【目次】

着回しやすい「アイテム」とは？

 

まず最初に、着回しやすいアイテムとはどんなアイテムなのかチェックしましょう。

着回しやすさを確保するのなら、タイムレスに活躍するベーシックアイテムを活用したいです。中でも「シャツ」「Tシャツ」「デニムパンツ」といったオーソドックスなアイテムは様々なボトムス、トップスと合わせやすく、さらにレイヤードにもおすすめ。「ワンピース」「パンツ」「スカート」「アウター」は、シンプルできれいめなものを確保しておくとカジュアル、きれいめどちらにも対応できます。

着回しやすい「色」もおさえて

 

次に、着回しやすいカラーについて。「黒」「白」「グレー」「ベージュ」「ブラウン」「カーキ」「ネイビー」の7つのベーシックカラーは様々な色と合わせやすいです。カラーを選ぶなら、主張が強すぎない「くすみカラー」を選ぶと配色バランスに困りません。

「シャツ」はトップス、羽織り、インナーとして活躍

それでは先にご紹介した各アイテムの、実際の着回し例をご紹介します。まずはトップスだけでなく羽織りとしても活躍する「シャツ」の着回し術をピックアップ。オーソドックスな白シャツを例として挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。

ニュアンス配色で定番白シャツを今っぽく

 

レフ板効果のあるぱきっとした白シャツに、オフホワイトのパンツを合わせグラデーションに。バッグも白で統一しつつ、シューズは淡いグレーを選びニュアンスを漂わせることで、オーソドックスな白シャツを今っぽく着こなせます。

端正な黒アイテム合わせでエレガントに

 

黒のプリーツスカート、小物を組み合わせエレガントに導いた白シャツコーディネート。シャツのボタンは全て閉めることで、クラシカルなムードを高めることができます。シューズにあしらわれたゴールドのチャンキーチェーンでモダンさをトッピング。

さっとシャツを羽織って立体感アップ

 

白Tシャツとベージュスラックスのシンプルワンツーに、黒の細ベルトとトングサンダルを合わせ引き締め効果をオン。さらに白シャツをさらっと羽織れば立体感を高めることができます。

黒タートルニットを忍ばせモードに魅せて

 

白シャツと黒パンツの定番の上下は、パンツをレザー素材に置き換えることでぴりっとスパイスを加味。さらに白シャツの下に黒タートルニットを忍ばせれば、表情がきりりと引き締まってモードな雰囲気が高まります。白黒に映える、鮮やかブルーのパンプスが好アクセント。

白シャツをちら見せしてカジュアルをクラスアップ

 

ラベンダーのスウェットと白のデニムパンツを合わせ、透明感の宿った着こなしをメイク。カジュアルな組み合わせは、首、袖、裾からちらりと白シャツを見せることでクラスアップが図れます。明るい配色なので、スニーカーは黒を選んで小さく引き締め。

「Tシャツ」はオールシーズン活躍する万能選手

色違いやデザイン違いで何枚も持っている、という人も多いであろう「Tシャツ」。そのシンプルかつ親しみやすい形で着回しやすさ抜群です。さらにシーズンレスで活躍するのも嬉しいポイント。こちらも、参考にしやすい白Tシャツのコーディネート例をピックアップ。

ベストを重ねて楽々印象チェンジ

 

白Tシャツと淡いグレーのパンツのシンプルな組み合わせに、濃いグレーのベストを重ねてメリハリをオン。定番モノトーンを基調としているからこそ、バッグとパンプスで柄を加えたり、パールネックレスを添えて華やぎアップ。

レディな黒ワンピースをドレスダウン

 

レディな佇まいの黒ワンピースは、インナーに白Tシャツを迎えドレスダウンすれば気張らないお洒落が楽しめます。大胆なフロントスリットがヘルシーに整うのも、親しみ慣れたカジュアルTシャツあってこそ。

モードなボトムコーデにチャレンジできる

 

ブラウンのレザータイトスカートと黒ロングブーツを繋いだモードなボトムコーデも、王道カジュアルの白Tシャツ合わせなら親しみやすくきめることができます。バッグはTシャツと同じカラーをセレクトし、一体感を作って。

テイストミックスの軸としてもおすすめ

 

どんなアイテムも受け止める懐の広い白Tシャツだからこそ、旬のテイストミックスの軸としても活用したいです。Tシャツ×デニムパンツのいつものカジュアルに、黒ジャケットを足してきちんと感を融合。小物もテイスト違いを自由にミックスして、こなれた雰囲気をアピール。

お目立ちアウターも白T合わせならうまくいく

 

目を引く迫力のあるブラウンのファーコートも、親しみ慣れた白Tシャツとデニムパンツ合わせなら肩の力が抜けたバランスに着地します。パンツはクロップド丈を選び足首を覗かせると良バランス。間に黒ジャケットを挟みつつ、シューズも同カラーで統一してかりっと引き締め。

