40代の髪悩みに応えてくれる6つのヘアサロン、「sui」、「MINX」、「DIFINO」、「KAYAK by HONEY」、「AMATA」、「pinceau」から、8名のトップスタイリストにプライベートで愛用しているシャンプーとトリートメントをアンケート取材。
8名の髪悩みを大きく分けると「多毛・剛毛」、「軟毛・ダメージ・うねり」、「細毛・ボリューム不足」の3つ。
それぞれの髪悩みを解消するシャンプーとトリートメント、そして美髪効果を上げる使い方を教わりました。
トップスタイリストたちの人気NO.1は、サロン専売ブランド『オージュア』
■お悩み1:量が多くてまとまりにくい髪には『オージュア イミュライズ』がおすすめ!
suiのトップスタイリスト中村育美さんとMINX 銀座店代表でトップデザイナーの小池 茜さんが愛用しているのは『オージュア イミュライズ シャンプー』。「髪の内部にしっかり芯ができるような仕上がりになって、髪がうるおいます」(中村さん)
トリートメントも『イミュライズ』を使用している中村さんは、「まとまりやすい髪に仕上げるには、トリートメント成分が薄まらないように余分な水分をしっかり切ってから塗り、10分くらい時間をおいています。時間をおくだけで全然違いますよ」(中村さん)
小池さんは髪のツヤ感を守るために週2回のスペシャルヘアケアを実践。「イミュライズシャンプーで軽めに髪を洗ったら、2回目はクリアフォームシャンプーで洗います。次にオーセナムフォーミングマスクを地肌から髪になじませた上にクエンチニュートリエントトリートメントを重ね塗りしています。そうすると髪がもっちりとしてしなやかな仕上がりになります」とのこと。
立ち上がりが欲しいなら、やはり毎日の頭皮ケアは必須
多毛でお悩みのもう1人のスタイリスト、DIFINO akasaka副店長の槌田美希さんは髪ではなく頭皮ケアに着目し、『オージュア フォルティス シャンプー』と『オージュア ディオーラム トリートメント』を愛用。「キレイな髪を保つには頭皮が大事!発売されたばかりの『フォルティス』は保湿力もあって根元からの立ち上がり力が違います」(槌田さん)
シャンプーの前に実践してほしいのが予洗いとか。「1分ほど頭皮から髪全体をしっかり濡らしておくとシャンプーの泡立ちがよくなります。いい泡が立つと髪へのダメージを和らげ、頭皮までしっかり洗えます」(槌田さん)
■お悩み2:軟毛・ダメージ毛を克服するのは原因別のスペシャルケアがマスト!
軟毛で悩んでいるのはKAYAK by HONEYのスタイリスト小室里奈さんと、AMATAのジェネラルマネージャー伸江さん。
「私はブリーチをしているのでダメージもあります。乾燥がひどいときはケラスターゼの『レジスタンス バン セラピュート』と『ディシプリン マスク オレオ リラックス』を使います。頭皮からしっかりうるおって、髪のうねりも抑えられます」(小室さん)
軟毛かつクセ毛でお悩みの伸江さんが欠かさないのは、週1回のヘアロス予防。「年齢とともに毛髪サイクルが乱れやすくなるので、抜け毛防止、細毛防止に『ORANIC WAY マイクロスティミレイティング ヘアバス』でシャンプーします。また、紫外線を浴びた日は抗酸化作用が高く、修復作用もあって、髪と身体の両方が洗える『アフターサンヘア&ボディバス』を使っています」(伸江さん)
膨らみを抑えたい。でも重くなりたくない髪の解決法は…
髪が膨らんでしまうダメージ毛なのが、MINX 銀座五丁目の副店長、河野沙耶佳さん。「まとまりのある髪にしたいけれど重たくなりたくない…そんな仕上がりになるのが『イーラルプルミエ』です。根元からサラサラになり、毛質が柔らかくなります。頭皮のエイジングケアで愛用しているのが『オージュア フィルティスルミナスショット』。頭皮の悪玉菌を抑制して活性酸素を取り除いてくれます」(河野さん)
■お悩み3:ペタッとしやすくボリューム不足の髪はハリ・コシ・ツヤを補うアイテムをセレクト
ボリュームが出にくい細毛なのがpinceau代表の山岸亜由美さんは、『ラ・カスタ プロフェッショナル』を愛用。「シャンプー前の予洗いをした後、ヘアエステソープで髪を絶対に擦り合わせないようにして頭皮をしっかり洗います。そのあとヘアエステマスクを髪の中間から毛先にかけてなじませ5~10分おいています。これでハリ・コシ・ツヤのある髪に仕上がりますよ」(山岸さん)
ペタッとしやすく乾燥しやすいのがDIFINO akasakaのトップスタイリスト富田里穂さん。「普段はオージュアのタイムサージを使っています。週に1~2回、頭皮の汚れをしっかり落とすために『オージュア クリアフォーム』で洗い、『オージュア オーセナムフォーミングマスク』と泡パックしています。トップがふんわりして、エイジング毛の予防ができるんですよ」(富田さん)
やはり髪のプロだけに、「どうすれば理想の髪に近づけるのか」を的確にジャッジ。とはいえ、自分自身の髪問題となると、何を選んでいいのか分からない…。
「ご自身の髪のことを分かっているようで分かっていない方も多いように思います。美容師にしっかり診断してもらい、合うものを相談してみるといいかもしれません。どんなにいいものでも、髪に合わなければ効果は期待できません」(小池さん)
ここでご紹介したアイテムはすべてサロン専売品なので、次にサロンへ行くときに相談してみては?
ご協力いただいたスタイリスト(登場順)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 中島 祐美