アクションカメラの最大のベネフィットは、自分自身の体験をウエアラブルで撮影できること。従来のビデオカメラが、家族の晴れ舞台など、自分以外の体験を記録するためのものであっただけに、再生された個人のアクティブな動画はとても新鮮に感じる。
最近、この分野で急激にユーザーを増やしているムソンは、圧倒的なコスパと機能性を誇るアクションカメラやドライブレコーダーで有名な中国・深せんを拠点とする電子機器メーカーだ。4K撮影に対応し、ドラレコとしても使える4K/60fps撮影が可能な「MAX1」も約1万円というハイコスパを実現している。
4K対応で機能も充実、約1万円でアクティブの世界へ
低価格とはいえ基本性能は高い。自然な色再現を得意とするSONY製のイメージセンサーを搭載。リアルタイムシーン解析システムと6軸手ブレ補正機能の連携により、アクションカメラのウィークポイントであるブレも大幅に軽減する。2.5mmマイクジャック端子の採用で、外部マイクを使った録音も可能だ。
レンズは170度広角&魚眼タイプ。アルゴリズムによるレンズ補正により、広角な動画にありがちな映像の歪みも整える。さらに、タイムラプス撮影や、スロー/ファーストモーションビデオ、バースト写真などが撮れる多彩な撮影モードも内蔵。玩具感覚でさまざまな動画・静止画に挑んでみるのもおもしろい。
スポーツからトラベルやドライブまで
豊富なアクセサリーも「MAX1」の特徴。例えば付属の防水専用ケースを使うと、水深40mまでの防水撮影が可能で、サーフィンやシュノーケリングなど水中アクティビティ動画も思いのまま。また、Wi-Fi経由でスマホアプリを使った遠隔操作に加え、手元から録画の開始・停止ができる手首リモコンも標準装備。サイクリングやスキーにカメラを固定したまま撮影する際に便利だ。
バッテリーは1350mAhタイプが2本付属。別途micro USB接続の充電器が付いているので連続撮影も楽しめる。本体重量は持ち運びやすい約45g。エクストリームスポーツからトラベル、ドライブなどさまざまなアクティブで活躍する。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター