ちょっぴりドレスアップして出掛けたくなる、「ハレの日」の街・銀座。この記事では、優雅なティータイムにふさわしい、おすすめのレストランをピックアップ。銀座周辺に数多ある飲食店の中から、ケーキがおすすめのレストラン&カフェを厳選してご紹介します。

プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ評価が高いお店と、ラグジュアリーマガジン『Precious.jp』に掲載されたお店の中から、さらに選り抜いた全10軒。誕生日など記念日はもちろん、ちょっと贅沢してリフレッシュしたい日など、さまざまな用途にご活用ください。

【目次】

おすすめのケーキセット


【1】NAMIKI667(ナミキ667)/ハイアット セントリック 銀座 東京

高級店立ち並ぶ、銀座・並木通り。ここに、ハイアットの新ブランド「ハイアット セントリック」が、アジア初上陸を果たしました。その名が意味するのは「中心」。ホテルを拠点に街を楽しんでほしいというコンセプトを、ここに感じ取ることができます。

「NAMIKI667(ナミキ667)」は、3階フロア全面に広がる、同ホテルのオールデイダイニング。吹き抜けを取った大胆なデザインで、活版文字をモチーフにしたアートワークが印象的。これはホテルのあるこの場所が、新聞社創業の地であることにちなんだものでしょう。

全長約7mのカウンターを設けたバーエリアや、プライベートルームの用意も。またテラス席からは並木通りと、そこを行き交う人々を眺めることができます。

NAMIKI667/ハイアット セントリック 銀座 東京 情報提供:一休.com
NAMIKI667/ハイアット セントリック 銀座 東京 情報提供:一休.com

同店の料理を語る上で象徴的なのが、店内中央のオープンキッチンでひと際の存在感を放つ、大きなオーブン。扱う食材は、江戸東京野菜や市場から届く新鮮な魚介、秋川牛など、東京都産のもの。ローカルフードを使ったユニークなオーブン料理が、同店の自慢です。

また、ホテルのダイニングとして、モーニングからバータイムまで幅広く利用できるのが魅力的。ティータイムのケーキセットはルックスも斬新で、銀座で過ごす時間を、一層刺激的なものにしてくれます。

おすすめのプランは「【数量限定】コーヒー・紅茶がお替り自由!贅沢なスイーツセット 3,542円」。スイーツ盛り合わせに、お替わり自由のコーヒー・紅茶がセットになった、ティータイム限定プランです。

盛り合わせスイーツの一例として、「苺のショートケーキ」、「苺のタルト」、「ストロベリーシュークリーム」、「苺とラズベリーのムース」、「ストロベリーマカロン」、「ヴィーガンパンナコッタ 苺とチアシードのソース ラズベリーソルベ」、「スコーン 苺ジャムとクロテッドクリーム」。

問い合わせ先

  • NAMIKI667/ハイアット セントリック 銀座 東京
  • 営業時間/ダイニング7:00~11:00、11:30~14:30、18:00~22:00 バー11:00~24:00
    定休日/なし
    席数/ダイニング 168席(ダイニングエリア 102席 / プライベートダイニングルーム 2室・24席 / テラス席 42席)、バー・ラウンジ 78席(カウンター 44席 / ラウンジ 22席 / テラス 12席)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/03-6837-1300
    住所/東京都中央区銀座6-6-7

NAMIKI667/ハイアット セントリック 銀座 東京 の詳細・Web予約はこちら >>

【2】ザ・ペニンシュラ ブティック & カフェ/ザ・ペニンシュラ東京

銀座から徒歩圏内にあるお隣の日比谷エリアより、界隈を代表する外資系ラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」をご紹介。ホテルに入り、地下1階へ下りると、どこからともなく甘い香りが…。ガラス越しに目に飛び込んでくるのは、パティシエたちの作業風景。そしてその横に、「ザ・ペニンシュラ ブティック & カフェ」が現れます。

