飲食店情報サイト「ぐるなび」から、2020年のトレンドメニューが発表されました! それがこちら。

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2020年のトレンドメニューはプルドポーク!

こちらはアメリカの伝統料理のひとつ「プルドポーク」。炭火を使い、豚肉の肩の部分の塊肉を、時間をかけてゆっくりと加熱し、肉の食感や旨みを残しながら、ほぐせるほど柔らかく仕上げたバーベキュー料理です。

豚肉は疲労回復が期待できるビタミンB1が豊富に含まれており、また脂を落とした調理法なので、ヘルシー志向の人にも人気なのだとか。

近年のキャンプブームでバーベキュー料理が注目される中、今回この春注目のメニューとしてなぜプルドポークが選ばれたのでしょうか? その魅力をご紹介します。

2020年のトレンドメニュー「プルドポーク」の人気の理由に迫る

■1:知る人ぞ知るプルドポークを食べてみたい人は81.2%!

そもそも今回「プルドポーク」という食べ物を初めて知った、という人もいるはず。実際、どのくらいの人がプルドポークについて知っているのでしょうか。

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プルドポークを知っている人は全体の13.5%

ぐるなび会員の20〜60代男女1,145人に対して実施したアンケート調査では、プルドポークを知っている、と答えた人は13.5%にとどまりました。 

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プルドポークを使ったメニューを食べてみたい人は81.2%

しかし、そんな知る人ぞ知るプルドポークですが、「飲食店にプルドポークを使ったメニューが載っていたら食べてみたいか」という問いに、なんと81.2%の人が「食べてみたい」と答えたそうです。

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プルドポークを取り扱っている飲食店の推移

実際に、本格的なプルドポークを取り扱うお店など、プルドポークが食べられるお店は、ここ2年で2.7倍にも増えています。

ぐるなび調べによれば、「プルドポークを使ったハンバーガーを食べてみたい」「プルドポークと一緒に生ビールを飲みたい」といった声も多いそうです。

今後さらにプルドポークへの注目の高まりが予想されることも、トレンド決定のひとつの要因なのだそうですよ。

■2:家庭でも再現できることも人気の理由

低温でじっくりと燻すようにつくられるプルドポーク。本場のレシピでは、できあがるまでに丸一日以上かかることもあるそうです。

しかしつくり方によっては、意外と短時間で、プルドポークのほろほろとした柔らかさが再現できるのだそう。

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フォークでほぐれる柔らかさ!

そのコツは「コーラで煮込む」こと。本来は豚肉に火を通すのに半日近く必要ですが、料理研究家の中村奈津子さんによれば、コーラと一緒に煮込むことで、3時間程度でほろほろ食感が再現できるそうですよ。圧力鍋を使えば、調理時間はたったの30分!

プルドポークは手頃な価格の豚肉を使用しているため、「食べてみたい」だけではなく「つくってみたい」と思わせてくれるのも魅力のひとつなのかもしれません。

■3:外食でも家庭でも!アレンジ自在なプルドポーク料理

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プルドポークでつくるシーザーサラダ

柔らかなプルドポークは、味がシンプルなため、さまざまな味付けでのアレンジが可能。実際飲食店でも、プルドポークを使ったハンバーガーやサラダなどが提供されています。

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プルドポークを使ったボリューミーなサンドイッチ(料理研究家の中村奈津子さん考案)

トレンド選定理由のひとつとして、外食はもちろんですが、汎用性の高いプルドポークがもっと浸透することで、家庭料理への普及にも期待しているとのことです。

具だくさんでボリューミーなサンドイッチにすれば、インパクトも抜群なので、ホームパーティーや春の行楽などにもぴったりの料理になりますね。


2020年のトレンドメニューに選ばれたプルドポーク。フォークで触れるだけで崩れるほどのやわらかさを、ぜひご自身で体験し、味わってみてくださいね。

■調査概要

調査期間:2019年12月24日(火)〜2019年12月26日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜60代男女 ぐるなびアンケート会員 計1,145名

問い合わせ先

ぐるなび

この記事の執筆者
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