パンダの森で癒されたい!ANAインターコンチネンタルホテル東京の「抹茶プライベートブッフェ」

スイーツブッフェを「食べ放題」ととらえて訪れる人は、大人になるほど減っているのではないでしょうか。むしろ、お得感ではなく、限られた期間に繰り広げられるテーマ性のあるスイーツの世界に没入し、好きな味をいくつも楽しむ。いちごのスイーツブッフェブームから競い合うように誕生したホテルのスイーツブッフェの数々は、数か月に一度の大人のテーマパークと言えるのではないでしょうか。

数あるスイーツブッフェのなかで、ANAインターコンチネンタルホテル東京が夏に繰り出して人気なのが、抹茶のスイーツブッフェ。今年はミントグリーンをテーマカラーとしたデコレーションを施し、中国伝来の「抹茶」にあやかってパンダをイメージキャラクターとしてフィーチャー。

例年と大きく異なるのが、サービス方法。テーブルに着席した時点で、全24種類の小ぶりなサイズのスイーツを1個ずつティースタンドに盛り付けたものを各テーブルにサービスするところからスタート。いわゆるお食事系メニューにあたる6種類のセイボリーやスイーツの追加オーダーは、シェフが各テーブルを回ってサービスするパスアラウンド形式でご提供する「プライベートブッフェ」スタイルとなっています。

テーブルの配置も隣席との間隔を広げ、さらにゆったりとしたレイアウトに変更し、週末と金曜日のみ実施しています。

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テーブルセッティングのイメージ。スイーツのモチーフだけでなく、あちこちにパンダが覗いています。

 ■美しいグラデーションを描き出す一口サイズの抹茶スイーツの競演

抹茶を用いた一口サイズのケーキやデザートは、新緑を思わせる深いグリーンもあれば、爽やかなペールトーンのものまで、目でも楽しめる美しさ。なかでも夏らしく、抹茶とラズベリーのレアチーズケーキ、抹茶とレモンのタルト、抹茶パンナコッタ オレンジコンポートなど、旬のフルーツと組み合わせたスイーツも登場しています。

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抹茶マカロン
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箱入りの「パンダバウム」は、四角いバウムクーヘンのなかに型抜きされたパンダが!
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抹茶チョコレートブラウニー
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抹茶とラズベリーのレアチーズケーキ
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抹茶とレモンのタルト
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抹茶フォンダンショコラ
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抹茶パンナコッタ オレンジコンポート

■和洋揃ったセイボリーは、シャンパンやワインとのペアリングも抜群!

コースはフリードリンクで緑茶、玄米茶、ほうじ茶、コーヒー、紅茶など計15種類がオーダー可能。またコースの初めにはウエルカムドリンクとして、抹茶とココナッツを使用したノンアルコールカクテルのサービスもあります。

さらに、場所がシャンパン・バーとあって、プラス3000円でシャンパン・ワイン・ビールのフリーフローにすることができるのもポイント。それをお目当てに、こちらのブッフェを定期的に利用する男性グループもいるとか。

お酒に合わせるとなると、気になるのがセイボリーですが、抹茶入り食パンのロールサンドイッチ2種、抹茶豆腐 木の芽味噌、帆立と海老のサラダ 白味噌のソース、プティトマトの昆布茶のお浸しポン酢ジュレ、茶そばと和洋揃っていて、塩気と甘みの往復でいくらでもいただけそうです。

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メニュー表も心踊る爽やかなデザイン。
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抹茶入り食パンのロールサンドイッチ
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帆立と海老のサラダ 白味噌のソース

「抹茶プライベートブッフェ」詳細

この記事の執筆者
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WRITING :
北本祐子