新年を迎え、新たな自分でスタートを切りたい、イメージチェンジをしたい、そんなタイミングではないでしょうか。
今回は、2019年12月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。
それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からどうぞ!
2019年12月髪型人気ランキング、ベスト5を発表!
【第5位】面長でも「かき上げ前髪」ができる!ふんわり華やかな菱形ミディアム
「髪に長さが出てくるミディアムは、全体が重みで下がりやすく、トップ・サイドともにペタッとしがち。そうなると、とくに面長さんは顔型が強調されやすいんです」という、MINX銀座五丁目店の副店長・河野沙耶佳さん。
「解消するためには、頬の高さにボリュームと動きを出して、菱形シルエットに仕上げること。これができていれば、長めのかき上げ前髪でも、顔型がカバーできますよ」(河野さん)
また、フェイスラインを包み込むようにカットすることで、さらにカバー効果が生まれるそう。「菱形になるように入れたレイヤーのおかげで、顔周りにワンカール加えるだけでも華やかな印象に。顔周りの髪に動きがあると、顔型から視線をそらすこともできます」(河野さん)
【第4位】トップのボリューム不足を救う、丸みのある「ショートボブ」
ワンレングスのボブにすると重たい印象になりがち。そこに軽さを出すには、毛先の動きがポイント。Doubleのクリエイティブディレクター、東内隆之さんは「全体的に丸みを持たせながら、動くたびにスウィングするようにカットしておくと重たくなりません」とのこと。
トップはボリュームが欲しいけれど、はち周りは広がりやすい大人の髪悩みを解消するスタイル。
【第3位】老け見えしない!コテで巻くショートヘアの正解アレンジ
「髪を巻いていつもと違う雰囲気を楽しみたい!」と思っているけど、ショートヘアを無理に巻くと、変な位置でハネたり、全体のボリュームが出過ぎてしまったりと失敗しがちです。『どの位置の毛束をどのように巻くと今っぽくこなれた印象になるのか?』と思っている方も多いですよね。
今回この疑問に答えてくれるのは、RamieGINZA代表の加藤貴大さん。
「ポイントは縦巻きにしないことと表面を巻きすぎないこと。髪全体をコテでグリグリ巻くとカールがつきすぎてしまい、古臭く老けた印象になってしまいます。頭も大きく見えてしまうので絶対にNG。髪を巻くというよりはカールをつけるような気持ちで、できるだけさりげなく、自然なニュアンスを与えることが大切です」(加藤さん)
雰囲気を変えたい時だけでなく、頭頂部がペタっとしている、全体的にボリュームがない、という方にもおすすめの『ニュアンスカールヘア』。
【第2位】面長さんがふんわり美人見えする「レイヤーショート」
MINX銀座五丁目店の代表・花渕慶太さんによると、面長さんがショートスタイルにするときのポイントは2つ。ひとつは「カットで自然な丸みをつくること」、もうひとつは「前髪をつくること」です。
「直線的なヘアスタイルは、面長をさらに長く見せてしまうことに。ミドルラインにグラデーションカットで丸みをつければ、顔型にも丸い印象を与えることができます。パーマよりは、カットによる自然な丸みを作る程度が今っぽいです」(花渕さん)
また、前髪をつくると、顔が見える範囲が狭まり、縦長な印象を緩和できるのだそう。
「ただ前髪をつくるのではなく、小さめの隙間をつくって透け感のある前髪にすることで、隠してます感なく顔型をカバーできます。シースルーバングはトレンドのひとつなので、おしゃれ度も高くなりますよ」(花渕さん)
【第1位】前髪を厚くする「Wバング」で、ボリューム不足を解消!
トップのボリューム不足は、頭頂部の根元を立ち上げてふんわり感を作るだけでなく、前髪でもボリュームアップ効果が狙えます。
六本木美容室 白金店のスタイリスト、庄司愛理さんは「トップにボリュームが欲しい方の場合、正面から見たとき生え際から地肌が透けて見えるケースも。前髪を厚くするWバングにすると地肌が見えなくなるので、トップのボリューム不足もカバーできます」とのこと。
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いかがでしたでしょうか?年齢を重ねるほどに気になるトップのボリューム不足、顔が縦に長く見える面長、老け見えしがちなショートヘアアレンジ・・・。そんな40代女性ならではのお悩みを解消した髪型がランクイン。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部