寒い冬に食べたい! おでんが美味しい東京のお店5選
■1:銀座【おぐ羅】|銀座の隠れ家でいただく、澄んだ出汁の旨味
銀座に店を構える【おぐ羅】は、昭和61年創業の名店。澄んだ出汁は、醤油は一切つかわず、塩を効かせた仕上がり。大将いわく「色は関西風、味は関東風」だそう。おでん種は常時30種余り。まずは『大根』や『豆腐』からいただくのがおすすめです。素材が淡泊なので、30年継ぎ足したお出汁の旨味を存分に堪能できます。
数寄屋通り沿いに佇むビルの地下へ下り、暖簾をくぐれば昭和の香りが漂う大人の隠れ家が現れます。職人さんの威勢のいい声が響くカウンターに、家族の集まりにもぴったりな個室も用意。
おぐ羅のお店情報
- おぐ羅 TEL:03-3574-8156
- 住所/東京都中央区銀座6-3-6 本多ビルB1F
■2:自由が丘【高太郎】|おでんを中心とした、和食とお酒を堪能する
メインの『おでん』の出汁は、まろやかな旨味たっぷりのかつお出汁と鶏がらを何時間も煮込んでつくられたスープをブレンド。同じ味を届けるためにと毎日一からつくり直しています。具材は季節に合わせて料理人が選び抜いていて、つみれイワシやエビ団子は手づくりです。おでんに合うこだわりのお酒は日本酒や焼酎だけでなく、白ワインも国産品という品揃えです。
自由が丘駅、奥沢駅、九品仏駅の3つの駅から徒歩5分ほどでアクセス抜群の立地。品の良さを感じられる外観は、女性ひとりでも訪れやすい雰囲気。居心地の良さを大切にした店内です。
おでん 高太郎のお店情報
- おでん 高太郎 TEL:03-3721-3738
- 住所/東京都世田谷区奥沢5-37-10
■3:大塚【串駒房】|小金色の出汁に包まれ、味わいを増す旬の味
上品な深い味わいが人気の創作おでんが楽しめる名店【串駒房】の、最大の特長は出汁。毎日丁寧に仕込む鶏がらスープにかつおと昆布の出汁をブレンドし、塩で仕上げたオリジナルの出汁をつかいます。関東炊きと異なり、おでん種を別々に炊いて最後に出汁を張るスタイル。おでん種ごとに薬味も変わり、1種類ずつ美しい器で提供され、見た目もお味も上品です。
大塚駅からわずか5分の好立地に、日本酒の銘柄がかかれた提灯が並ぶ情緒ある外観。店に入れば昔ながらの懐かしい空間です。大きな木のテーブルが、落ち着いた時間を提供します。
串駒房のお店情報
- 串駒房 TEL:03-3916-0355
- 住所/東京都豊島区北大塚1-33-27 T&R’S3-1F
■4:浅草【大多福】|素材を最大限に活かす、100年続く伝統の味
大正4年創業の100年続く老舗のおでん屋で、常時40種類がそろっています。その素材によって味の染み方や煮込み時間は異なり、一つ一つの種の旨味を最大限に引き出すために、それぞれに最適の下ごしらえを施しています。しっかりと出汁は効きながらも醤油が尖っておらずまろやかな口当たりのつゆには、素材から出た旨味がたっぷり。
100年も続く店舗は、2019年9月に2年間におよぶ改装工事が完了。それまでは仮店舗で営業していましたが、10月より元の場所で営業を再開しています。リニューアルしながらもどこか懐かしさを感じる店内で、老舗の味を堪能できます
浅草おでん 大多福のお店情報
- 浅草おでん 大多福 TEL:03-3871-2521
- 住所/東京都台東区千束1-6-2 NS言問ビル1階
■5:日本橋【日本橋 お多幸本店】|老舗の具材に甘辛い出汁が染みる関東風
大正12年に創業し、銀座から日本橋の地に移転した【日本橋 お多幸本店】。甘辛くて濃い関東風のおでん出汁が特徴で、かつおと昆布、砂糖、醤油で仕上げた後、鍋に残った出汁を長年つぎ足しながら味を守り続けています。豆腐やはんぺん、さつまあげなどは歴史ある老舗店から仕入れています。また、タレが染み込んだ豆腐がご飯の上に乗った『とうめし』も人気です。
東京駅八重洲口からも東京メトロ日本橋駅からも近く、ふらりと気軽に入れる雰囲気のため、昼も夜も近隣のオフィスワーカーで賑わっています。
お多幸 本店のお店情報
- お多幸 本店 TEL:03-3243-8282
- 住所/東京都中央区日本橋2-2-3 お多幸ビル
寒い冬に恋しくなる、日本を代表するソウルフードおでん。これからの季節、伝統ある東京のおでん屋で、出汁が沁みるおでんとこだわりのお酒で温まってみてはいかがでしょうか。
記事元:ヒトサラ https://magazine.hitosara.com/article/1439/
- TEXT :
- ヒトサラ編集部
公式サイト:ヒトサラ
- EDIT&WRITING :
- ヒトサラ編集部