大人カジュアルの定番スタイル4選
■1:復権したフレンチアイビーの象徴、「モノトーンチェック」
シンプルなコントラストで 巧みに着こなす!
1980年代に流行ったフレンチアイビーが、再び注目されている。アイビーを基にしたミックス感覚の着こなしの提案である。このスタイルを代表するコーディネートのひとつが、モノトーン。千鳥格子のジャケットでタイドアップし、黒のパンツでシンプルなコントラストのコーディネートを楽しもう。
■2:プレッピーな感覚で着る「ネイビーブレザー」
テイストのミックス、時代のミックスをブレザーで表現
ドレススタイルの潮流は、アイビーやプレッピー、あるいはアングロアメリカンのように、国や時代を超えてアイテムをミックスする感覚に移っている。そんな時代において注目のジャケットは、ネイビーブレザー。ナポリ仕立てのしなやかなダブル6つボタンのブレザーに、オルタネートストライプのタブカラーシャツを合わせ、ブリティッシュのレジメンタイでタイドアップ。パンツはカジュアルなコットン素材で爽やかに。現代における、インターナショナルな着こなしを楽しみたい。
■3:リゾートにも映える爽やかな「リネン混」
力を抜いた大人のリラックス感が今の気分だ!
リゾートシーンを意識した、爽やかなジャケットの展開も今季は目立つ。そのひとつが、清涼感のあるリネンを使った軽快なジャケットである。こちらはリネンとウールをブレンドした生地で、肩パッドを排除した軽い仕立て。そんなジャケットには、オープンカラーのリネンシャツを合わせ、襟元のアクセントにスカーフを加えると、ナチュラルな品のよさが漂う。白パンとの対比も鮮やかだ。こんな涼やかなジャケットのコーディネートは、これからの時代を生きる、男のくつろいだスタイルとして欠かせない。
■4:1980年代をイメージさせる旬のボックスシルエット」
ただのトレンド回帰ではない優雅さを演出するアイテム
1980年代のメンズファッションを振り返れば、華やかな時代を謳歌する、ゆったりとしたラインのジャケットにドレープが際立つパンツが主流だった。そのスタイルがモダンに進化したのが、このところの潮流である。一枚仕立てによる絞りの少ないボックス型のジャケットに、コットン素材のボーダーTシャツを合わせ、パンツは流れるようなワイドシルエットがポイント。これこそ、優雅な大人のファッションの復権である。
※価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年春号より
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- PHOTO :
- 熊澤 透
- STYLIST :
- 村上忠正
- HAIR MAKE :
- MASAYUKI(the VOICE)
- MODEL :
- Cuba