手縫いを多用したやわらかな仕立てで、ファッション好きから支持されるナポリメイドのシャツ。その中でもアンナ マトッツォは別格の存在だ。しかしその人気ぶりは、単なる技術力や生地の高級さからくるのではない。そのシャツにそでを通した男が漂わせる、ラグジュアリーなオーラが男たちを魅了するのだ。

豊かな生活を想像させる「和光」別注の『カプリ』モデル!

アンナ マトッツォのシャツ

世界的に知られたナポリの女性シャツ職人、アンナ・マトッツォさんのシャツ。その魅力は、ボタンホールをはじめ随所に施された手縫いステッチから放たれる、温かな雰囲気だ。
『カプリ』モデルの襟型と、ストレートにカットされたすそを組み合わせた、タックアウト仕様のシャツ。生地は肌触りのよいコットンで、やや細めのストライプはフランスっぽさも感じさせる。こちらを着れば、たとえ都会であろうと気分は真夏のサントロペやアマルフィ! 気どらずリネンのパンツと合わせたい。¥89,000(和光〈アンナ マトッツォ〉)税抜

写真のシャツは、『カプリ』と呼ばれるこのブランドが得意とするオープンカラー。開放感のある襟羽根のロール感と、エレガントなストライプ生地は、その名のとおりヨーロッパの高級リゾートによく映える。

世界的に知られたナポリの女性シャツ職人、アンナ・マトッツォさんのシャツ。その魅力は、ボタンホールをはじめ随所に施された手縫いステッチから放たれる、温かな雰囲気だ。

このシャツにホワイトのリネンショーツやエスパドリーユを合わせ、アペリティーボのひとときに、次回のバカンスの計画を立てる……。一瞬でそんな豊かなライフスタイルが浮かんでくる。世の中に高級シャツは数多あれど、これほど「甘い生活」を夢みさせてくれる一枚は、ほかにない。

<出典>
MEN'S Precious2020春号「世界の腕利き職人がこの一冊に凝縮!クラフツマンシップの名品図鑑」
【内容紹介】世界のクラフツマンシップと心優しき名品たち/新しいスーツとジャケットの教科書/ル・コルビュジエとは何者だったのか?/ジョンロブの永世名品『ウィリアム』の未来/ジャイアント馬場はジェントルマン馬場だった!ほか
2020年4月6日発売 ¥1,230(税込)
この記事の執筆者
TEXT :
MEN'S Precious編集部 
BY :
MEN'S Precious2020年春号より
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
大西陽一(RESPECT)
WRITING :
山下英介
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