本物を持ちたい40代、50代の淑女とって、生活アイテム選びはなかなか難しいもの。見た目の美しさは大切だけれど、実用性も欠かせないポイントです。そんな大人の女性にこそ似合う傘を4点、ご紹介します。

■1:イギリス女王陛下もお気に入り!帽子も収まるドーム型「フルトンのビニール傘」

■名品DATA『バードゲージ』親骨の長さ:65㎝ ¥6,000(ムーンバット〈フルトン〉)

エリザベスⅡ世のロイヤルワラントを授かる、レイングッズブランドといえば「フルトン」。なかでも女王陛下のご愛用の品は『バードゲージ』と呼ばれる、鳥かごからインスピレーションを受けたモデルです。ドーム型のフォルムがなんともキュート。

そもそも女王陛下が透明傘を選ばれたのは、雨が多い英国での公式行事の際、せっかく集まってくれた人々にお顔を見せるため。トレードマークの嵩(かさ)のある帽子もすっぽり収まる深張りタイプの『バードゲージ』は、ファッショナブルな女王陛下のワードローブに合わせて、特注カラーが用意されています。既製品でも、英国王室の公式カラーのロイヤルブルーをはじめ、豊富な色(全7色)を展開。

■2:メイド・イン・ジャパンの職人魂がこもった「ホワイトローズのビニール傘」

■名品DATA『カテール16』親骨の長さ:65㎝ ¥6,400(ホワイトローズ)

続いても、高級ビニール傘。世界で初めて透明フィルムの傘を開発した、日本が誇るビニール傘のパイオニア、「ホワイトローズ」です。一般的な使い捨てタイプとは違い、張り替えまでも可能な高級ビニール傘ブランドとして知られています。

そのなかで、ひときわ人気を集めているのが『カテール16』。強度を高めるためにたどり着いた16本という骨の数。風にあおられる心配のない、逆支弁仕様。そして、親骨と受け骨に採用したグラスファイバー素材によって、軽さも実現しました。さらには、木製のハンドルと布地のトリミングを施した、ビニール傘とは思えない高級感ある仕上げ……。雨の日のおしゃれを格上げする、存在感抜群の逸品です。

全4色。親骨の長さ:58㎝ 各¥8,000(ホワイトローズ)

こちらは同じホワイトローズが、皇室関係者のためにつくったビニール傘『縁結』。表面がべとつかない3枚重ねのオリジナル生地を使用し、強度も万全。傘の縁とハンドル、房飾りの配色も上品です。

■3:二度と手放せなくなる美フォルム「フォックス・アンブレラの細巻き傘」

■名品DATA「細巻き傘」レザーから竹まで…ハンドルによって印象もさまざま! 親骨の長さ:51㎝ 左から¥36,000、¥31,000、¥30,000、¥31,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈フォックス・アンブレラ〉)

世界一美しいと称される、英国の老舗「フォックス・アンブレラ」の「細巻き傘」がこちら。直径8㎜のスチールチューブに、薄くてハリのある生地をゴムストラップで巻き込んで、完成するシンプルなつくり。紳士・淑女のステイタス小物として鍛え上げられた唯一無二のバランス感は、華奢なハンドルや長さのある石突き、豊富なカラーバリエーションを見ても一目瞭然です。今なお熟練の職人の手作業で一点一点ていねいにつくられ、アフターケアが万全なのも、うれしいポイントですね。

■4:ポップな折り畳み傘で憂鬱な雨の日もアクティブに「マリア フランチェスコの折りたたみ傘」

■名品DATA「折りたたみ傘」ポップながら飽きのこないシンプルな配色。各¥28,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈マリア フランチェスコ〉)

傘づくりの歴史は、実は上の「フォックス・アンブレラ」よりも古いという、イタリア発の「マリア フランチェスコ」。職人の手作業で一点一点つくり出される傘は、世界中に多くのファンをもっています。特にメイプルやチェスナットなど、一本の天然木材からつくり出されるシャフト(中心となる中棒)の存在感は、圧巻!

「Precious」がセレクトしたのは、流行のチェックやボーダー柄の生地が愛らしい、「ユナイテッドアローズ」別注の折りたたみ傘。バッグに忍ばせておけば、急な雨もきっと楽しみに変わるはず!

 

以上、傘の名品を4点ご紹介しました。傘があれば、雨の日も気分が浮き立つこと間違いなし! 道ゆく人からの注目が心地よいアクセントとなって、お出かけが楽しくなりますよね。

Precious7月号「雨の日を幸せにする贅沢を少し…」
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【内容紹介】傘やレインブーツにコート、防水ウォッチや雨に強いトートバッグまで、雨の日の憂鬱を吹き飛ばすセンスある名品をご紹介。まるで名作映画に出てくるような名品で街を歩けば、雨の日だけの不思議な扉が開くかも――。そんなワクワクも携えて、さぁ、外へ出かけましょう!
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※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
※この情報はPrecious2017年7月号(6月7日発売)を再構成したものです。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious7月号』小学館、2017年
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
小池紀行(パイルドライバー)
STYLIST :
小倉真希
EDIT&WRITING :
兼信実加子、喜多容子(Precious)