「デニムパンツ」はどんなコーデにもマッチ

着回しやすいボトムスと言えば、やっぱり相棒的存在である「デニムパンツ」です。カジュアルの代名詞ですが、きれいめ、モードなど様々なテイストに導くことができる上に、色合わせにも困りません。ここでは、王道のブルーデニムパンツを例としてピックアップ。

白ノースリーブトップスと合わせヘルシーに

 

ブルーデニムパンツの魅力が引き立つ、白のノースリーブトップスとスニーカーを合わせたヘルシーコーディネート。アメリカンスリーブのトップスと適度にゆとりのあるデニムパンツが、垢抜けたメリハリシルエットを叶えます。

とびきりレディなブラウスも気恥ずかしくならない

 

高揚感を授けるレディなボウタイブラウスは、気張って見えるのは避けたいところ。そんな時に役立つのが、やっぱりいつものブルーデニムパンツ合わせ。小物もトップスと同じ黒で統一すれば、大人のこなれたきれいめカジュアルを作ることに成功します。

チェックジャケットでトラッドに導く

 

ブルーデニムパンツにチェック柄ジャケットを組み合わせ、トラッドな着こなしを堪能。いずれも程よいゆとりのあるシルエットを選ぶことで、今っぽさを醸すことができます。繊細フレームのアイグラスが、トラッドな表情を後押し。

鮮やかカラーもさっと馴染む王道ブルーデニムパンツ

 

ブルーデニムパンツを頼りにすれば、こんな鮮やかなカラーコートにもチャレンジしやすいです。グリーンとブルーがぱっと目を引く配色なので、他のアイテムは全て黒で統一して大人らしさを両立。

トレンチコート×ブラウスでクラシカルへ誘導

 

白ブラウスとベージュトレンチコートの組み合わせなら、ブルーデニムパンツがクラシカルな印象に。かごバッグを投入し、生粋のパリジェンヌのような出で立ちを堪能。

「ワンピース」はシンプルデザインをセレクト

それ一枚で楽々コーディネートが完成する「ワンピース」は、シンプルなデザインを選んでおくと着回し幅を広げることができます。参考にしやすい黒ワンピース、ベージュシャツワンピースの着回し例をお届け。

シンプルに徹して大人の余裕を醸して

 

シンプルシックな黒のノースリーブワンピースに、白黒小物を組み合わせ大人のミニマルコーディネートをメイク。クラッチバッグやヒールサンダルのような凛としたアイテムなら、シンプルが様になります。

デニムジャケットとスニーカーでカジュアルに

 

先ほどと同じ黒のノースリーブワンピースは、デニムジャケットを羽織りつつ小物をカジュアルにするだけでこんなに印象が変わります。ワンピースと同じ色の小物を選んだことで、引き締めも叶えることに成功。

上にも下にも重ねて無難を回避

 

もう一つ、黒ワンピースの着回し例をピックアップ。レザージャケットを重ね、ブルーデニムパンツを忍ばせてレイヤードコーディネートにすれば上級者なムードが醸せます。上にも下にも重ねることで無難にならない着こなしに。

上品シャツワンピースをカジュアルダウン

 

ワンピースとして、そして羽織りとしても活用できるシャツワンピースは、ベージュを選ぶことでさらなる着回しやすさを確保。シンプルに一枚で着こなしたら、黒のフラットトングサンダル合わせで抜け感を作ってカジュアルダウン。頑張りすぎないからこそ、こなれたバランスが手に入ります。

筒型ブーツを繋いでモダンにブラッシュアップ

 

ベージュシャツワンピースは、小物次第でも印象ががらりと変わります。筒が太めのロングブーツを繋いで重厚感を足せば、モダンなオーラを放つシンプルコーディネートが完成。

「パンツ」はきれいめスラックスが重宝する

着回しやすい「パンツ」を探しているのなら、きれいめ、カジュアルなど様々なテイストにマッチするスラックスをワードローブに加えておきたいです。ベーシックカラーである、黒とベージュのスラックスを使った着回し見本をご紹介します。

白のロゴT合わせで大人カジュアルを作る

 

黒のロゴがアクセントの白Tシャツに、きれいめな黒スラックスを合わせ絵になるシンプルカジュアルをメイク。アッパーに厚みのあるぽてっとしたスニーカー合わせなら、今っぽさを助長できます。白黒コーディネートに映えるよう、バッグはグリーンをセレクト。

定番の黒だからこそカラートップスも合わせやすい

 

スラックスは定番中の定番である黒を選んでおくことで、カラートップスを楽々受け止めることができます。強い色同士の組み合わせなので、小物も同じカラーで揃えるとすっきりまとまり好バランス。

