紳士から支持される横浜の老舗メンズショップ「信濃屋」とコラボレーションしたカシミヤ100%ピーコート。その違いは素材選びにあるだろう。素材として採用したのは、「信濃屋」ではコートなどに使用しているイタリアのガッティ社のカシミヤ100%の極上生地だ。

極上のカシミヤを採用した、ジェントルマンに相応しいピーコート

SHINANOYAのカシミヤ100%ピーコート

信濃屋『カシミヤ100%ピーコート』¥151,800(税込) 約1150g(Lサイズ)。表地はカシミヤ100 %。裏地はキュプラ100%。中綿はポリエステル100%。外側にオープンポケット×2。内側にオープンポケット×1、ボタン留めポケット×1。洗濯はドライクリーニング。日本製。

ガッティ社はウール織物の産地、イタリアのビエラにある老舗。やわらかくとろけるような肌触りと、美しい光沢を放つカシミヤが、欧州の水夫やミリタリーウエアに出自を持つピーコートに、洗練された雰囲気をもたらしてくれる。紳士が着るべきピーコートをと、「信濃屋」が特別に用意してくれたカシミヤだ。色は合わせやすいダークネイビーで、しなやかなカシミヤの毛並みと相まって、色に深みが感じられる。

また、本格的なデザインながら、タイトすぎない絶妙なシルエットも紳士から支持を受けた理由だろう。このシルエットならば、ニットや薄いジャケットの上から快適にはおることができる。縫製は「信濃屋」でコートなどを縫製している信頼あるファクトリーで、日本製らしい精緻な縫製が気品をもたらす。

キャプション左
ピーコートの裏地は高級スーツなどにも採用される上質なキュプラを採用した。色は英国調の渋さを感じるグリーンで、ピーコートに品格を与えている。
キャプション右
中綿に使われているのは、アウトドアアウターにも使われる、高機能中綿のシンサレート。断熱性に優れ、暖かい。中綿自体が薄いので、着心地も快適だ。
キャプション右
水夫用のアウターやミリタリーウエアにルーツを持つピーコートらしく、ボタンは錨マーク入り。伝統的なアイコンがピーコートに格式をもたらす。

前回の別注モデルとの違いは裏地だ。スーツにもよく使われるキュプラを使用しているのは昨年と同じだが、色が英国らしい深いグリーンに変更された。英国製のアウターの裏地によく使われる色だ。これに冬での着用を考えて「シンサレート」と呼ばれる断熱性に優れた中綿を入れているので、防寒衣料にも適している。

ピーコートではボタンに錨のマークが刻印されているものが多く、今回のコラボレーションモデルでも錨のボタンを採用した。「信濃屋」と一緒に、素材から、シルエット、ディテールに至るまで徹底して吟味することで、本誌でしか購入できない、大人顔のピーコートができ上がった。

大人の逸品で購入できます

大人の逸品

TEL:0120-588-303

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
PHOTO&MOVIE :
唐澤光也(RED POINT)
WRITING :
小暮昌弘