暑い夏を快適かつ美しく過ごすには、「白い服」のもつ爽やかなパワーを借りるのが近道。「シワになりにくい」「下着が透けない」「ボディラインが目立たない」といった、「白を着る日」ならではのストレスも回避する白コーデをご紹介する1か月の18日目です。

【8月18日(金)ってどんな日?】

記念日…高校野球記念日、米の日
誕生花…クレオメ
1915年のこの日、全国高等学校野球選手権大会の前身となる、全国中等学校優勝野球大会が大阪の豊中球場で開幕。第10回からは甲子園球場が会場になり、1948年から全国高校野球選手権大会となった本大会は、いわゆる「甲子園」という日本全国の球児たち憧れの大会なのです。

季節を先取りした着こなしにも、さりげなく夏の余韻を感じさせて

バッグ¥35,000(エリオポール銀座〈フランシス バレンティーヌ 〉)、靴¥39,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)
バッグ¥35,000(エリオポール銀座〈フランシス バレンティーヌ 〉)、靴¥39,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)

雑誌の連載企画の撮影のため、早朝から準備開始

主人公は、海辺の自宅と都会の仕事場を行き来する女性。カジュアル・リッチな「白の1か月コーディネート」、今日は18日目です。

「秋のテーブルコーディネート」をテーマにした料理雑誌の撮影に合わせて、秋色をさりげなく投入。冷房のきいたスタジオに缶詰状態の一日は、カーディガン、ボトムともにロング丈を選んで、長時間過ごしても快適な着心地を優先します。ネイビー×テラコッタのこっくり配色に白も加わり、上品トリコロールの完成。ひと足早く季節を先取りした着こなしも、しなやかな白ボトムやかごバッグを合わせることで、夏の余韻が感じられるのです。

今日のメイン白アイテムは「とろみ素材のフルレングスボトム」です

とろみ素材のフルレングスボトム¥57,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)
とろみ素材のフルレングスボトム¥57,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)

緩やかな落ち感×フレアシルエットで、スカートにも劣らぬ気品が漂う。上質なツイル生地が長時間はいても美しさをキープしてくれます。

このアイテムを使った別日のコーディネートはこちら
8/12のコーデ

合わせたのは、極薄ロングカーディガン&透け素材のVネックプルオーバー

極薄ロングカーディガン¥31,000(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)
極薄ロングカーディガン¥31,000(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)

洗いをかけたビスコースジャージーは肌触りも秀逸。ひざも隠れるロング丈で、パンツと合わせてもエレガントな雰囲気がかないます。

透け素材のVネックプルオーバー¥66,000(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)
透け素材のVネックプルオーバー¥66,000(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)

リネンを思わせるシャリ感が心地よい極薄のコットン素材。こっくりとしたテラコッタカラーは、秋先まで活躍してくれること間違いなしです。

PROFILE

立野リカさんが演じる主人公女性
東京の広告代理店に勤めるも、以前から興味のあったフリーランスのフードコーディネーターに転職。L.A.留学で、オーガニック料理や最新のマクロビオティックの知識を深める。現在は地元の湘南に自宅兼スタジオを構え、レストランやカフェのレシピ考案や料理教室、ケータリング業など多岐にわたって活躍。夫と愛犬と暮らす湘南の自宅と、東京を行き来するデュアル・ライフスタイル。

※価格はすべて税抜です。

PHOTO :
熊澤 透(人物)、佐藤 彩(静物)
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
重見幸江(gem)
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
COOPERATION :
アウディ、UTUWA、AWABEES、PROPS NOW
EDIT&WRITING :
廣田沙羅・竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)
RECONSTRUCT :
難波寛彦