アウターを重ねて振り幅を広げる

 

トップスで黒スラックスの印象を変えることはもちろん、アウターとのコンビネーションで更に着回し幅を広げることができます。白タートルニットと黒スラックスのシンプルな着こなしに、フルレングスが今っぽいベージュコートを足して縦長効果をオン。スニーカーは、それぞれのアイテムのカラーを拾ったものをセレクトし調和をもたらして。

ベージュスラックスとジャケットで品よくきめる

 

ニュートラルカラーであるベージュスラックスも着回しやすいパンツの一つ。チェック柄ジャケットを組み合わせれば、品の良さを助長することができます。優しげな表情の配色なので、華やかな水色小物をトッピングして着映えを実現。

黒のプリントT合わせで作るきれいめカジュアル

 

カジュアル感の強い黒のプリントTシャツに、ベージュスラックスを合わせきちんと感をミックス。プリントのカラーを拾った赤小物をトッピングすれば、リズミカルな配色バランスが楽しめます。

「スカート」はきれいめプリーツが着回しやすい

「スカート」もパンツと同様、きれいめアイテムを選んでおくと様々なテイストとのマッチ度を高めることができます。プリーツスカートなら、立体感を授けることにも成功。ここでは、黒とカーキの着回しについて解説します。

ダークカラーでまとめてノーブルに

 

流れるような優雅なプリーツスカートの裾から覗くのは、重厚感のある黒の筒太ロングブーツ。ボトムのバランスがお洒落なので、シンプルトップス合わせでも十分様になります。ダークグリーンのニットを迎え、ノーブルな色合わせを意識。

白のロゴT合わせで気負いないバランスへ

 

黒で統一したプリーツスカートときれいめ小物の組み合わせは、白のロゴTシャツを合わせることで気負いないムードをアピール。頑張りすぎないからこそ、こなれ感を手に入れることができます。

柄×動きの出るスカートで黒コーデを立体的に

 

オールブラックコーディネートも、チェック柄を取り入れつつ動きの出るプリーツスカートを取り入れればのっぺりして見える心配がありません。ゴールドのチャンキーチェーンネックレスを足し、華やかさをトッピング。

カーキならほんのり辛口になり大人顔

 

優雅な佇まいのプリーツスカートは、カーキを選ぶことで辛口要素を足すことができ、凛とします。清楚な白ブラウスも、カーキプリーツスカート合わせならどこかハンサムに。ゴールドサンダルを組み合わせスタイリッシュにきめて。

カーキのグラデーションで一体感を作る

 

カーキのチェスターコートに、オリーブカーキのプリーツスカートを合わせグラデーションにした着こなし。キャッチーなイエローニットや白スニーカーでカジュアルミックスにすれば、絵になるスタイルが出来上がります。

「アウター」はトレンチ、チェスターがおすすめ

最後に「アウター」の着回し例をご紹介します。タイムレスな魅力を放つ、流行りすたりのないトレンチコートとチェスターコートが着回し力を備えています。ベージュのトレンチコート、ネイビーのチェスターコートのコーディネートをピックアップ。

同色のパンツ合わせでセットアップ風に

 

クラシカルなベージュのトレンチコートに、同色のパンツを合わせセットアップ風にすれば一体感が作れます。黒アイテムを上下に散らしつつ、きゅっと共布ベルトでウエストマークすれば、ベージュがのっぺりする心配もなし。

白Tとスカートを合わせ軽やかにきめて

 

パンツ以外に、スカート合わせもおすすめなトレンチコート。Tシャツ、スカート、スニーカーを全て白で統一すれば、軽快なトレンチコートスタイルが出来上がります。同色で繋いでいるので、プリーツスカートの立体感をアクセントに。

チェック柄ワンピース合わせで華やかに

 

ワンピース×トレンチコートの組み合わせで、ぱっと目にとまるエレガントな出で立ちへ。チェック柄なら、華やかさたっぷりです。トレンチコートの袖をブラウジングして中の柄を見せれば、更なる立体感を授けることができます。

ネイビーで品の良さを上乗せ

 

クラシックな魅力の詰まったチェスターコートは、知的なネイビーを選ぶことで着回しやすさと品の良さを確保。ブルーのダンガリーシャツとデニムパンツ合わせで色をブルー系で統一したら、ゼブラ柄ブーツとイエローバッグを投入し抑揚をつけて。

寒色と暖色を対比させる

 

ネイビーのチェスターコートとブルーデニムパンツの寒色に、ブラウンのタートルニットとストールの暖色をかけ合わせメリハリをたっぷりとつけた着こなし。さらにカジュアルときれいめを融合させたことで今っぽいバランスが手に入ります。

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