ブラウンのコートやブラウンのジャケットを着こなした冬コーデを、雑誌『Precious』から集めました。お手持ちのブラウンコートをより活用するヒントを見つけてみてください。
【目次】
ブラウンコートを使った冬コーデ
【1】ブラウンファーコート×カーキパンツ
![コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ストール(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、靴(ビルケンシュトック・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/720mw/img_6b936865eb8019670674acf93266d4f7176650.jpg)
クルクルした巻き毛のように見えるコートの生地は、質感の違う複数のモヘア糸を二重織りにし、複雑な工程を施して仕上げたエコファー。ドロップショルダーの丸みのあるシルエットに、カーゴパンツで辛口のカジュアルに。
【2】ブラウンコート×グレーニット×グレーパンツ
![コート・パンツ(ブラミンク)、ベルト(アマン〈アトリエ アンボワーズ〉)、ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/720mw/img_61158eb86cd287816b3c62593ad886e0111788.jpg)
無地のオーバーサイズの布帛コートには、テイストに主張のあるベルトの投入も効果的。やわらかなウールコートが、太ベルトで辛口なモード感をまとって。
【3】ブラウンムートンコート×グレーニット×キャメルスカート
![コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ブランカ〉)、スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ニット(スローン)、グローブ(Theory)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈サルトル〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/720mw/img_d94d407527cd1b9b944514a71183ca8e199857.jpg)
ブラウンやグレーなどのニュアンスカラーは、素材を重ねることができる冬のほうが、ぐっとリッチに、おしゃれに見えるもの。冷たい風が吹く日は、ムートンコートを迷わず選んで、温もりあふれるコーディネートに。キャメルのバッグやコニャック色のブーツで、小物までブラウントーンでそろえることで、品格漂うスタイルができ上がります。
ふんわりとしたムートン、起毛間のあるウール、しなやかなカシミヤと重ねることで、リッチに。
【4】ブラウンコート×ブラウンカーディガン×レオパード柄シャツ×ブラウンパンツ
![コート(プルミエ アロンディスモン)カーディガン(スリードッツ青山店〈スリードッツ〉)、ブラウス(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、ベルト(wb)、パンツ(アマン〈アンスクリア〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/720mw/img_aaee9a8c5a077c8302bdd31bcd2cd3b7131631.jpg)
レオパード柄を洋服で取り入れるなら、合わせるアイテムはチョコブラウンで統一するのが上品さのための鉄則。カーディガンのVネックからのぞくレオパードが唐突に見えないように、ニットのそで口からもちらりと見せて。視線を程よく散らすことで、軽やかな遊び心が光る着こなしに。
【5】ブラウンピーコート×黒ニット×黒スカート
![コート・ニット・スカート(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、タイツ(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/720mw/img_8f922055b2e6edf682d479eedd27e438121261.jpg)
コクのあるビターチョコ色のピーコートを主役にしたワントーンの着こなし。シンプルアイテムで仕上げたベーシックな装いが、たちまち穏やかな気品が香る旬のテイストに!
ただしこれだけでは、遊び心不足で地味に見えそう…。凛としたビターチョコ色と好相性なクール系ニュアンスブルーのハンドバッグを投入。遠目にも印象的なチャームポイントに。
【6】ブラウンチェスターコート×ネイビージャケット×チェック柄パンツ
![コート (ADORE)、ジャケット(エリオポール代官山〈ラスパイユ〉)、ニット(トラデュイール)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、グローブ(アルタクラッセカプリガンティ 六本木ヒルズ店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/d/720mw/img_1d48d5d38d8694b52af68d29706cbb26197288.jpg)
仕事シーンのきちんとスタイルを更新するなら、メンズでおなじみの洗練配色に注目。チョコブラウンのチェスターコートとダークネイビーのテーラードジャケット、辛口端正なアイテムを穏やかに調和させているのが、ふたつの色を含むチェック柄パンツ。正統派スタイルを意識した流行の取り入れ方が、知的なおしゃれ意識を感じさせて。
【7】ブラウンコート×キャメルニット×黒パンツ
![パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/a/720mw/img_dab113e9ac709f182b22689f8e65b97d204893.jpg)
流行のフワモコアウターをすっきり着こなすには、「ボトムは細身」が大原則。足元とバッグに白を効かせ、スポーツ気分を満喫。マックスマーラのテディベアコートは、やや厚手のウールストレッチ素材。前はセンターシーム、後ろはセンタープレスが施され、細身シルエットをさらにシャープに見せてくれる、名品です。
【8】ブラウンムートンコート×ブルーニット×チェック柄パンツ
![ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・手袋(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/4/720mw/img_24b117305f48b8c8a61f59e260dad9c7225047.jpg)
旬のブラウンとも品よくマッチする、くすみブルーニットに、ブラウンのアウターやチェックのパンツを合わせたスタイリング。かすれたような色調がシックなムートンコートは、アビエイター風のヴィンテージライクな佇まいがクール。トラッドなチェック柄パンツでテイストをそろえて、着こなしの完成度を高めて。
【9】ブラウンコート×ブラウンニット×ブラウンパンツ
![コート・ニット(ブラミンク)、ebureのパンツ・メゾン ボネットのベルト(ebure)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/720mw/img_1b2a664c37617cfe6749a3cb8d54b952187751.jpg)
すべてを濃厚なチョコレート色に統一しつつも、パンツには赤みのあるブラウン、バッグはナチュラルと、同じブラウン系で色をずらしていることに注目。ダークなアウターには、インナーを白にして抜け感を出したいところですが、コートと同色でなじませると、こんなにも大人っぽく決まることを発見!
