ファッション賢者が、Preciousアーカイブのなかから厳選! 時代を経ても色あせない「不朽の名品」|マノロ ブラニク(Manolo Blahnik)の『ハンギシ』
創刊以来、Precious に登場した多くの「名品」のなかから、永遠に色あせることのない「名品」とは何か、を改めて、ファッションプロのみなさんが厳選。それぞれの「名品」に対する思い入れやエピソードとともに、お届けします。
「名品特集」がスタートしたのは今から16年前の、Precious創刊号から。ファッションプロの方々に推薦していただいた「名品」候補アイテムを、スタッフが実際にお店に出向いてリサーチし、心から納得できたものだけを、「名品」として選定。
商品の歴史やつくり手の思いまでを伝えるこの特集は、当時女性ファッション誌として、画期的なものでした。 試行錯誤の結果、たどり着いたひとつの結論は、「名品」とは、観賞に値する美しさだけでなく、実用性も含めた実力を兼ね備えたアイテム、流行に左右されない不変のアイテム、ということ。
おしゃれ通の必須アイテム。
マノロ氏が旅先で見つけた、ヴィンテージの宝飾や王朝貴族が身につけたジュエリーから着想したという『ハンギシ』。
2008年公開の映画『セックス・アンド・ザ・シティ』で、一躍時代の寵児に。主人公のキャリーが宝物のように扱い、クローゼットに飾るシーンは、とりわけ印象的でした。
美しい靴を所有することは、女性を幸福に輝かせる、この事実を世に知らしめて以来、「マノロ ブラニク」のビジュー靴はおしゃれ通の必須アイテムに。
「不朽の名品」で掲載した商品は、過去のPreciousで掲載した記事からの転載なため、現在は買えないものも含まれています。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2020年
- WRITING :
- 河西真紀
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)