男性のファッションにおいて機能性は必然であり、その代表的なアイテムがワークウエアだ。とはいえ、ワークウエアそのものは不恰好なイメージが強く、お洒落とは無縁の存在であるが、フェンディにかかれば、野暮ったいワークウエアがファッションアイテムとして昇華するのだ。
野暮ったく見えないフェンディのワークジャケット
ワークウエアにはない軽やかさが魅力的!
張りのある薄手のコットンを使用したワークジャケットは、襟やポケットのフラップなどにゴートスエードを使用。少しオーバーサイズなシルエットやゆったりとしたラグランスリーブは可動領域が広く、ジャケットを着たままでも動きやすい。さらにエポーレットやフラップポケット、裾のドローコードなど随所にディテールを盛り込むことでワークテイストを表現しながらも、すっきりとした上品な佇まいはメゾンならではだ。
フロントのフラップポケットは取り外しが可能!
フラップ付きのポケットはジップで取り付けられて、容易に脱着が可能だ。荷物量に応じて変化させたり、ニュアンスとして楽しむのもよし。
インナーは極力シンプルにするのがコーディネートのポイント
ワークテイストなジャケットを品よく着こなすには、合わせるアイテムに極力シンプルなものを選び、男臭くしすぎないこと。ざっくりとしたオフホワイトのカシミアニットに薄手のコットンパンツを合わせれば春らしい軽さに加え、ジャケットのディテールを引き立てることが可能だ。小物にはスモールバッグやスニーカーなどを合わせてタウンユースに仕上げることにより軽快感のあるスタイルとなる。
以上、フェンディのワークジャケットを紹介した。春アウターの定番でもあるワークジャケットだからこそ、季節感を感じ上品かつ爽やかに着こなしたい。作業員的着こなしにならないように注意しよう。
※価格はすべて税抜きです。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