「サイドスロープ」は、ニットを着たときに肌を伝わる「心地よさ」と、自然を尊重し人生を謳歌する人間の「本質」をモットーとしている日本のニットブランド。世界各地から優れた素材を見出し、職人の温もりある手仕事によって作られるニットには、どこか上品な佇まいを感じる。

上質なコットンを使用した「サイドスロープ」の定番「クルーネックニット」

上品でベーシックだから、毎日でも着たくなる!

サイドスロープのニット/ニット各¥19,000(フェニックスインターナショナル〈サイドスロープ〉)
ニット各¥19,000(フェニックスインターナショナル〈サイドスロープ〉)

エジプトの地名である「GIZA」から由来している世界三大高級綿のエジプトギザコットンを、100%使用した「サイドスロープ」の定番であるクルーネックニット。毛羽が出ない紡績方法でシルクのように柔らかく滑らかな光沢と肌触りが、ベーシックなアイテムの中に上品さを感じさせる。糸に撚糸調整で縮まない加工を施しているため、家庭の洗濯機でも洗えるから、日々のワードローブにも取り入れやすい。

シンプルに見えて、実は細かなアレンジが加えられている

サイドスロープのニット/袖と裾には同じくブランドの特徴である振り柄を施している。
袖と裾には同じくブランドの特徴である振り柄を施している。

素材の上質さはやはり着てみないと伝わりにくく、見た目にはシンプルになりがち。そこで、アクセントになるのが、袖と裾に施された振り編みによるジグザグ状の振り柄だ。ちょっとした手間を加えることで、ベーシックなアイテムが表情豊かになる。

ブランドの想いが込められたロゴマーク

ブランド名である「SIDE SLOPE」の「S」を使ったオリジナルのハートのロゴマーク。
ブランド名である「SIDE SLOPE」の「S」を使ったオリジナルのハートのロゴマーク。

ひとつのニットが形となるまでに関わった数多くの作り手の想いを受け継ぎ、伝えていく。そんな信念を持っているから、あえてブランドネームはつけない。だからこそ、袖を通したときに肌に伝わる心地よさをより強く感じられるのだ。

Tシャツ代わりにもなるクルーネックニット。ベーシックでありふれているがゆえに、さほど気にかけないアイテムだ。しかし、目に見えない部分、例えば手に触れたときの感触や袖を通したときの着心地は、すべてが全くの別物なのである。だからこそ、「サイドスロープ」のような「上質なベーシック」を着るべきなのだ。

※価格はすべて税抜きです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
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