無理のないしなやかな着こなしが、印象美を引き寄せる冬のオールホワイト。力の抜けたシルエット、柔らかな素材感が織りなすスタイリングを紐解きます。

■1:ダイアン・バトゥキナは…シルエットで抑揚をもたせる、純粋なワンカラーコーディネート

ゴールドフレームのメガネとトープカラーのバッグを投入し、穏やかな引き締め効果をプラス。
ゴールドフレームのメガネとトープカラーのバッグを投入し、穏やかな引き締め効果をプラス。
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2025年12月上旬、パリの街中でスナップされたインフルエンサーのダイアン・バトゥキナ。ワンカラーの装いにトライするとき、色味に変化をつけるのが定番のテクニックですが、彼女は色味を揃え、引き算の美学を体現しました。色味を抑えた分、ミニマルで凛とした印象がきわ立ちます。

また、のっぺりするのを阻止するために、ガウンコートの共布ベルトを優しく結び、柔らかな起伏を出現させて。コートの裾から覗くワイドシルエットのパンツも、エフォートレスなムードに貢献。

■2:ミルヤ・クラインは…ぬくもり素材を丁寧に重ねて静かな存在感を放つ

ニット、ファー、デニムの質感ミックスが効いて、表情豊か。
ニット、ファー、デニムの質感ミックスが効いて、表情豊か。

2026年1月8日、インフルエンサーのミルヤ・クラインをミュンヘンでスナップ。ミルキーな白を前面にもってくることで、冬のオールホワイトにぬくもりを灯して。ファーコートを採用したオールホワイトは膨張して見えがちですが、毛足の短いタイプ、そしてノーカラーのコートならすっきり整います。またクルーネックのケーブルニットと白のハイゲージニットの巧みなレイヤード術を使い、静かな存在感を放って。

ボトムはワイドデニムパンツをセレクトし、気張らないムードへと誘導。黒よりもソフトな上品ビターブラウンの小物を投入し、優しい引き締めを実行しました。

■3:ナタリア・ヴェルザは…余白はそのままに、ストレートのパンツで縦のラインを強調

シルバーでリンクしたイヤリングとバッグのチェーンが白に溶け込み、澄んだ佇まいに。
シルバーでリンクしたイヤリングとバッグのチェーンが白に溶け込み、澄んだ佇まいに。
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2025年12月中旬、デジタルクリエイターのナタリア・ヴェルザをパリにてスナップ。クリーミーな白、ふわふわとした素材が愛らしい、エコファーコートを主役にした着こなしです。ショート丈×共布スカーフで重心を上に設定し、バランスアップ。ボトムには、程よい余白のあるストレートパンツをセレクトして、上品な印象とリラックス感を両立。その先にシャープなポインテッドトゥパンプスを繋げば、Iラインが強調されて美シルエットに着地します。


自然体な印象を叶える「冬の白」コーディネートをお届けしました。シルエットにゆとりを持たせ、リラックスしながらも優しい引き締めをプラス。そんなバランスが、大人ならではの余裕を引き出してくれます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香