人にはなかなか聞けない、ムダ毛のこと。特にVIOのことは、家族や親しい友人同士でもなかなか話題に上りませんよね。そんな知られざる女性たちのVIOケア事情が垣間見られる、アンケート調査結果があります。
それは、パナソニックが2020年2月に実施した、18~34歳の女性500名に対するVIOのムダ毛ケアに関する実態・意識調査。
VIOのケア率や、Vゾーンのお手入れをしている理由、していない理由などが判明しました。特に、お手入れをする理由には、意外な内容も! 早速チェックしておきましょう。
VIOケア率はVゾーンで54.6%と半数超え!
VIOそれぞれのケア、どのくらいしていますか? まずはVIOの現在の状態を尋ねたところ、「毛が無い状態」「量や長さを整えている状態」と何らかケアをしている女性はVゾーンで54.6%、Iゾーンで43.8%、Oゾーンで35.7%という結果に。Vゾーンは特に約半数の人がお手入れをしているようです。
そんな中、理想の状態を尋ねると、大幅に割合がアップ! VIOいずれも80~90%がケアされている状態が理想だと回答しました。多くの女性は、何らかの理由でケアをしていないようですね。
Vゾーンのお手入れをしないのは「お手入れ方法がわからない」から
では、Vゾーンのお手入れをしたい気持ちがありながら、していないのはなぜでしょうか。Vゾーンの処理をしていないけれど、したいと思っている女性100名に尋ねたところ、次の結果となりました。
1位は「どうお手入れしてよいのかわからないから」で59%、2位は「普段見えない、隠せる部分だから」で24%となりました。つまり「やり方がわからない」のと「見えない場所だからまあいいか」という両方の思いがあることがわかります。確かにその気持ち、共感できますよね。
Vゾーンのケアのメリットは?「清潔」「快適」「自信が持てる」など
理想の状態は、ケアされている状態であるとするならば、Vゾーンケアのモチベーションを上げる必要がありそう。そもそもVゾーンを何らかの形で処理している女性300名は、どんなメリットを感じているのでしょうか?
Vゾーンのケアをしていて最もよかったと思うことを尋ねたところ、1位が「清潔な状態を保てる」で26.3%、2位が「月経の際に快適に過ごせる」で20.7%、3位が「下着や水着をきれいに身につけられる」が16.0%となりました。多くの女性は、Vゾーンのケアで、自分自身にとっての明確なメリットを感じていることが分かりました。
特に3位の「下着や水着をきれいに身につけられる」と5位の「自分に自信が持てる」は、"自信がつく"というところからくる、意外なメリットといえそうです。
海外では「自分のためのVIOケア」は当たり前!?
日本と比べて、海外ではVIOケアをするのは当たり前と考える人が多いとか。しかも「自分のためにする」のが共通認識であるようです。
パナソニックが実施した、日本、アメリカ、カナダ、フランス、韓国と5ヵ国の女性によるVIOケアに関する座談会では、こんな声が挙がっていました。
「私は服を着こなすためにケアしている面が大きいと思う。ショートパンツとか心配なく着こなせるよ」(AKINA/アメリカ)
「ビキニを着るときも何も気にならない!」(REIKO/カナダ)
「可愛い下着を着たときにVIOケアをしていたら自信がつくからしてるよ」(CHLOE/フランス)
「私の周りは、衛生面での理由が一番!ニオイとかも気にならなくなるし、生理や排卵期を快適に過ごせるの。『やってない友達がいたら、薦めたい!』ってみんな言ってるよ」(DOUYUN/韓国)
「美容院に行った日に気分がアガったり、友達に会いたいって思うのと一緒。見えない部分なんだけど、自信に繋がると思う」(REIKO/カナダ)
ファッションや見た目のため、衛生面のほか、自信につながる、自分のテンションにも関係するという声もあり、日本人からすれば意外なコメントですよね。
VIOケアの方法といえば、自己処理と医療脱毛・脱毛サロンといった選択肢が主流ですが、自己処理いhとつとっても、たくさんの方法があります。今、VIOのケアがやりたくても手薄になっているという人は、自分に最も合った安全な方法を見つけて、自分の自信や満足のためにやってみるのもいいかもしれませんね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子