冬といえばコートやダウンなどのアウターを着るのが楽しみな季節だが、このアイテムの存在を忘れてはならない。それがムートンだ。どんなアウターと比較をしても、贅沢でありながらこの男らしい姿を凌駕するものはいない。まだ冬物を買っていないならば、この一着を手に入れるべし!

どのムートンアウターがお好み?

ライダースタイプも、英国ブランドなら上品顔に!

ジェームス・グロースのレザージャケット
ブルゾン¥165,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ジェームス・グロース〉)

オールブラックが大人らしいライダースタイプのムートンは、ロンドンの自社工場にて、熟練した職人が裁断から縫製までを仕上げるクラフツマンシップ溢れる一品。通常2枚のレザーを合わせて縫い上げる工程を、一枚仕立てにしたことで、軽量かつスリムで上品な表情をしたムートンライダースとなった。

歳月を重ねるごとに自分の体に馴染む、ムートンジャケット

ジャケット¥000,000(バインド ピーアール〈ルッフォ〉)
ジャケット¥336,000(バインド ピーアール〈ルッフォ〉)

男服の定番であるジャケットもムートンになればその表情は一変、表地と裏地をブラウンのワントーンに統一することで上品に仕上がった。ムートンの心地よい滑らかな肌触りや驚くほど軽い着心地はこのブランドならでは。アームホールを細く絞ることで野暮ったくならず、モダンなシルエットが楽しめる。

男臭いミリタリータイプも外せない!

ブルゾン¥198,000(チンクワンタ)
ブルゾン¥198,000(チンクワンタ)

米陸軍航空隊が愛用していたことでも知られる「B-3」のディテールを踏襲し、モディファイしたムートンブルゾン。襟元に配された2本のベルトを留めればしっかり首元まで防寒できるため、寒さを感じることはない。街着であればTシャツ一枚の上に羽織り、男らしく着こなしたい一着だ。

まだ冬は始まったばかり。これから寒くなる日々は、この一着があればそれでいい。高価かもしれないが、色々買い漁るより一生付き合えるアイテムを一着買って末永く付き合うことのほうが、よほどエコな買い物である。

※価格は全て税抜きです。

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PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