着こなしの印象を確実に更新するなら、ベースカラーに注目! 流行感のある「チョコブラウン」こそ、その本命です。穏やかな気品と優雅な女らしさで、印象を旬に導きます。

さあ、「チョコブラウン」が主役の進化系ベーシックをじっくりとご紹介しましょう!

黒よりも優しく、グレーよりも女らしい「チョコブラウン」コーディネート4選

洗練の秘密は「チョコブラウン」の優しいコク

トレンドがクラシックに回帰している今冬。クールなかっこよさよりも、優しい女らしさが気分です。それに伴って、おしゃれ通は、着こなしの基本カラーをクール&スタイリッシュな黒やグレーから、穏やかなブラウンへとシフト。

ひと口にブラウンといっても明るめからディープトーンまでさまざまですが、リッチな印象を大切にしたい大人の女性の場合、着こなしにコクを授けてくれる「チョコブラウン」こそ、本命。

肌とのコントラストが表情を品よく際立たせてくれる美人効果を備え、合わせるアイテムの色を選ばず、モードなインパクト柄で、さりげなく遊べるのもポイントです。

■1:ネイビーとのハンサム配色で、知的スタイルを新鮮に!

冬コーデ_1,大人コーデ_1
コート¥98,000(ADORE)、ジャケット¥66,000(エリオポール代官山〈ラスパイユ〉)、ニット¥29,000(トラデュイール)、パンツ¥102,000(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス¥445,000(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ¥658,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、グローブ¥14,000(アルタクラッセカプリガンティ 六本木ヒルズ店)

仕事シーンのきちんとスタイルを更新するなら、メンズでおなじみの洗練配色に注目。チョコブラウンのチェスターコートとダークネイビーのテーラードジャケット、辛口端正なアイテムを穏やかに調和させているのがふたつの色を含むチェック柄パンツです。

正統派スタイルを意識した流行の取り入れ方が、知的なおしゃれ意識を感じさせて。

■2:ファーやレザーを活用、優雅なくつろぎ感が香るフェミニン・カジュアル

冬コーデ_2,大人コーデ_2
ニット¥32,000(アストラット 新宿店〈アストラット〉)、スカート¥98,000(ebure)、スカーフ¥56,000・時計¥1,100,000・レザーブレスレット¥102,000・エナメルバングル[太]¥82,000・[細]各¥39,000・バッグ¥1,010,000(エルメスジャポン)

チョコブラウンが醸す上品なこなれ感は、カジュアルスタイルの更新にも効果的。例えば、ファーのような風合いのニットと、艶やかなレザーのスカートをワントーンにしても重く見えず、質感のメリハリがリッチな女らしさを演出。

さらに襟元のスカーフやバングル、バッグ、靴とネイビーをちりばめることで、着こなし全体に動きが生まれて。カフェでくつろぐ姿にいきいきとした個性が香ります。

■3:シンプルブラウンの装いを、レオパードコートで印象的に

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コート¥587,000【レース襟付き】(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ニット¥69,000(三喜商事〈ステファノ モルタリ〉)、パンツ¥36,000(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店〈ル ヴェルソーノアール〉)、サングラス¥43,000(ピエール アルディ 東京)、ピアス¥210,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、リング¥46,000(日本橋三越本店本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉)、バッグ¥110,000(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店)、靴¥125,000(JIMMY CHOO)

起毛素材が柄の表情を和らげるコクーンシルエットのコートに合わせて、ニットもパンツもスモーキーな色調で統一。柄の一色と質感がリンクして自然に調和します。

■4:レザー×レースの対比で、エレガンスの奥行きを表現

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ジャケット¥848,000・トップス¥297,000・パンツ¥204,000・バッグ¥288,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス¥265,100・リング¥212,000(ブルガリ ジャパン)

品格と信頼感、そして親しみやすい女らしさ。洗練されたコミュニケーション力を感じさせたいオフィシャルな華やぎシーンでは、チョコブラウンを主役にしたシック・ラグジュアリーな着こなしが正解!

グレーのカットソーがブラウンレースのモチーフを浮き上がらせるノースリーブトップスに、品よく艶めくチョコブラウンのレザージャケットをレイヤード。落ち着いた配色ゆえに、上質な素材感と繊細な陰影が際立ちます。装飾に甘えない、研ぎ澄まされたエレガンスを感じさせる着こなしに。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
熊澤 透
STYLIST :
三好 彩
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
RINA
COOPERATION :
横浜情報文化センター、アルテリーベ
EDIT&WRITING :
岡本治子、喜多容子(Precious)