ブティックでは、ホテルメイドのペストリーやオリジナルグッズを扱っており、販売されているケーキを、併設のカフェでいただくこともできます。敷居の高いイメージがあるラグジュアリーホテルですが、こちらならイートイン感覚で気軽に、特製ケーキを楽しめます。

ショーケースに並ぶケーキの中で、ベストセラーのひとつとして君臨しているのが、ペニンシュラ伝統の「マンゴープリン」。アルフォンソマンゴーを使ったプリンに、その時季一番おいしいフレッシュマンゴーをトッピング。中からあふれ出るココナッツソースも、絶妙のバランスで溶け合います。

テイクアウト可能なケーキのほか、カフェでだけ食べられるオリジナルスイーツも。特におすすめは、パティシエ自慢のふわふわスフレパンケーキ。またパスタなど、クイックランチにうってつけなフードメニューも用意されています。

おすすめのプランは「【平日限定】スパークリングワイン1杯+ショーケースより選べるケーキ2種とコーヒーまたは紅茶のセット 2,800円」。ブティックのショーケースより、好みのケーキ2品を選べるケーキセット(「フレッシュマンゴープリン」は除く)です。スパークリングワインと1杯と、お替わり自由のコーヒーまたは紅茶付き。

問い合わせ先

  • ザ・ペニンシュラ ブティック & カフェ/ザ・ペニンシュラ東京
  • 営業時間/11:00~17:00
    定休日/なし
    予算/ランチ 2,000円~2,999円
    席数/46席
    喫煙可否/全面禁煙
    住所/東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 B1F

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バイキング・食べ放題


【1】NYグリル&ブッフェ フィオーレ/コートヤード・マリオット銀座東武ホテル

人通りの多いメインストリートから少し外れた、穴場的ロケーションに位置する「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」。このホテルの中にある「NYグリル&ブッフェ フィオーレ」では、モーニングからディナーまで、一日中ブッフェを楽しむことができます。

モノクロが基調のクールな内装は、NYにあるスタイリッシュなダイニングのよう。テーブル席中心で、人数に応じたレイアウト変更も可能なため、少人数からグループまで気兼ねなく利用できます。最大8名様まで対応の個室もあるので、女子会などちょっとした集まりにも◎。

豪快なグリル料理を中心に、厳しいマリオットスタンダードをクリアした、約60種のブッフェメニューを展開。特に注目は、ホテルシェフが目の前で調理するライブキッチン。臨場感あふれるパフォーマンスとともに、ステーキやパスタなど、できたてそのままのごちそうが振る舞われます。

もちろんデザートコーナーも抜かりなし。カウンターに並ぶスイーツは、隣接するペストリーショップで販売されているものより、定番+季節ものを15種ほど。女性パティシエによる煌びやかなルックスで、目も楽しませてくれます。

ブッフェのほか、アラカルトのオーダーも可能で、「ニューヨークチーズケーキ」や「アップルパイ」など、デザート&カフェの提供も。

おすすめはランチプラン「【土日祝限定】乾杯スパークリング付!ステーキ&ロティサリーチキン、スイーツも充実の90分制ブッフェ! 6,595円」。ライブキッチンから飛び出すグリル料理やパスタはじめ、寿司・天ぷら、アジアンメニューなど、バラエティに富んだ内容のブッフェです。そしてスイーツももちろん食べ放題!一例として、「ストロベリーショートケーキ」、「ガトーショコラ」、「洋なしとキャラメルのムース」、「ティラミス」、「季節のフルーツジュレ」など。

問い合わせ先

  • NYグリル&ブッフェ フィオーレ/コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
  • 営業時間/6:30~10:30、11:30~15:00、17:30~21:30
    定休日/なし
    予算/ランチ 5,000円~5,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
    席数/97席(個室:1室8席)
    喫煙可否/全面禁煙 ※別フロアに喫煙スペースあり
    TEL/03-3546-0111
    住所/東京都中央区銀座6-14-10 コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル 1F

