ティモスィー・ベッチャマン氏の個展「Hybrid」
イギリスの詩人ジョン・ベッチャマン卿英帝国勲爵士(Sir John Betjeman CBE)の孫であるティモスィー・ベッチャマン氏。2018年の来日以来、東京芸術大学大学院士課程で学びながらアーティスト活動も続けています。
同アーティストの個展「Hybrid」が2020年7月30日(木)~8月13日(木)の期間、南青山 ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン本店2階のマルチパーパススペースにて開催されます。
19世紀の花鳥絵の要素を組み合わせた新作の日本画
![Ascending/ink and color on handmade paper/35 x 46cm](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/8/720mw/img_a83b3698bb4077086a994b5b97e92fe53021718.jpg)
![Moonshade Carnation/pigment and ink on washi/85cmx60cm](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/720mw/img_0d0bc704ea61714b8812532a1f62678f1690483.jpg)
日本で2回目となる個展「Hybrid」では、クレマチスのツルが中心的なテーマとなり、日本および北米を原生地とする花を描いた日本画を発表。
伝統的なスタイルの画法に加えて、19世紀の花鳥絵の要素を組み合わせた新作のシリーズは、小さなドローイングから大型の作品まで幅広いサイズの展開しています。
会場では、10点以上の作品を鑑賞することができます。
![ティモスィー・ベッジャマン氏](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/1/720mw/img_91f27aecae816fffab3c5d22f79654241851994.jpg)
自身の絵画についてベッチャマン氏は「日本画のメディウムは非常に感触がよく、繊細で、それを用いて描くプロセスは、植物を育てるように自然の流れに身をまかせ、無理な力を加えることは出来ません。それぞれの絵は、調和されメディウムと被写体の間で密かに描き上げられていて、私はその中に招待されているかのようです。」と語っています。
会場である南青山 ニコライ バーグマン フラワーズ & デザインの雰囲気と融合したベッチャマン氏の絵画は一見の価値ありです。美しい花の力に癒やされてみてください。
問い合わせ先
<店舗情報>
Nicolai Bergmann Flowers & Desig 本店2階マルチパーパススペース
時間/11:00~18:00(月~日曜日)
住所/
東京都港区南青山5-7-2
- TEXT :
- Precious.jp編集部