大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!

第51回目は、げっそりとこけてしまった頰とフェイスラインをふっくら見せるベースメイクテクニック。ピンクの下地と美容液効果のあるファンデーションを混ぜて使うことで、ふっくらとしたハリ感を取り戻せます。

頰のハリ感はピンクの下地で取り戻す!

【セルフメイク→長井メイク】

セルフメイクでは、頰下の影が目立っている。長井メイクでは、フェイスラインがなだらかでふっくら若々しい印象に。
セルフメイクでは、頰下の影が目立っている。長井メイクでは、フェイスラインがなだらかでふっくら若々しい印象に。

PR業に携わっているため、美容や健康に関する情報収集が早い山口さん。フットワークも軽く、気になる情報や商品はすぐに試すようにしているそう。ベースメイクはカバー力よりも艶感と透明感重視、ポイントメイクはワンパターンにならないように、トレンドのカラーを取り入れるなど、かなりこだわっている様子。「最近、頰のこけによるフェイスラインの変化を感じています。自分に似合うカラーメイクも知りたいです」

山口明子さん(41歳)

「最近、顔のこけによるフェイスラインのくずれを感じています。顔の影が出やすくなり、疲れて見られることもしばしば…。頰やフェイスラインにふっくら感を取り戻すメイクテクニックがあれば、ぜひ教えてください」

■A.「パンプアップ効果のあるピンクの下地+ハリをもたらす美容液ファンデの合わせ塗りが効果的です」(長井さん)

「大人のフェイスラインのくずれの二大原因は、『たるみ』と『こけ(削げ)』です。たるみの場合はシェーディングによる引き締めが効果的ですが、こけの場合は凹み部分をカバーしてふっくら見せること。

おすすめは、パンプアップ効果のあるピンクの下地と、ハリ感をもたらす艶やかに仕上がる美容液ファンデーションの合わせ塗り。ふたつを混ぜて、ふっくら見せたい顔の下半分に塗り込むのがポイントです」

【ふっくらハリのある頰に導くベースメイクアイテム】

左から/ツヤとハリに満ちた肌に導く冬虫夏草配合の美容液ファンデーション。美しい素肌のような仕上がりに。ボビイ ブラウン インテンシブ スキン セラム ファンデーション SPF40 /PA++++ ¥6,900、みずみずしい質感で肌の色みだけでなく、毛穴などの凹凸もカバー。柔らかで明るい肌印象に。エレガンス モデリング カラーアップ ベース UV PK110 SPF40/PA+++ 30g ¥4,500
左から/艶とハリに満ちた肌に導く冬虫夏草配合の美容液ファンデーション。美しい素肌のような仕上がりに。ボビイ ブラウン インテンシブ スキン セラム ファンデーション SPF40・PA++++ ¥6,900、みずみずしい質感で肌の色みだけでなく、毛穴などの凹凸もカバー。柔らかで明るい肌印象に。エレガンス モデリング カラーアップ ベース UV PK110 SPF40・PA+++ 30g ¥4,500

【ふっくらハリのある頰に導くベースメイクプロセス】

1.ファンデーションに下地を混ぜる
美容液効果の高いファンデーションをセレクトすると、肌の艶やかさやハリ感を長時間持続させることが可能に。
美容液効果の高いファンデーションをセレクトすると、肌の艶やかさやハリ感を長時間持続させることが可能に。

あらかじめ、いつもより薄めにベースメイクを仕上げておきます。大豆一粒分量のファンデーション(ボビイ ブラウン)と同量のピンクの下地(エレガンス)を手にとり、混ぜます。

2.顔の下半分にのせてスポンジでタッピング
ベースメイクがよれないように、スポンジを大きく動かさないのがポイント。
ベースメイクがよれないように、スポンジを大きく動かさないのがポイント。

下地を混ぜたファデーションを頬骨より下のみにのせて、スポンジで上に引き上げるようにタッピングしながらなじませます。

【ふっくらハリのあるフェイスラインに】

ヘルシーで明るい肌が頬骨下の影を払拭し、なだらかなフェイスラインを実現。
ヘルシーで明るい肌が頬骨下の影を払拭し、なだらかなフェイスラインを実現。

※掲載した商品の価格はすべて税抜です。

長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。Precious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決。最新刊『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)も大好評!

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この記事の執筆者
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PHOTO :
永谷知也(will creative)
HAIR MAKE :
長井かおり
EDIT&WRITING :
新田晃与