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【2】ラウンジ プラシャンティ/銀座クレストン32F

銀座より少し足を伸ばして、築地方面へ。聖路加ガーデン内のホテル「銀座クレストン」では、お替わり自由の「ケーキセット」を楽しめます。

ホテルの客室やレストランがあるのは、32~38階の高階層。38階までが吹き抜けになった造りで、一番下の32階中央に、ラウンジ「プラシャンティ」が位置します。

なんとも開放的な雰囲気に、ここが都会であることを忘れてしまいそう。ゆったりしたソファに身を沈め、心ゆくまでくつろぎを満喫することができます。

銀座の中心からは離れていますが、覚えておいて損はない穴場スポットです。

ホテルの中心にあるスポットとして、朝10時から夜22時まで、いつでも迎えてくれるこちら。午前中は遅い朝食として「コンチネンタルブレックファスト」、夜は本格的なディナーコースやアルコールなど、その時間帯に合った食事を楽しめます。

ティータイムにおすすめしたいのが、「~ケーキセット~ドリンク・ケーキお好きなだけお愉しみ! 1,650円」。60分制でケーキ4種とドリンクを好きなだけお替わりできる、昼下がりの休憩にぴったりのプランです。

問い合わせ先

  • ラウンジ プラシャンティ/銀座クレストン32F
  • 営業時間/11:30~14:30、14:30~17:00、17:00~22:00
    定休日/なし
    予算/ランチ ~1,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
    席数/51席
    喫煙可否/分煙
    TEL/03-5550-5777
    住所/東京都中央区明石町8番聖路加ガーデン 銀座クレストン32F

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誕生日など記念日に


【1】THIERRY MARX dining(ティエリー マルクス ダイニング)

THIERRY MARX dining 情報提供:一休.com
THIERRY MARX dining 情報提供:一休.com

パン屋のアルバイトからスタートし、いまや「星の請負人」との異名を持つまでになったフレンチシェフ、ティエリー・マルクス氏。パン職人としての顔も持つ彼。2019年末、新施設「渋谷スクランブルスクエア」内に自身のブーランジェリーが日本初上陸を果たし、今再び注目を集めています。

マルクス氏の世界観を堪能できるのが、「GINZA PLACE」7階にある、レストラン「THIERRY MARX dining(ティエリー マルクス ダイニング)」。店が入るビルの対角線上には銀座・和光の時計塔があり、ガラス張りの店内から、この最も銀座らしい交差点の景色を目の前に眺めることができます。特にテラス席は、エリアにこれ以上ないほどの特等席。料理はもとより、絶景スポットとしてもおすすめの1軒です。

THIERRY MARX dining 情報提供:一休.com
THIERRY MARX dining 情報提供:一休.com

話題のブリオッシュは、「外はカリッ、中はふわっ」の理想的な食感を実現した逸品。幾重にも重ねられた生地とバターの層が生み出す、空気を含んだ軽い口当たりに驚かされることでしょう。

こちらでいただけるのは、自慢のブリオッシュを中心としたメニュー。たとえば名物は、「マルクスバーガー」や「マルクスフレンチトースト」。「ミート・オン・ブレッド」のように、パンを皿として使ったメニューも多く、料理とパンの融合を楽しめます。

この立地、そして有名シェフ監修のお店でありながら、そんなに堅苦しくない雰囲気もうれしいところ。ティータイム利用も人気で、「ミニマルクスバーガー」の付いたアフタヌーンティーセットなどが評判を集めています。

おすすめは、ディナープラン「ディナーコースA 全4皿+シャンパン+オリジナルケーキ付き 8,000円」。乾杯シャンパンと、メッセージ付きオリジナルケーキの付いた、アニバーサリープランです。

