バターの風味とザラメ糖の甘味がおいしく混ざり合うリーフパイや、イチゴジャムの赤が美しいヴィクトリアなど、子どもの頃にクッキー缶を開けたときのときめきを思い出させてくれる「銀座ウエスト」の洋菓子。

人工の香料や色素を使わず、素材の持ち味を生かすために職人による成形がされるなど、洋菓子づくりへのこだわりを感じられます。

【関連記事:始まりはレストラン!リーフパイを生み出した「銀座ウエスト」が洋菓子業を始めたきっかけは「東京都の贅沢禁止令」だった! 】

私たちに変わらないおいしさを提供し続けるスタンダード商品に加え、新たに生まれた商品やバレンタイン限定商品も気になるところ。広報担当の中島さんに聞いた、銀座ウエストの2020年オススメ洋菓子をご紹介します。

新定番から限定品まで、銀座ウエストの「2020年オススメ商品」3選

■1:待望の新商品として2019年に誕生した「ソフトタルト」

スイーツ_1,手土産_1,東京_1,銀座_1,ショップ_1
「ソフトタルト」5個入り¥1,300、10個入り¥2,400

銀座ウエスト待望の新商品として2019年に登場したのが「ソフトタルト」。販売当初はバラ売りされていたものの、あまりの人気のため箱入りも登場したそう。

フィナンシェとタルト生地を合わせた半生菓子で、バターとアーモンドの香りを楽しめます。余計なものを一切使用していないため、素材の風味が際立つのです。

電子レンジ(600w)で約20秒温めた後、オーブントースターで約40秒加熱したら、「ホットソフトタルト」としても楽しめます。

■2:和の要素が加わった令和生まれの「ORIGAMI BOX」

スイーツ_2,手土産_2,東京_2,銀座_2,ショップ_2
左「ORIGAMI BOX」ほうじ茶24枚入り¥1,300、右「ORIGAMI BOX」抹茶24枚入り¥1,300

定番商品、ひと口サイズのクッキー「プチサブレスト」に和の要素を加えた2019年の新商品。神宮司庁御用達銘茶「芳翠園」の抹茶とほうじ茶の粉末をそれぞれ生地に練り込んで焼いたものです。

そして、お菓子と同じくらい注目すべきは包装箱。明治以降から伝わる京都の手染め友禅を使っており、その華やかさに目を奪われます。

海外への手土産や特別な人へのプレゼントとしてオススメなのはもちろん、自分用にも欲しくなってしまいます。「食べ終わったら箱に何を入れようかな?」と考えながら味わうひとときも乙なもの。

■3:定番商品にチョコレートをかけた「ショコラリーフ」

スイーツ_3,手土産_3,東京_3,銀座_3,ショップ_3,バレンタイン_1
「ショコラリーフ」12本入¥1,000

銀座ウエストのバレンタイン定番商品が今年も登場!

ミニサイズのリーフパイ「リトルリーフ」にチョコレートをかけた「ショコラリーフ」。そのまま食べてもおいしいドライケーキ(焼き菓子の総称)がよりリッチな味わいに。かわいらしいスイートピー柄の缶もポイントです。

■4:ラングドシャ生地×チョコレートは間違いない「ショコラフィンガー」

スイーツ_4,手土産_4,東京_4,銀座_4,ショップ_4,バレンタイン_2
「ショコラフィンガー」12本入り¥1,000

こちらもバレンタイン限定の「ショコラフィンガー」です。口当たりの軽いラングドシャ生地にチョコレートをかけたもの。ショコラリーフ同様、スイートピー柄の缶は手土産にも喜ばれそうですね。

■5:イチゴジャム部分がハート型になった「ハートヴィクトリア」

スイーツ_5,手土産_5,東京_5,銀座_5,ショップ_5,バレンタイン_3,いちご_1
ハートヴィクトリア1個とパルミエ1個がセットになった「ダブルハート」¥410

ドライケーキの売上ランキング2位を誇る「ヴィクトリア」もバレンタイン仕様の「ハートヴィクトリア」として登場! 真っ赤なイチゴジャムをハート型にのせた、上品かつかわいらしい商品です。

ハートヴィクトリア8個入り(¥1,700)に加え、コーヒーパウダーを織り込んで焼いたハート型のパイ「パルミエ」との2個セット「ダブルハート」(¥410)もあり。ちょっとしたお礼の一品としても役立ちそうです。


定番商品として加わったものからこの時期しか食べられない商品まで、ウエストの「今」を感じられる洋菓子をぜひとも味わいたいところ。ギフトだけでなく自分用にも購入し、ティータイムをちょっと特別なものにしてみませんか。

※価格はすべて税抜です。

問い合わせ先

この記事の執筆者
フリーランスのライター。企業の採用サイトやパンフレット、女性向けの転職サイト、親向けの性教育サイトなどで取材記事を執筆。好きなもの:中村一義、津村記久子、小川洋子、マンガ、古いもの、靴下など
Twitter へのリンク
WRITING :
畑菜穂子