1963年にオリジナルレーシングクロノグラフを発表以来、ウォッチアイコンのステータスとなったタグ・ホイヤー カレラ。新作はそのDNAを受け継ぎながら、高度な計測機能と、エレガンスでレーシングスピリットを感じるデザインを両立した、タイムレスなモデルとして現代に蘇った。

発表されたスポーティなクロノグラフは、高い耐久性のある44mmのステンレススティール製ケースを採用。快適な装着感を実現するためにラグを短くし、ポリッシュとサテン仕上げを相互に施すことで、さらに薄くスマートなルックを実現。ガラスセッティングの改善で風防の段差を抑え、エレガントがより一層際立つスタイルを確立している。

タグ・ホイヤーのウォッチアイコン「カレラ」の進化が止まらない

ディテールもスポーツ&エレガンスの極み

左/重厚で視認性に優れたアプライドインデックス。センター針にロジウムコーティング、ダイヤルはロジウムメッキ加工が施される。右/精悍で美しいサイドビュー。ステンレススティール製ケースにはポリッシュ仕上げときめ細かいサテン仕上げを用いている。
左/重厚で視認性に優れたアプライドインデックス。センター針にロジウムコーティング、ダイヤルはロジウムメッキ加工が施される。右/精悍で美しいサイドビュー。ステンレススティール製ケースにはポリッシュ仕上げときめ細かいサテン仕上げを用いている。

ディテールにもタグ・ホイヤーの美学が息づき、ダイヤルはサーキュラーサテン仕上げ。セラミック製のベゼルとマッチするディープブルー、ステンレススティール製ベゼルとミュートオリーブグリーン、2種類の光沢のあるブラックセラミックベセルとブラックダイヤルの4種類から選ぶことができる。

面取りされたダイヤル外周のフランジや、ダイヤル中央に向かって傾斜するインデックスによって、視点を針に引き寄せ、瞬時に時刻が読み取れることに加え、3つのサブダイヤル、6時位置の日付表示と共に優れた視認性を誇る。 さらに、9時位置のタイムカウンターに12、4、8のアラビア数字が追加され、3時位置の分カウンターと視覚的なバランスを確保。薄く軽量になった新しいH型ブレスレットは人間工学に基づきストレスを緩和させるデザインとなっている。

4タイプそれぞれにアイデンティティが宿る

4つのコレクションの中でも特に注目が、ローズゴールドがアクセントのケースに、クラシックな風合いのブラックアリゲーターレザーストラップをセットした「CBN2A5A.FC6481」。ブラックセラミック製のベゼルには、ローズゴールドカラーのラッカーが施され、リューズとプッシュボタンには18Kローズゴールドを使用。サファイアクリスタルのケースバックから見えるムーブメントには、ブラックPVD加工の真鍮にローズゴールドのプリントが施されている。

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ

CBN2A10.BA0643 ブラックを基調にしたスタンダードなコレクション。¥615,000
CBN2A10.BA0643 ブラックを基調にしたスタンダードなコレクション。¥615,000
CBN2A1A.BA0643 基調色にブルーを使った精悍なコレクション。¥615,000
CBN2A1A.BA0643 基調色にブルーを使った精悍なコレクション。¥615,000
CBN2A10.BA0643 グリーンを用いたシックなコレクション。¥615,000
CBN2A10.BA0643 グリーンを用いたシックなコレクション。¥615,000 
CBN2A5A.FC6481 ブラック×ローズゴールドのラグジュアリーなコレクション。¥705,000

4モデル共通でケース直径は44mm。固定式タキメーターベゼルと、二重反射防止処理を施したドーム型面取加工サファイアクリスタルを採用する。サーキュラーサテン仕上げのダイヤルには同心円状の溝をあしらう「アジュラージュ」加工の3クロノグラフカウンターを装備し、インデックスと時・分針はスーパールミノバを塗布したロジウムコーティング仕様。リューズとケースバックはスクリューダウンタイプで100m(10気圧)防水を備える。

ブレスレットには、スティール型、レザーストラップ共に、ダブルセーフティープッシュボタン付きスティール製フォールディングクラスプが搭載される。ムーブメントは自社製キャリバー「ホイヤー02」。80時間のパワーリザーブを実現し、ビジネスシーンでの実用性も高い。

ライフスタイルやシーンに合わせて「タグ・ホイヤー カレラ」のエレガントでスポーティな世界を楽しめる。

問い合わせ先

LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー

TEL:03-5635-7054

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。