内容の一例として、アミューズ、前菜「ホタテ貝のポワレと根菜のエチュベ ソースサンジャックとシブレットのコンディモン」、メイン「フランス シャラン産鴨胸肉のロティと腿肉のブレゼ 焼き茄子のピューレと九条ネギのエチュベ」、デザート「【ルビー・ショコラ】ルビーチョコレートのクリーム フロマージュブランと柘榴のソルベ」など全4皿(+アニバーサリーケーキ)。

問い合わせ先

  • THIERRY MARX dining
  • 営業時間/11:30~15:30、18:00~22:00 バー 20:30~22:00
    定休日/年末年始
    予算/ランチ 5,000円~5,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
    席数/42席(他テラス30席)
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/03-6280-6234
    住所/東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F

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【2】日比谷パレス

日比谷パレス 情報提供:一休.com
日比谷パレス 情報提供:一休.com

近代的なビル群を背に、広大な庭園の広がる日比谷公園。まさに都会のオアシスと呼ぶにふさわしい、エリアのランドマーク的存在です。この豊かな自然に佇むのが、ご紹介する「日比谷パレス」。緑と一体になったテラス席も爽やかな、森の中の一軒家レストランです。

ソファの置かれた店内は思いのほかスタイリッシュで、森に潜む「大人のラウンジ」を思わせます。屋上は、季節の風を感じられるシャンパーニュテラス。趣の異なる各フロアで、思い思いの時を過ごすことができます。

日比谷パレス 情報提供:一休.com
日比谷パレス 情報提供:一休.com

森の隠れ家で腕を奮うのは、ミシュランで星を獲得した気鋭の料理人、アルマン・アルナル氏。自らを「レギューム(野菜)シェフ」と称する彼が提供するのは、野菜たっぷりのヘルシーフレンチ。季節のハーブや野菜を7~8種類も使った「フレッシュベジタブルのヴルーテ(野菜スープ)」は、彼の野菜愛を体現する、同店のスペシャリテです。

野菜を愛するシェフがいる森のレストランで、のんびりティータイムはいかがでしょう?デザートメニューは、「ガトーショコラ」、「紅玉りんごのタルト」など。また、かわいらしいアフターヌーンティーも楽しめます。

特製ホールケーキの付いたアニバーサリープランもあるので、誕生日などに利用してみては?日比谷の「百年の森」が、記念日にふさわしい、優しい時間を演出してくれます。

おすすめはディナープラン「【Degustation A】全6品+乾杯ドリンク+ホールケーキ(記念日) 12,000円」。乾杯ドリンクとして日比谷パレスオリジナルシャンパン、そしてホールケーキの付く、アニバーサリーにぴったりな豪華プランです。

コース内容の一例として、アミューズ「日比谷パレス特製ピクニックスタイル」、季節野菜のスープ「根セロリのブルーテ タイム香る林檎のコンポート 小さなパイを浮かべて」、前菜「北海道産サーモンのコンフィ ビーツのアイオリソースと共に」、魚料理「黒キャベツで包んだ真鯛とオマール海老 ブイヤベースを注いで」、肉料理「鹿肉のロティ 人参のブリュレと金柑のコンポート」、デセール「旬のフルーツで仕立てたアニバーサリーケーキ」。

問い合わせ先

  • 日比谷パレス
  • 営業時間/11:30~14:30、14:00~17:00、18:00~22:00
    定休日/なし
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
    席数/100席
    喫煙可否/分煙
    TEL/03-5511-4122
    住所/東京都千代田区日比谷公園1-6

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東銀座周辺の穴場店


【1】ラウンジ オアシス/コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル

先に紹介した「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」より、「ラウンジ オアシス」をご紹介。1階ロビー横に広がるのは、国際的なゲストが集うホテルにふさわしい、モダンなラウンジ。マリオットらしいスタイリッシュなデザインに、大きな窓からの自然光が和らぎを添えて…まさに「オアシス」の名にふさわしい、リラックス感に満ちた空間となっています。テーブル席中心ですが、窓側にはカウンターもあり。仕事の合間や、歌舞伎座での観劇後などに…お一人様の休憩スポットとしてもおすすめな穴場店です。

