ここ数年、マスカラ市場はボリュームタイプが主流。とはいえ、「ひじき」まつげになりやすかったファイバーに頼ることなく、今はワックスや樹脂エマルジョンを改良した処方によって、超軽量化を実現。

「重い・下がる・ダマになる」ことがなく、何度も重ね塗りしなくても太さと長さ、しなやかな見た目、を各メーカーが競い合っています。色も乾いた黒ではなく艶やかな黒。大人の貧相なまつげを改良する技術力に賢者が注目した逸品を紹介します。

今回は、ビューティ ディレクター・入江信子さんがおすすめする、UZU BY FLOWFUSHIの「UZU MOTE MASCARA VOL.9」。

ダマをつくらず大人が美しく見える、理想のボリューム感に!

その昔の極太まつげブームを経て、私たちは悟りました。まつげはボリュームがあればいいわけではないことを。そのせいか、最近のマスカラはナチュラル仕上げが主流。

けれど、肌がゆるんだ大人の場合、繊細すぎると目元がぼやけてしまう……。そんなジレンマを解消してくれたのが、「UZU」のマスカラです。

「ブランド史上最多量のマスカラ液をひと塗りでまとえる」とありますが、その言葉どおり、太めのブラシで液がたっぷりつけられて、眼差しの強さがアップ。でありながら、まつげがゴン太になるなんて不自然さとは無縁。

毛の根元はライン効果を得られるぐらい濃く、そしてまつげ全体がひと回り太くなったような、あくまで大人が美しく見えるボリューム感。それがノーテクでかなうのが素晴らしい。また、ダマにならず、下がり気味のまぶたでもにじみなし。ゆるんだ目元をレスキューする武器を手にした気分で、日々愛用中です。

 目尻まつげを太く上向きに。たるみ目尻をリフトアップ!UZU BY FLOWFUSHI「UZU MOTE MASCARA VOL.9」

マスカラ_1
UZU BY FLOWFUSHI UZU MOTE MASCARA VOL.9 ¥1,800

つきのいい欧米型マスカラと耐水性の高いアジア型マスカラのいいとこどりをかなえる先進技術を駆使して、極薄で柔軟性のあるフィルムを開発。ブラシは目尻まつげを持ち上げやすく、目元のたるみ解消効果が高い。

\UZU BY FLOWFUSHI「UZU MOTE MASCARA VOL.9」の使用感/

【まつげの印象】
ブランド史上最多量のマスカラ液を塗布できる独自ブラシ。短く密集した毛でさばきやすく、まつげ1本1本にくまなく塗布できる。

【にじみ防止力】
まつげをケアする天然由来成分入りながら、ウォータープルーフ処方で目薬をさしてもにじみなし。ぬるま湯で簡単に落とせる。

【色展開】
全1色(黒)

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いかがでしたでしょうか? 次回は、ビューティエディター・柳田美由紀さんがおすすめする「アディクション」の一品をご紹介します。お楽しみに!

※掲載した商品は税抜です。

問い合わせ先

UZU BY FLOWFUSHI

TEL:0120-963-277

この記事の執筆者
TEXT :
入江信子さん ビューティエディター
BY :
『Precious7月号』小学館、2020年
メーカー、出版社勤務後、1997年フリーに。美容誌、女性誌を中心に、広告などでも活動中。守備範囲はスキンケア、メイクを中心とする美容全般。自身の経験を基にした、わかりやすく、大人の女性の身になった記事を心がけている。 好きなもの:プリントの服、料理すること(特にグラタンをこよなく愛する“グラタニスト”)と食べること、旅(主に香港とフランスの田舎)、スポーツ観戦(ふだんはサッカー。ワールドカップやオリンピックの時期は寝不足でフラフラに)、深夜のひとり家呑み、海外ミステリー小説、グレージュのネイル、“メゾン フランシス クルジャン”のフレグランス、麻のベッドリネン、白い器、トニー・レオン、『ダウントン・アビー』 
PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)