ファッション賢者が、Preciousアーカイブのなかから厳選! 時代を経ても色あせない「不朽の名品」|GUCCI(グッチ)のホースビットローファー
創刊以来、Precious に登場した多くの「名品」のなかから、永遠に色あせることのない「名品」とは何か、を改めて、ファッションプロのみなさんが厳選。それぞれの「名品」に対する思い入れやエピソードとともに、お届けします。
快適性のなかに見える、ラグジュアリーな美しさ。
創業当初より乗馬と縁が深いことから、1950年代に誕生したホースビットモチーフは、当初重厚なタンレザーのハンドバッグに用いられた。1953年にメンズモカシンの装飾としてクラーク・ゲーブルやフレッド・アステアの足元を飾り、ウィメンズが発表されたのは、1968年。
快適性のなかにラグジュアリーな美しさを求める女性たちの間で、瞬く間に人気に。最近はほっそりしたフォルムであることも、大人の女性に選ばれる理由のひとつ。
Preciousの「名品」特集
「名品特集」がスタートしたのは今から16年前の、Precious創刊号から。ファッションプロの方々に推薦していただいた「名品」候補アイテムを、スタッフが実際にお店に出向いてリサーチし、心から納得できたものだけを、「名品」として選定。
商品の歴史やつくり手の思いまでを伝えるこの特集は、当時女性ファッション誌として、画期的なものでした。 試行錯誤の結果、たどり着いたひとつの結論は、「名品」とは、観賞に値する美しさだけでなく、実用性も含めた実力を兼ね備えたアイテム、流行に左右されない不変のアイテム、ということ。
「不朽の名品」で掲載した商品は、過去のPreciousで掲載した記事からの転載なため、現在は買えないものも含まれています。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
- WRITING :
- 河西真紀
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)