1924年に創業し、日本に初めて本格フランス菓子を提供したと言われる由緒正しい老舗洋菓子店「コロンバン」。創業者の門倉國輝氏は、スポンジケーキに生クリームを施していちごを飾った、いわば国民的ケーキとも言える「ショートケーキ」を生み出した人物です。

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そんなショートケーキをはじめモンブラン、サバランなどの定番の人気生菓子はもちろん、バラエティー豊かなクッキーやバウムクーヘンなど、手土産に最適な焼き菓子も充実しています。店舗限定品なども合わせると実に多くの商品数が販売されているんです。

全国の百貨店を中心に展開するコロンバンですが、オンラインショップも持っているため、焼き菓子の一部の商品はオンラインでも購入できます。ですが、中には特定の店舗で、特定の時期にしか買えない商品や、知られざるサービスも存在します。

今回はコロンバンの、通以外は知らないであろう、とっておきの商品とサービスについて、広報担当者さんにお伺いしました。

老舗洋菓子店「コロンバン」の知られざる特別な商品・サービス6選

■1:年に一度しかお目にかかれない!とれたてはちみつの小瓶「原宿はちみつヌーヴォー」

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「原宿はちみつヌーヴォー」

コロンバンでは、2010年5月から、自社ビルの屋上にて養蜂事業をスタートしています。原宿近隣地域の草花や樹木の花から、ミツバチたちが花粉や蜜を集めてつくった香り高い「原宿はちみつ」は、「原宿はちみつプリン」や「原宿バウム 欅」などのスイーツに使用しています。

ふだんははちみつそのものを販売することはありませんが、実は年に一度だけ、「原宿はちみつヌーヴォー」という商品として、販売しているんです。

「毎年、春に採れた原宿はちみつを年に一度だけWECKのガラス瓶に入れて『原宿はちみつヌーヴォー』として販売しています。『原宿はちみつ』は、さまざまなお花から集められた花蜜でできた百花蜜で、花の香りが口いっぱいに広がる華やかな味です。ご自身のご褒美に、ギフトにとご購入いただく方が多いです」(担当者)

今年は販売予定期間を5月7日(木)~6月8日(月)に設け、6月15日(月)からの出荷を予定しています。新型コロナウイルス感染症の影響で販売時期が例年より遅く、提供数も多くなっているのだそう。

「いつもは30個ほどの限定商品ですが、今年はお店が閉まっていることもあり、スイーツを手に取っていただくことが難しい状況なので、より多くの方に味わっていただくため、100個ほどお出しいたします。はちみつは免疫力も上がりますし、花の香りで気分も華やぎます。ぜひ、お手に取ってみてほしいです」(担当者)

販売及び注文受付はオンラインショップと専用フリーダイヤルからとなっています。限定品なので、気になる方はお早めに!

原宿はちみつヌーヴォーの注文はコチラ(5月7日~)

TEL:0120-94‐4568(フリーダイヤル、平日9:00~17:00) 

■2:母の日だけの特別なバタークリームケーキ「母の日バターデコレーション」

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「母の日バターデコレーション」

今年の母の日は、5月10日(日)。コロンバンでは、毎年母の日の時期にしか買えない特別なケーキが存在します。それが、「母の日バターデコレーション」。

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「まるで薔薇のブーケがデコレーションケーキになったようなデザインの、母の日だけの特別なバタークリームのケーキです。

当社のバタークリームは、レシピ、製法、仕上げにわたり昔から伝承されており、卵黄をシロップと一緒に攪拌したパータボンブに国産無塩バターを加えてつくっています。

ラム酒をほのかに効かせたリッチな味わいで、大変人気があります」(担当者)

コロンバンは、生クリームよりバタークリームのケーキが主流だったころに創業したお店。ショートケーキの登場で生クリームのケーキが主流になりましたが、コロンバンの伝統的なバタークリームのケーキは昔からの人気商品です。

母の日バターデコレーションは、母の日に合わせた限定販売ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で百貨店が休業しているため、販売が未定なのだそう。今後の販売状況は、公式サイトをご確認くださいね。

ただ、今年の販売が見送りになっても、例年母の日シーズンには登場する商品なので、気になる方はぜひ来年以降もチェックしてみてください。

■3:社員が育てた無農薬野菜を使ったフードメニュー

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「スモーク帆立と新玉ねぎのスパゲッティー」※昨年のメニュー