ホテル内のラウンジとして、ランチタイムからバータイムまで懐深く迎えてくれます。ティータイムは、シェフパティシエによるオリジナルケーキや、アフタヌーンティーが人気。特にスコーンは、来店してから焼き上げるというこだわりようです。

昨今はメディアにもよく取り上げられていますが、銀座のとあるビルの屋上で、養蜂が行われているのをご存知でしょうか?この蜂蜜を使ったスイーツを名物として売る店も多く、銀座の人気商品として定着しつつあります。このラウンジでも「銀座のはちみつロールケーキセット」が提供されているので、是非一度味わってみては?

おすすめは、アフタヌーンティープラン「【いちごアフタヌーンティー】紅茶&コーヒおかわり自由!タルトやマカロンなどいちご尽くしの贅沢スイーツ 4,500円」。

内容の一例として、「苺のムース」、「苺のマカロン」、「苺とシャンパーニュのジュレ」、「苺のタルト」、「苺チョコ」、そして「銀座のはちみつロールケーキ」も。

スコーンは、苺ジャム、レモンカード、クロテッドクリームを添えて。セイボリーには、「キッシュ」や英国伝統の「キューカンバーサンドウィッチ」、そして”いちごアフタヌーンティー”ならではの「苺とクリームチーズのカナッペ」を。

ドリンクもこだわりのラインナップで、上質なセイロンティー8種はじめ、期間限定のティーセレクション、コーヒーなどをいただけます。

問い合わせ先

  • ラウンジ オアシス/コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル
  • 営業時間/10:00~20:00
    定休日/なし
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 12,000円~14,999円
    席数/84席
    喫煙可否/全面禁煙 ※別フロアに喫煙スペースあり
    TEL/03-3546-0111
    住所/東京都中央区銀座6-14-10 コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル 1F

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『Precious.jp』掲載のカフェ&レストラン


【1】カフェ コヴァ ミラノ GINZA SIX

1817年、ナポレオン軍の兵士だったアントニオ・コヴァによって、ミラノ・スカラ座の隣に誕生した「Cova(コヴァ)」。以来、社交場として名士達が集い、オペラ作家・ヴェルディの代表作「椿姫」や「リゴレット」に描かれるなど、世界的な芸術家にも愛されてきた、歴史あるカフェです。

2019年9月、この老舗カフェが、「ギンザ シックス(GINZA SIX)」3階にオープン。ビロードのソファー、クリスタルのシャンデリア、そしてアイコニックなマホガニーのカウンター…。重厚な調度品が店内を彩り、「イタリアの伝統そのもの」をはらんでいるかのような、本場同様の独特な雰囲気をつくり出しています。

料理の監修は、ミラノ本店のエグゼクティブ・シェフ。定番エスプレッソやリゾットランチなど、ミラノと同じメニューを、ここ東京でも楽しむことができます。ティータイムは、コヴァのアイコン「サーケル(チョコレートケーキ)」や「ミモザケーキ」などのケーキ類を味わえる、アフタヌーンティーが人気。また、イタリアンスウィーツの代表格「ティラミス」も、是非味わっておきたいところです。

ちなみにお土産には、ヘミングウェイの「武器よさらば」に登場したチョコレートや、門外不出のレシピでつくられる、ホリデーシーズンを象徴する商品「パネットーネ」などがおすすめです。

問い合わせ先

  • カフェ コヴァ ミラノ GINZA SIX
  • 営業時間/10:30~20:30
    TEL/03-3289-3755
    住所/東京都中央区銀座6丁目10-1 3F

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【2】K.MINAMOTO

続いて、GINZA SIX向かいに誕生した新感覚のカフェレストラン「K.MINAMOTO」をご紹介。手掛けるのは、和菓子ブランド「宗家 源 吉兆庵」で、移転オープンした新本社ビル「THE HOUSE」の2階から5階がレストランになっています。2~3階が通常利用できるオープンフロアで、一面の窓から銀座中央通りを一望。正面には向かいのGINZA SIXを見据えます。

