大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第57回目は、大人の夏のカラーメイク。マンネリしがちなブラウンメイクから、オフィスでも浮かないピスタチオグリーンを効かせた知的メイクにシフトを。ブラウンをベースに仕込んでおけば、よりなじみやすくなります。
カラーメイク初心者におすすめ! ピスタチオグリーンのアイメイク
【セルフメイク→長井メイク】
コンサルタント業やフラワーショップの経営など、幅広い分野に携わる杉下さん。雑誌などから美容情報をアップデートしているものの、スキンケアやメイクアイテムは一度気に入ったらずっとリピートするタイプ。
「もう15年以上ブラウンメイクひと筋。正直、飽きもありますが、ビジネスシーンで浮かないか…などの心配があり、ほかの色に挑戦するのに抵抗があります」
■A.「カラーメイクに抵抗があるなら、まずはブラウンと組み合わせてみて。ピスタチオグリーンのようなくすみカラーなら、肌なじみもよくビジネスシーンにもマッチ!」(長井さん)
「カラーメイクに興味があるのに、どうしても脱ブラウンできない人には、ブラウン×くすみカラーの組み合わせをおすすめします。
くすみカラーは肌になじみやすいので、カラーメイク初心者でも取り入れやすいと思います。さらに、くすみ色をのせる前にブラウンを仕込んでおけば、より肌となじみやすくなります。
気をつけたいのは、仕込みに使うブラウンシャドウの質感です。仕込みシャドウに最適なのはクリームタイプ。パウダータイプのブラウンは、どうしても塗った感が出てしまい、コンサバな仕上がりになってしまうので、注意して。
そして、今シーズン挑戦してほしいくすみ色は『ピスタチオグリーン』。ブラウンとの相性も非常によく、甘さがないのでビジネスシーンにもマッチします。
アイパレットを新調するなら、『THREE』のディメンショナルビジョンアイパレットアリーの02を。ピスタチオグリーンのほかに、ブラウン、シャンパン、ゴールドが入っているので、使い勝手のよさはピカイチ。しかも、4色ともまぶたに溶け込むようなテクスチャーのクリームタイプなので、簡単に抜け感のある仕上がりがかないます」
【ピスタチオメイク使用アイテム】
【ピスタチオメイクプロセス】
1.アイホールにブラウンを仕込む
アイシャドウパレット(THREE)の左下のブラウンを指にとり、アイホールに素早く広げます。
2.ピスタチオグリーンを重ねる
アイシャドウパレットの右上のピスタチオグリーンを別の指にとり、ブラウンよりやや広めに置き重ねます。
3.黒目の上にゴールドをオン
アイシャドウパレット左上のゴールドをまた別の指にとり、まぶたを閉じた状態で黒目の上にだけポンとのせます。
4.目の下にシャンパンを
アイシャドウパレット右下のシャンパンを付属のブラシにとり、目の下の涙袋の上に薄く広げます。
5.アイラインを引く
アイライナー(シャネル)で目の上のキワにアイラインを。目頭は1cmほど空け、目尻を少しだけ跳ねさせます。
6.上下まつげにマスカラを
上下まつげにマスカラ(THREE)を。上まつげは根元を持ち上げるように塗り、下まつげはブラシを縦にして塗るのがコツ。
【ピスタチオグリーンの目元で華やかさと抜け感を】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519
- THREE TEL:0120-898-003
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与