カフェやバーで楽しめるような一杯を自宅で! 簡単ドリンクキット3選
コロナ生活で外食を控える状況が続く今、そろそろカフェやバーで楽しめるような手の込んだドリンクが恋しくなりませんか?
そこで今回は、お酢や日本酒を注ぐだけで「フルーツビネガー」や「日本酒カクテル」などがつくれる「簡単ドリンクキット」に注目。ちょっとした手づくり気分を味わえて、自宅でのティーテイムや晩酌が豊かになるアイテムをご紹介します。
■1:お酢を注いで混ぜるだけ! フルーツビネガーができる「ビネガリア(VINEGARIA)」
「ビネガリア(VINEGARIA)」は、お好みのお酢を注いで混ぜるだけで、フルーツビネガーが簡単に完成するキット。中には国産のドライフルーツと氷砂糖が入っており、届いた容器のままつくることができます。
フレーバーは、芳醇な香りの「リンゴ&イチゴ」、落ち着いたリッチな香りの「ぶどう&洋なし」、酸味を引き立てるフレッシュな香りが特徴の「キウイ&ゆず」の全3種類。完成したフルーツビネガーは、水や炭酸で割るのはもちろんのこと、ヨーグルトにかけたり、焼酎で割るなど、さまざまな楽しみ方ができます。
また、単品の他にも、フレーバー3種類がギフトBOXに入ったセット(¥2,300/税込)や、新潟産の米酢とフレーバー3種類のギフトセット(¥3,200/税込)などのラインナップも。
今年の夏は、例年よりもおうち時間を過ごす人が多いことが予想されますので、ちょっとした差し入れやお中元のお返しなどにもよさそうですね。
実際に、「ぶどう&洋なし」でフルーツビネガーをつくってみました! つくり方は、お酢を注いで毎日くるくるとかき混ぜながら冷蔵庫で1週間寝かせるだけ。氷砂糖が溶けたら完成の合図です。
お酢は今回、シンプルな米酢を使用しました。かき混ぜるたびにお酢が色づき、フルーツの香りが濃くなっていく様子を見ると、だんだんと完成が待ち遠しくなります。
1週間後、できあがった「ぶどう&洋なし」のビネガーを、炭酸割りで試飲してみました。
しっかりとした酸味と甘みのバランスが絶妙で、ぶどうと洋なしの味と香りがふわっと広がります。いい意味でクセがなくさっぱりとしているので、豆乳割りや、オリーブオイルと混ぜてドレッシングにアレンジするのもおすすめ。
ちなみに、1週間つけたドライフルーツはそのまま食べることができます。意外にも酸味が強くなく、そのおいしさにびっくり。グラスの淵にのせると、お洒落なおもてなしドリンクが完成しますよ。
■2:日本酒を注ぐだけ! 日本酒カクテルができる「ぽんしゅグリア」
続いてご紹介するのは、日本酒を注ぐだけでカクテルを楽しめる「ぽんしゅグリア」。SNSを中心に話題となっている商品なので、一度は目にしたことがある人も少なくないのでは。
180ccのカップ瓶に入っているのは、国産のドライフルーツを使った日本酒カクテルの素。お好きな日本酒を注ぐと、ほんのり甘くフルーティーな日本酒版サングリアが完成します。
フレーバーのラインナップは、なんと全12種類。不動の人気No.1はさっぱりとした「ゆず」、次いでジューシーな甘さや香りを感じられる「もも」、酸味と甘みのバランスが絶妙な「イチゴ」とのこと。
「ぽんしゅグリア」は、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力。冷やした日本酒を注ぐのはもちろんのこと、蓋をせずに電子レンジで1分間温めると、熱燗が完成します。
「熱燗ならぬ『燗グリア』におすすめのフレーバーは、ゆず、もも、りんごの3種類です。特に『りんご』は熱燗と相性抜群なので、ぜひ一度お試しいただきたいですね」(ぽんしゅグリア開発担当者)
また、日本酒が飲めない人は炭酸割りや、紅茶、中国茶などを注いでフレーバーティーとしてもアレンジができます。
今回は、開発者おすすめのスパークリング日本酒を使って「レモン」を試飲してみました!