また、4~5階には個室が用意されており、要予約で利用可能です。いずれも木目を基調に和紙アートワークなどを取り入れた落ち着きのある内装で、和菓子店らしい品格を感じさせます。

レストランのコンセプトは、「ギンザ ハレフルーツ」。果実を日常的に食べる人が少なくなった現代、ささやかなハレの日の楽しみとして、銀座で果物を食べる贅沢を堪能してみては?…そんな思いをもとに、すべてのメニューに果実が使用されているのが特徴です。

たとえば「秋の果実のプリンアラモード」。色とりどりのフルーツをまとったプリンは、そのルックスも華やか。ちょっとおしゃれして出掛けたい銀座の1日に、一際の華を添えてくれます。

また、旬のフルーツをふんだんに使用した「秋の果実のミルフィーユ」。果実とクリーム、そしてさっくり軽いパイ…すべてが一体となって織り成す、彩り、味わい、食感のハーモニーが、幸福感を運んでくれる一品です。

面白いのが、フードメニューにまでフルーツが使われているところ。たとえば「秋の果実を乗せたTHE HOUSEカレー(果実のスープ付)」など。果実より果実らしさを目指したこだわりの一皿を、是非一度味わってみて。

問い合わせ先

  • K.MINAMOTO
  • TEL/03-6385-8121
    住所/東京都中央区銀座6丁目9-8 宗家 源 吉兆庵 新本社ビル「THE HOUSE」2階~5階

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【3】GESHARY COFFEE(ゲシャリーコーヒー) 日比谷店

2019年末、日比谷にオープンした「GESHARY COFFEE(ゲシャリーコーヒー)」。スペシャルティコーヒーの中でも最高品種とされる「ゲイシャ」に特化した、世界初の専門店です。

「スペシャルティコーヒー」とは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCIJ)の設ける厳しい基準をクリアしたコーヒーのことで、世界の生産量のわずか5%程しか存在しないそう。その中でも「ゲイシャ」は、オークション落札金額を次々塗り替えるなど、伝説的とも言える品種。「芸者」を連想しがちですが、エチオピアのゲシャ村で発見されたことが名前の由来です。

そんな最高峰のコーヒーを扱うお店ですが、カフェ自体はとても親しみやすい雰囲気。ガラス張りの開放的な造りで、コーヒー農園=楽園というイメージが、内装のコンセプトになっているそう。全部で4階あるフロアごとにデザインも変えられており、外から見ても、階層ごとにカラーが異なるのがわかります。地下鉄日比谷駅A4出口よりすぐという、立ち寄りやすい立地もポイント。その日の気分でフロアを使い分け、自分だけのお気に入りの場所を探してみては?

店のモットーは「Farm to Cup」。世界中の農園から最高品質の生豆を仕入れて、自社工房で焙煎。独自開発した全自動マシン「FURUMAI」で抽出し、いつ訪れてもブレのない、最高の1杯を提供してくれます。実際飲んでみると、まるでフレーバーティーような甘い香りに驚かされるはず。「コーヒー好きはもちろん、コーヒーが苦手な人でも楽しめる味を目指した」とのことなので、是非一度お試しを。

また、合わせていただきたいのが、入口すぐのショーケースに並ぶスイーツたち。「アップルパイ」や「チーズケーキ」、「ガトー・ショコラ」といった豊富なラインナップで、ゲイシャのおいしさをより引き立ててくれます。

問い合わせ先

  • GESHARY COFFEE 日比谷店
  • 営業時間/7:00~22:00
    定休日/不定休
    TEL/03-3571-4153
    住所/東京都千代田区有楽町1-6-3 有楽町東宝ビル

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※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2019年12月19日(木)時点での情報をもとに作成しています。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2020.1.8 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。