リフト セラム 30ml ¥16,500

リフトアップに定評のあるラインの新美容液。安全性とパワフルな効果を両立した処方で、肌内部のあらゆる酸化メカニズムにアプローチし、老化の原因である活性酸素に対抗。丈夫でハリのある肌に育みます。

\クレ・ド・ポー ボーテ「ル・セラム」の使用感/

【テクスチャー】
なめらかでみずみずしい感触、キャッサバ由来のバイオポリマーを配合し、瞬時にピンと引き締まったハリをもたらします。

【使用手順】
化粧水のあとに使用。塗布後に上へ上へと引き上げるようにマッサージすると効果的。

【賢者の発見】
朝のスキンケアに使うと、ファンデーションのノリもがぜんよくなり、毛穴も目立たないハリ感ある仕上がりが実感できます。

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いかがでしたでしょうか? 次回は、美容愛好家 野毛まゆりさんが愛用する、 回復力を高めて強靭なハリを育む「ランコム」の逸品をご紹介します。お楽しみに!

 ※掲載した商品は税抜です。

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この記事の執筆者
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栗原 緑さん ビューティエディター
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『Precious12月号』小学館、2019年
群馬県高崎市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。『流行通信』編集長、『ハーパース バザー日本版』副編集長を経て、2006年よりフリーランスの編集者として活動。編集者歴は30年超。雑誌及び広告制作などにおいて、企画から写真撮影のコーディネート&ディレクション、取材、原稿執筆まで手がける。趣味はガーデニングと読書、ウォーキング、料理。 好きなもの:猫、化粧品、香味野菜、赤ワイン、トリュフ、青い和食器、お風呂、くちなしの花、商店街散策、料理、上質ミステリー、ドン・ウィンズロウ、手芸、美容機器、山下達郎、ジェット・リー、本屋、平日昼間の散歩、Hidden Objectゲーム、“サンタ・マリア・ノヴェッラ”のポプリ、ウフィッツィ美術館、夕暮れ時のルーフバルコニー
PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)