タイメックスのアーカイブを紐解くと、各時代に衝撃を与えた名作がズラリと居並ぶ。今回、新色の加わった『TIMEX Q(タイメックス キュー)』は、機械式からクォーツへ本格的に移行する1979年に発表されたモデルを忠実に復刻したモデルだ。赤と青に塗り分けたアルマイト加工の回転式ベゼルや、ユーザーがコインを使って電池交換可能なハッチ・ケースバック構造、織り込みのステンレス・スチールブレスレット。そして当時の先端技術であったクォーツ・ムーブメントを意味する「Q」をブランドロゴの上に配したダイアルなどもそのまま再現されている。
クールにして機能的!アメリカンスタイルを凝縮
この刺激的な復刻版に本国の時計ファンが敏感に反応。2019年5月にアメリカの公式サイトで先行発売されると瞬く間に完売。昨年秋に日本へ上陸し、国内でも抽選販売、即完売するほどの爆発的人気となった。今回のデリバリーでは既存カラーに加え、新色2型を追加。レトロダイバーのような手馴染みのいいルックスは、夏のスタイリングにも活躍する。すでにファーストデリバリーはソールドアウト。6月27日より再販を予定している。
1979年発売のアーカイブをディテールまで忠実に再現したモデル
タイメックス『TIMEX Q』
ビデオゲームのレジェンド「パックマン」とコラボレーション
タイメックスのもうひとつの最新トピックスが、1980年に誕生し、アメリカでも熱狂的なファンを生んだビデオゲーム「パックマン」の誕生40周年を記念したコラボレーションモデル『タイメックス80×「パックマン」ウォッチ』だ。アメリカでは2019年11月に発売し全米で話題を呼んだ。レトロな80年代デザインが人気の『クラシック・デジタル(通称 角デジ)』をアレンジした『タイメックス 80』をベースに、液晶回りには5種の「パックマン」のグラフィックをデザイン。
タイメックス『タイメックス80×「パックマン」ウォッチ』
ケースの裏蓋やブレスレットの留め具にもキャラクターの刻印が施される。さらに、アラーム音に「パックマン」のゲームサウンドを起用。凝りに凝った特別仕様に仕上げている。ウォッチとしてのユーティリティにも優れ、アラーム以外にストップウォッチ、カレンダー、さらに「タイメックス」が1992年に世界で初めて開発した液晶の全面が発光する“インディグロ®ナイトライト”を採用。デイリーユースに必要十分な機能を備えている。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター