世界三大珍味のひとつで、高級食材としても広く知られているトリュフ。その魅力を味わい尽くすことができるトリュフ専門店「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ(Artisan de la Truffe Paris)」がパリ・BHVの本店、ドイツのハンブルグに続く3店舗目として、2017年7月14日(金)に日本初上陸しました。

手前がトリュフ
手前がトリュフ
黒と白木のコントラストでモダンでありながら明るさを感じる店内
黒と白木のコントラストでモダンでありながら明るさを感じる店内

椅子やトリュフをイメージしたテーブルのライトなど、本店とまったく同じものをフランスから運んでつくられた店内は、パリ本店の雰囲気を空間でも感じることができます。

お天気のいい日にはぜひ四季を感じられるテラス席を狙って
お天気のいい日にはぜひ四季を感じられるテラス席を狙って

アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリの黒トリュフとサマートリュフ、ブルゴーニュトリュフなどは、南フランスのプロヴァンスから取り寄せ。ここではオリーブ、ぶどう、アプリコットなどをオークの木と混植し、無農薬で育てることで、芳醇な香りの黒トリュフを生み出しています。白トリュフのみ、イタリアのアルバ産をチョイス。

メインシェフとして腕を振るうのは、フランスから帰国後、「マンダリン オリエンタル 東京」内のフランス料理レストラン「シグネチャー」を経て、本レストランのメインシェフに就任した佐藤茂樹さん。

「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ」メインシェフの佐藤茂樹さん。彼の姿をチェックしたくてカウンター席に陣取る人も多い予感
「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ」メインシェフの佐藤茂樹さん。彼の姿をチェックしたくてカウンター席に陣取る人も多い予感

肝心のお料理ですが、サラダからクロックムッシュ、スクランブルエッグ、リゾット、パスタ、そしてデザートまで、新鮮なトリュフを使ったメニューを堪能できるラインナップ。ワンプレート¥1,300から¥4,500のアラカルトのほか、コース料理も¥4,800のアミューズ・サラダ・メイン・デザート、¥6,000のアミューズ・スープ・オードヴル・本日の魚料理または肉料理・デザートのふたつ用意されています。

ソール マッシュルームとトリュフのファルス(¥3,000)は日本限定のメニュー
ソール マッシュルームとトリュフのファルス(¥3,000)は日本限定のメニュー
フランス産フレッシュトリュフをふんだんに使ったリゾット¥2,200
フランス産フレッシュトリュフをふんだんに使ったリゾット¥2,200

リーズナブルだからといっても、トリュフ専門店の名前に偽りなし。たっぷり使われたトリュフの香りだけでも、ワインが何杯も進んでしまいそう。そして、専門店ならではの意外なラインナップが、デザートとカクテル。

パティシエ厳選 プチデザートの盛り合わせ¥1,500
パティシエ厳選 プチデザートの盛り合わせ¥1,500

プチデザートを盛り合わせたプレートでは、メレンゲと生クリームをミックスしたパブロヴァ、酸味の強いヨーグルトのフロマージュ、エスプレッソに、店頭で販売もされているホワイトチョコレートとヘーゼルナッツに刻んだトリュフでつくられたたチョコレートが、セットになっています。

カクテルには「トリュフ マティーニ」や「トリュフ ムスー」などのメニューがあり、未知の味わいにチャレンジしてみるのも一興です。

さらにうれしいのは、テーブルに置かれているオリジナルの調味料。トリュフの香りを強く感じるオリジナルのサマートリュフ入り ゲランドの塩、トリュフ入りのエクストラバージンオリーブオイル、黒トリュフ風味のバルサミコがお好みでプラスできます。

パンにつけていただくだけでも香り高く、ついつい手が伸びてしまいます
パンにつけていただくだけでも香り高く、ついつい手が伸びてしまいます

支配人の小泉翔太さんによると、かしこまった感じではなく、会社の帰りにふらりと立ち寄る感じでカジュアルにトリュフを楽しんでもらいたいそうです。こちらの店舗にはカウンター席もあるので、大切な友達やパートナーとはもちろん、ひとりで仕事帰りのひとときを、パリのレストランにいるような気分で楽しむのも素敵ですよ。

問い合わせ先


※価格はすべて税抜です。

トリュフ関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
北本祐子
EDIT :
安念美和子