コロンバンでは、2011年1月より「お客様に提供する素材にこだわりを」という想いのもと、農薬を使用せず、野菜を栽培するアグリ事業を神奈川・海老名にある自社農場にて開始しています。

社員自ら野菜を育てており、収穫した野菜を使用したフードメニューを東京・新宿の京王百貨店内「サロン・ド・テ・コロンバン」にて提供しているんです。

「これから新宿京王サロンにて新玉ねぎを使ったお料理を紹介するフェアなどを行っていく予定です(※写真は昨年販売していたスモーク帆立と新玉ねぎのスパゲッティー)。

新型コロナウイルスの影響で現在は店舗が休業しているので、新メニューの販売がスタートするのは6月に入ってからになりそうですが、ぜひ手塩にかけて育てたおいしい野菜でつくった自慢のメニューを召し上がってほしいです」(担当者)

■4:フルーツたっぷりの隠れた人気メニュー「原宿はちみつフルーツサンド」

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「原宿はちみつフルーツサンド」

原宿はちみつをパンにたっぷりしみこませた「原宿はちみつフルーツサンド」は、コロンバン原宿本店にて隠れた人気を誇っていたメニューだそう。

「原宿本店サロンの一時閉店により一旦はなくなりましたが、新宿京王サロンにて販売を再開する予定です。ふわふわのパンにしみこませた百花蜜と、乳脂肪45%のリッチな生クリームの組み合わせがもたらす新しいフルーツサンドです。

フルーツはいちごとキウイ、バナナと黄桃が入っています。クラシックな洋菓子店ならではの、どこか懐かしい味が楽しめますよ。はちみつに存在感があって新鮮に感じられ、他のフルーツサンドにはない味わいになっていると思います。

見た目のかわいらしさもあいまって、多くの方から支持されているメニューです」(担当者)

現在、新宿京王サロンは休業していますが、営業が再開して原宿はちみつフルーツサンドが販売される日が楽しみですね。

■5:環境にも優しい取り組み「原宿はちみつプリンのWECK瓶お持ち帰りサービス」

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「原宿はちみつプリン」

自社でとれた原宿はちみつを使用した香り高く優しい味のプリン「原宿はちみつプリン」。お店でも食べられるこちらのプリンはWECKのガラス瓶に入っていますが、これは持ち帰りができるんです。

「コロンバンの養蜂事業はもともと環境貢献の一環でスタートしたため、原宿はちみつプリンの容器は、お客様にリユースしていただくことを前提にWECKの瓶を採用しています。サロン(喫茶)でイートインしていただいた場合も、瓶のお持ち帰りを推奨しています」(担当者)

おいしく食べて、かわいい瓶もおうちで再利用できる、2度おいしいプリンですね。

■6:クッキーに名前やロゴを入れて「オリジナルクッキー」がつくれる

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コロンバンの人気商品「フールセック」に、オリジナルプリントを入れられるサービス

会社の周年記念や新商品発表会、セミナーなどの各種イベントの手土産にぴったりな、オリジナルクッキーの作成を行っています。缶のフタやクッキーにロゴや名前を印刷し、オリジナルクッキーをつくることができるサービスです。

法人や団体での注文が多いそうですが、結婚式の引き出物、出産内祝い、各種個人記念パーティーなどのシーンで、個人でももちろん利用可能。

メールフォームか電話での受け付けで、完成イメージを確認してから約40日後の納品となるため多少時間はかかりますが、何かの記念、お祝いごとにはうってつけの商品です。

オリジナルクッキーに使用される「フールセック」は、2019年のコロンバン売れ筋ランキングでも2位に輝いたほど人気のお菓子。そのおいしさと品質は間違いありません。

【関連記事:老舗洋菓子店「コロンバン」のヒット商品ランキングを発表!宮内庁に納品しているクッキー「フールセック」は2位!では1位は?】

オリジナルクッキー用お問い合わせフォームはコチラ


以上、老舗洋菓子店コロンバンの知られざる商品やサービスについてご紹介しました。長い歴史を持つ老舗だからこそ、現状に甘んじず常に新しい挑戦を続け、新たな取り組みや商品で私たちを楽しませてくれているのですね。

ぜひ、今回紹介した限定品とサービスをチェックして、コロンバンのスイーツをもっと楽しんでいただければ幸いです。

問い合わせ先

コロンバン

コロンバン オンラインショップ

この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美