「身近なお店で手に入りやすく、日本酒に慣れていない人でも飲みやすいという意味で、甘口のスパークリング日本酒が、ぽんしゅグリアと相性がよくおすすめです」(ぽんしゅグリア開発者)
日本酒を注ぐと、新潟県名菓のはっか糖がぷかぷかと浮かび上がります。お酒の中で雪のように粉が舞い降りる様子が、幻想的。スパークリング日本酒は泡が立ちやすいので、容器からあふれ出ないように注意が必要です。
「澪」がもともと甘さがしっかりある清酒なので、ぽんしゅグリアの「レモン」と合わせると、「澪」単体よりも甘みがありながらもスッキリとした飲み口に感じられました。スパークリング清酒のしゅわしゅわの泡が喉に心地よく、時折レモンの酸味と香りがふわっと広がります。
また、日本酒で柔らかくなったドライフルーツは、そのまま食べることができます。ちょっとしたおつまみになるので、ひと瓶で2度楽しめるのが嬉しいポイント。
ぽんしゅグリアは、飲み慣れた日本酒の新しいおいしさを発見できるので、日本酒好きな人へのギフトにもおすすめです。今回ご紹介したフレーバー単体の商品以外にも、3種のフレーバーが箱に入ったセット(¥1,600/税込)など、ギフト用のラインナップもあるので、ぜひチェックしてみて。
■3:煮詰めるだけで万能シロップが完成!「ハーブコーディアルキット/リトルワンダーズ(LITTLE WONDERS)」
「ハーブコーディアル」とは、ハーブを煮詰めたシロップのこと。ハーブのエキスを凝縮させた滋養強壮のあるドリンクといわれており、古くは医薬品で使用されていました。
煮詰める手間はありますが、一度シロップをつくってしまえば、後は好きな飲み物と割るだけでOK。さらに、冷蔵庫で2週間ほど保存が可能なので、お湯を沸かして淹れるハーブティーと比べて、いつでも手軽に楽しむことができます。
おすすめは、ハーブ専門ブランド「リトルワンダーズ(LITTLE WONDERS)」のハーブコーディアルキット。必要な材料がすべて瓶にセットされているので、キットの中身を鍋に移し、お湯でさっと煮るだけでシロップが完成します。
夏限定の「ヴァイオレット モヒート(VIOLET MOJIT)」は、2種のミントにラベンダー、セージ、ローズマリー、レモンマートルをブレンドしたハーバルな香りが楽しめるノンアルコールモヒート。
湯を注ぐと綺麗なすみれ色に変化し、心身ともにクールダウンしてくれます。胃の調子が悪い時や、夏バテで食欲がない時にもおすすめ。炭酸で割って飲むのはもちろんのこと、ビール割で「ハーブビアー」に、ラム酒を加えて本格モヒートにと、幅広いアレンジが利きます。
また、春夏限定の「レッド アップル シナモン(RED APPLE SINAMON)」は、ビタミンCたっぷりのハイビスカス&ローズヒップに、アップルピースとシナモンを加えた甘酸っぱいドリンク。炭酸割や、白ワインで割ってサングリア風カクテルにすると、おいしくいただけます。
今回は、「レッド アップル シナモン」を使って、ハーブコーディアルをつくってみました! 水500mlを小ぶりの鍋で沸騰させ、そこにキットの中身を入れ、砂糖が溶けるまで煮ます。冷めたら、茶こしで瓶に詰めて完成。
お鍋で煮ている段階から、アップルピースとシナモンの甘くスパイシーな香りがキッチンに漂っていました。
できあがったハーブコーディアルを、早速、炭酸割りでお試し。ハーブドリンクが初めての人でも飲みやすい、甘さの中にほんのり酸味を感じるお味でした。ビタミンCたっぷりのハーブドリンクは、紫外線が強いこの時期に頼りになる一杯です。
味はもちろんのこと、香りや見た目、そしてつくる工程までも楽しめるドリンクキット。どれも簡単にできるものばかりなので、自宅で過ごす時間が長くなりそうな今夏のお供にゲットしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT :
- 小林麻美