【第2問】招待状に、ドレス・コードについて「平服」と書かれていた場合は、日中の通常の仕事着と同様のビジネス・カジュアルで参加しても問題ない。
「YES」と答えたあなた、不正解です。
「平服」は日本語の意味合いとしては「普段着」ということですが、パーティーのご招待に関して「平服」と書かれていた場合は「あまりかしこまらず、お気軽にお越しください」という、主催者の社交辞令の入った表現、と心得ましょう。
第一問と同じく、「会場の格」と「パーティーの主旨」に合わせて、服装を調整する必要があります。ファッションは「ご招待いただいたことへの感謝の気持ち」の表現として、ふさわしい格や周囲との調和に配慮し、整えるものです。
プロのアーティストやファッショニスタなど、独自のファッション・スタイルで周囲にアピールするような特殊ビジネスに従事している方でない限り、極端に個性的な服装なども避けましょう。
「平服」のアテンドがあり、比較的カジュアルな会場である、という場合でも、上品なワンピースに装飾品で華やかさを加えたり、パンツ・スタイルでも上質で光沢のある素材を取り入れるなど、配慮が必要です。
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