オンラインならではの取り組みも注目! 型破りな「茶道」教室
日本の伝統工芸や文化の中で用いられてきた「暮らしの道具」を現代に受け継ぐ、中川政七商店グループの茶道ブランド「茶論」。
毎日の暮らしの中で自由に楽しまれてきた「本来のお茶の在り方」を現代に提唱することをコンセプトに、ショップの中で気軽に受講できる「お稽古」も話題となり、幅広い年齢層の方から人気を集めています。
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今回ご紹介するのは、自宅やお好きな場所から受講できる「オンライン稽古」です。2020年6月10日から開講される新たな取り組みには、「リモートお茶会」ならぬ「リモート工房見学」「茶摘み体験」など、オンラインならではのプレミアムなプログラムも用意されてるんですって。
服装や場所も自由、正座もナシ! 茶の湯をゆるく始められる「オンライン稽古」
オンラインでのビデオ会議システム「Zoom」を用いたお稽古風景はこんな感じ。まず初めに受講する「オンライン体験稽古」は、お茶の基本的な説明をダイジェストにした90分間の内容(要予約・無料)になっています。
まずは、講師のお点前を拝見するデモンストレーションから。映像は講師のひとつひとつ段取る手元にズームインされているので、ゆっくり説明を聞きながら、もしかしたら普段のお稽古よりも間近に所作のディテールを見ることができるかも。
菓子切りや懐紙の使い方はこれであっているのだろうか…なんて、いわゆる堅いお作法は気にしなくても大丈夫。楽しい、美味しい、ホッとする…そんな気持ちを味わえるのが、本来のお茶の時間。何かとストレスも溜まりがちな日常の息抜きに、お茶やお菓子をネタにしながら、カジュアルなトークが楽しめそうですね。
また、大人の社会見学や修学旅行気分で、工房や茶摘み体験など、オンラインならではの授業内容にも期待大。
学校の茶道部や教室に通っていた方でも、環境の変化で続けることが難しくなり、すっかりお点前から離れてしまった…という方も多いのではないでしょうか。また、ソーシャルディスタンスを保っての茶道の在り方や学び方も、これを機に新たなスタイルへと進化していきそうですよね。
無料体験レッスンも、オンラインで!
2020年6月現在、お稽古が通学で受けられるのは、東京・日本橋店と大阪・心斎橋店の二店舗となっています。今回開講するオンライン稽古でも、従来の通学スタイルと同じプログラムを受講することが可能です(中級~上級コースは、7月以降順次開講予定)。
初級コースは全6回の受講で「お茶を美味しく点てる」ことが目標。抹茶を中心に、煎茶、緑茶、ほうじ茶など日本茶全般を美味しく淹れる方法が学べるのもうれしいところ。
無料体験レッスンがオンラインでできるようになったので、これまで通学が難しかった方には、朗報なのではないでしょうか!
授業で必要な道具は「茶論」公式オンラインショップで購入することも可能ですが、手持ちのテーブルウェアや茶器で代用ができればOK。少し眠らせていた暮らしの道具にも、新たな活躍の機会が訪れそうです。
受講にはビデオ会議システム「Zoom」が使える通信環境があれば、インカメラがついているタブレットやスマートフォンからの受講も可能です。講師の所作や受講生の顔ぶれも動画で双方向にわかるので、ネットやデジタル授業っていったいどんなものか興味がある方は、お試しに一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
なお、2020年7⽉31⽇(⾦)までにオンライン茶道稽古を受講すると、中川政七商店オンラインショップで使える¥2,500クーポンがもらえる「オンライン茶道稽古」開講キャンペーンなども実施中です。
体験レッスンに必要な道具類、プログラム内容や受講料など、詳しい最新情報は公式サイトにてご確認を!
※掲載した価格はすべて税抜きです。
問い合わせ先
- 茶論 日本橋店 TEL:03-5542-1144
- 茶論 心斎橋店 TEL:06-4256-1100
- TEXT :
- Precious.jp編集部