【10】ブラウンカシミヤコート×白カットソー×ベージュパンツ
![コート・グローブ(キートン 銀座店)、カットソー(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、パンツ(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈デザイン バイ ソニア〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/f/720mw/img_9fe6d08864761d853a8e9009de201f56108735.jpg)
巻き物風のこなれ感をもつカシミヤコートで、一目おかれるたたずまいに。
ブラウンのジャケットを使った冬コーデ
【1】ブラウンノーカラージャケット×黒ニット×ブラウンパンツ
![ジャケット・パンツ(キートン)、ジョン スメドレーのニット・ジョンストンズのストール(リーミルズ エージェンシー)、ピアス(ホアキン・ベラオ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/720mw/img_1546f36ba4704b0093d914c0a45c4c17356266.jpg)
仕立てのよいチョコブラウンのノーカラージャケットと足首がちらりとのぞく細身パンツは、旬のベーシックアイテム。洋服はシックな色で統一しつつ、レオパード柄のカーフヘアバッグで外し、スーツを着なれた大人の余裕を感じさせて。さらに、バッグの色使いとリンクしたストールやパンプスで、奥行きのある着こなしを意識。
【2】ブラウンレザージャケット×グレーカットソー×グレーパンツ
![ジャケット・トップス・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス・リング(ブルガリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/720mw/img_82e26ce9bb54aec68d352dffd511a2a7244179.jpg)
品格と信頼感、そして親しみやすい女らしさ。洗練されたコミュニケーション力を感じさせたいオフィシャルな華やぎシーンでは、チョコブラウンを主役にしたシック・ラグジュアリーな着こなしが正解!
グレーのカットソーがブラウンレースのモチーフを浮き上がらせるノースリーブトップスに、品よく艶めくチョコブラウンのレザージャケットをレイヤード。落ち着いた配色ゆえに上質な素材感と、繊細な陰影が際立って…。装飾に甘えない研ぎ澄まされたエレガンスを感じさせる着こなしに。
【3】ブラウンライダースジャケット×白カットソー×ネイビーパンツ
![バッグ『ショッピング・テディ』:スエードのジャケット・カットソー・デニム・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/720mw/img_d1ce4a8828e1b11fa942b0d736164d40106729.jpg)
レザーのライダースに細身のパンツと太めヒールのブーツを合わせた、ハンサムなコーディネート。リネン地にコーティングを施した軽やかな質感が、カジュアルに上質なこなれ感を運んでくれるトートバッグを合わせて。
【4】ブラウンジャケット×ブラウンシャツ×ブラウンスカート
![ベルト付きジャケット・ブラウス・スカート(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・リング(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉) 撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) BY:『Precious1月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/720mw/img_abbb02d85ccc3aeeb36aaa407c344ceb218848.jpg)
こっくりと濃厚なブラウンが、豊かな雰囲気を演出。すべて同じ色を重ねることで、リッチなジャケットスタイルが完成します。やや長めのジャケットは、カシミヤシルクの上質な艶感とゆったりとしたフォルムが特徴で、パンツにもスカートにもフィットするデザイン。
ブラウンのアウターを使った冬コーデ
【1】ブラウンブルゾン×柄ブラウス×カーキスカート
![ブルゾン・カーディガン・ブラウス・スカート・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、イヤリング(三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、リング(エストネーション〈アリアナ ブザード ライフォル〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/2/720mw/img_423888cd764782d2d0d772fd5cb9ce85128588.jpg)
オリーブブラウンのブルゾンに、オリーブカーキのスカート、多彩なグリーンが彩るトップス…。ていねいに色を重ねるだけで、おしゃれ鮮度が高まって。
【2】ブラウンブルゾン×ボルドーブラウス×ボルドーパンツ
![ブルゾン・ブラウス(Vince 表参道店)、アンスクリアのパンツ・アトリエ アンボワーズのベルト(アマン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/6/720mw/img_3603ce6e35e4a62e3e274b045e4ea8d3124877.jpg)
妖艶なボルドーでつくる、スポーティなワントーンコーディネート。エコファーのフーデッドブルゾン×タックパンツ、とスポーツ気分満載なスタイリングです。濃厚な色とアクティブなテイストをつなぐのは、とろみブラウスやチェーンバッグなどのフェミニンアイテム。妖艶なミラノマダムに似合う、鮮度の高いカジュアルが完成します。