ハワイ在住の人気ヒーラー・MARIさんが「干支」から読み解く、2020年の運気
みなさま、明けましておめでとうございます。
いよいよ、2020年がスタートしましたね。日本ではオリンピック・パラリンピックも開催されますが、いったいどのような一年になるのか、みなさん気になるところですよね。
そこで、算命学、九星気学、四柱推命、易学、風水、数秘術、タロット…など、あらゆる占術法を学び、企業家や芸能人、スポーツ選手を顧客に抱える、ハワイ在住の人気ヒーラー・MARIさんに、2020年の運気を読み解いてもらいました。
干支から2020年の運気をリーディング
2019年は、干支では「庚子(かのえ・ね)」。「庚」と「子」は、それぞれ五行(木・火・土・金・水)の「金」と「水」の性質をもっています。
ちなみに、五行というのは古代中国で生まれた自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・土の5種類の元素からなるという説です。
木から火が生まれ、火から土が生まれ、土から金が生まれ、金から水が生まれ、水から木が生まれる…というように、「5種それぞれの元素が互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えかたが根底にあります。
庚の性質である「金」と、子の性質である「水」は、上のイラストを見ると隣り合う組み合わせであることがわかります。この隣り合う組み合わせを「相生(そうせい)」といい、相手を強める影響をもたらすいい関係性です。
このように干支の相性がいいのは2014年以来、6年ぶりなのです。
「庚」には「変化」、「改める」という意味があります。そして「子」は、種子が土の中で発芽したその瞬間、生命のスタートや繁栄を意味します。つまり「庚子」である今年は、「変化、スタート」がキーワードになるということ。
「庚」と「子」のもつ特性がそれぞれいい方向に向かえば、これまでの価値観を改め、新しいことを始めると上手くいくという、とても運気のよい一年になるでしょう。
「庚子」を違う角度からもとらえてみますね。「庚」は四季では秋、植物の成長が止まった状態を示します。つまり、まもなく冬を迎え、植物が枯れていくタイミング…。言い換えれば、種子を残す準備に入ったということ。つまり先述のとおり新しい形に「変化」することを意味します。
オリンピックの開催も影響して、経済や人々の価値観などが大きく変わっていくでしょう。これまで当たり前だったことが当たり前でなくなることもあるかもしれません。
これら起こっていく変化をいかに肯定できるかが、運気の良し悪しを大きく左右する年になるのではないでしょうか。変化を受け入れられないまま古いものにしがみついていては、波に乗ることができなくなります。
また「子」は四季では冬、冷たい水を意味します。変化の波に乗れない人は、水の冷たさが身に沁みる辛い年になるかもしれません。
個人であれ組織であれ、これまで培ってきた価値観に固執せず、新しい環境に順応し、新たに舵きりをできるか否かによって、格差が広がる一年になりそうですね…。
※明日1月2日は、九星気学と数秘術の観点から2020年を読み解きます。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与