真夏の「白」は、目にも涼しい最強アイテム。ただ「白い服はどう着こなせばいいか難しい」という人も多いでしょう。でも大丈夫。全身に取り入れなくとも、どこかに1点加えるだけで劇的に着映え、すっきりとした着こなしに見せることができます。夏気分が盛り上がる「白名品」を8つ紹介していきます。
■1:贅沢なオールホワイトで大ぶりなのにエレガント!「パテック フィリップ」ラウンド時計
内側からまばゆい光を放つホワイトラッカーの文字盤と、それを取り巻くダイヤモンドの硬質なきらめきが相乗効果となって、このうえない気品を授けてくれる名作『カラトラバ』。そこに、アリゲーターの上品な白ストラップが加わることでシンプルながら、別格の美しさと知的な表情が際立ちます。
■2:白の気品とカジュアル感を楽しめる大人好みの上質カーフレザー 「ニナ リッチ」のトートバッグ
ブランドロゴを大胆に記さず、潔いまでにシンプルに徹したピュアホワイトのトートバッグ。使い勝手のいいA4サイズで、マチのない極薄&すっきりとしたフォルムだから、着こなしの印象まで軽快に、スマートに見せる優秀デザインです。上質なカーフレザーで、しっとりと手になじむところも魅力。
■3:肌を滑るなめらかな感触、きちんと見えるのに快適!「ロロ・ピアーナ」のシルクブラウス
ウォッシュ加工を施したマットなシルク地で仕立てたブラウスは、すそに向かってゆるやかなカーブを描くコクーンシルエット。ふっくらとしたフォルムは、動くたびにドレープが生まれ、着こなしに程よくモード感を添えて。気になる二の腕をさりげなくカバーするカッティングも秀逸です!
■4:モードな抜け感と気品が漂う白いロックスタッズに夢中!「ヴァレンティノ」のストラップ靴
美しく、官能的な足元を印象づける人気の『ロックスタッズ』のスリングバックに、オールホワイトが登場! 甲部分から足首まで覆うようにあしらわれたストラップは、ラッカーコーディングされたロックスタッズが配され、白の華奢なラインが際立つデザインに。
■5:艶やかなホワイトストーンが手元で涼しげ。「ポメラート」のボリュームリング
乳白色のカショロンの清潔感に、温かみのあるローズゴールドが調和して、センシュアルな表情を生み出すリング。多面的にカットされたホワイトストーンが、夏の日差しを受けてきらめき、なにげないしぐさまでも印象的に輝きます。
■6:小粋なスポーツマインドとリッチ感を併せもつ「ジミー チュウ」のホワイトスニーカー
2017年夏に初登場した、ベルクロ仕様のホワイトスニーカーは、上質なレザーを生かしたシンプルなデザインで、媚びない大人のかっこよさが漂う一足。甲のベルトにはゴールドボタンがあしらわれており、カジュアルな着こなしに、都会的なセンスを加味したいときに最適です。
■7:着こなしに軽妙なアクセントを添えるホワイトフレームが魅力、「サンローラン」のサングラス
顔周りに「少量の白」は、抜群の顔映え効果を発揮します。スクエアフォルムの白いサングラスは、一見、モードな迫力に満ちているけれど、ニュアンスのあるグレーのレンズなので、肌にのせると落ち着きもあり、大人っぽい印象に。眉まで隠れるビッグフェースは小顔効果も期待できそう!
■8:凝った素材コンビで魅せる大人かわいい白。「プラダ」のかごバッグ
白で彩った籐のボディに、コットンキャンバスのハンドルとストラップを配した小粋なデザイン。熟練の職人がていねいに手作業で編み上げた籐のバッグは、爽やかな気品にあふれ、夏のシンプルな着こなしに合わせても、カジュアルになりすぎないところがうれしい名品です。
以上、コーディネートに取り入れると劇的にすっきりとした着こなしに見える「白名品」8アイテムでした。白い小物を上手に使っている人は清潔感も抜群ですね!
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※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
※この情報はPrecious2017年7月号(6月7日発売)を再構成したものです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2017年
- PHOTO :
- 佐藤 彩
- STYLIST :
- 大西真理子
- EDIT&WRITING :
- 小林 綾、遠藤智子(Precious)