[8/19 Wed]グッチの名品バンブーワンハンドルバッグを改めてどう着こなすか?

タイムレスな名品、グッチのバンブーワンハンドルバッグを使った、スタイリスト・押田比呂美さんのコーディネートをご紹介します。

押田比呂美さん
スタイリスト
(おしだ ひろみ)クラシックとモードが調和した華やぎエレガンスの名手。私服にも、登場した瞬間に、目をひくオーラが…。その秘密は名品とのつきあい方に。

色あせないクラシックな美が押田スタイルの核となって…

グッチのバンブーハンドルバッグを取り入れたコーディネート

レーストップスにチェーン使いがロックテイストを醸すレザーのハーフパンツ、アニマルプリントのミュール…。大胆にテイストミックスした黒の着こなしに、クラシックなバッグをプラスして。

「バッグの揺るぎない気品と洗練が、おしゃれのアイディアを広げてくれます。思いきり遊ぶことで新しいエレガンスを発見できるから、ときめきが尽きないのです」(押田さん)

グッチのバンブーワンハンドルバッグ

グッチのバンブーバッグ

押田さんが20代に出合った運命の名品は、グッチのドクターズバッグ。イタリアの伝統的なものづくりの姿勢や美意識が背景にあるクラシックな意匠は、年齢を重ねた今も心ときめく存在。

「時を経ても色あせず、モードな装いに投入しても輝き続ける。そこにエレガンスの本質を感じます」(押田さん)その価値観が押田さんスタイルの礎に。

「アレンジすることで私だけのスタイルに。だから永遠に愛しい存在なのです」(押田さん)

若いころからヨーロッパの伝統や文化から生まれたアイテムに強く惹かれてきた押田さん。なかでも「存在自体が感動的」と語るのが、メイド・イン・イタリー名品です。

「職人技に裏打ちされた上質さ、媚びない女らしさ、ドラマティックな華やぎ、リッチな迫力…身につけるたび、そのすべてに幸福感が呼びさまされます」(押田さん)

だから、押田さんにとってメイド・イン・イタリー名品を身につけることは、ライフスタイルの一部。ラグジュアリーなアイテムもしまい込まず、デイリースタイルに投入するのが流儀です。

「どう着こなしたら映えるのか、新鮮なのか…自由な発想でマイスタイルを表現することが楽しくて」(押田さん)

コーディネートを考えるだけでなく、お直しに出すのも押田さんのこだわりです。「着心地や活躍度を高めるために少し手を入れるだけで、もっと素敵に着こなせます。名品がますます愛しいマイ・アイコンになる、私のおしゃれの秘策です」(押田さん)

PHOTO :
佐藤 彩
EDIT&WRITING :
岡本治子、遠藤智子(Precious)