世界各国、メジャーな国への旅はひととおり終えて、毎年の旅先もそろそろマンネリ化…。そんなときには新たな感動と出合う、ワンランク上の旅に出かけましょう。次なる旅先を探している大人のキャリア女性に向けて、自分だけの「聖地」ともいえる場所への最高に贅沢な旅のプランを、各ジャンルで活躍する旅のプロに教えていただきました。

今回は、カラフルな民族衣装と出合ったり、アマゾン川のクルーズ、奇跡の孤島でデジタルデトックスなど、魂が揺さぶられるような未開拓の地へ…旅先での大自然、そしてカルチャーとの触れ合いを存分に楽しむことのできる「アメリカ大陸」の旅先を紹介します。

■1:ペルーのウロス島でカラフルな民族衣装や雑貨と出合う

幼いころは母親に連れられて、大人になってからはお子さんたちを連れて世界中を旅してきたという、モデル・「ハウス・オブ・ロータス」クリエイティブ・ディレクターの桐島かれんさんですが、意外にも南米は未踏の地なのだとか。

刺しゅうが施された織物や、 繊細な毛糸の編み物でできた 民族衣装はカラフルでかわい い。生活雑貨にもアレンジさ れ、さまざまな暮らしの場面 で使われている。

「旅のルートはもう考えてあります(笑)。ペルーのリマから入り、ナスカの地上絵を見てからクスコへ。高原列車に乗ってマチュピチュに行き、その後ボリビア方面へ向かって、チチカカ湖へ。そこが、真の目的地です」。標高約3800メートルという、富士山よりも高い場所にあるチチカカ湖には、トトラと呼ばれる葦のような植物でつくった「ウロス島」という大小の島が浮いており、各島では、山高帽のような帽子をかぶり、鮮やかな民族衣装に身を包んだ人たちが暮らしています。女性はロングヘアを三つ編みにしているのが特徴。まるでお人形のようなコロンとしたシルエットも目を引きます。「これまで、世界各地で“民族衣装で生活する人たち”に会ってきました。どんな服を着ているかということは、家や、食べ物や、暮らし方に深く関わっている。世界がどんどん画一化されていくなかで、そういう、守り伝えられてきた文化の証を、この目で見ておきたいという強い想いがある。だから、チチカカ湖に惹かれるんです」。

問い合わせ先

  • ウロス島 TEL:0120-811-391西遊旅行
  • ペルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖周辺には、先住民族が多く暮らす。強い日差しに鮮やかに映えるカラフルな民族衣装がトレードマーク。

■2:南米・アマゾン川を5つ星の豪華船でクルーズ

これまでに世界106か国を制覇した「サプライズエンタプライズ」代表の井原美紀さんにとって、旅の目的はいつも「新しいものを見たり、新しい体験をしたりすること。つまり、まだ行ったことのない場所が次の目的地になります」。

1室2名の客室からは、アマゾン川がすぐそこに。16スイ ート、最大乗船人数32名の 小型船なので、さまざまな国からのゲストとも親密に。

そのひとつが、ペルー、アマゾン川上流の町、イキトス。「そこから、アリア・アマゾンという船に乗って、4日間のアマゾンクルーズへ。ベッドからアマゾン川を眺められる、床から天井までの大きな窓が特徴的な広い客室と、ジャグジー、ジム、サンデッキもある、ラグジュアリーな5つ星客船で、川を下ります。ペルーのセレブシェフが監修したという食事も楽しみのひとつ。サプライズに満ちた旅ができそう」。船には専門ガイドが同乗し、スピードボードで支流を探検したり、ジャングルに上陸したり。最後の秘境、と呼ばれるアマゾンなら、「未知なるものに出合いたい」という井原さんの飽くなき欲望を、存分に満たしてくれることでしょう。

問い合わせ先

  • アリアアマゾン  TEL:03-5405-9213(ICM)
  • 2017年からは、世界的に有名な海洋保護活動家、ジャン=ミシェル・クストー氏が同行するさらに贅沢なクルーズも。アマゾン探検クルーズ3泊プラン US$4,350~(約¥475,700〜相当)

■3:ペルー・リマ「セントラル」で美食の神とペルーの食材を視察

2017年「世界ベストレストラン50」で5位となり注目を集めたレストランが、これまでに世界40か国以上を旅してきた、コラムニスト中村孝則さんの次の目的地。

セントラルの料理

「今、美食のフロンティアとして注目されているペルー。その魅力は、食材や食文化の多様性です。『セントラル』のシェフ、ヴィルジリオ・マルティネス氏は、最先端の技術と感性で、ペルーの多様性を表現している。ぜひ現地で体験したいですね。そして一緒に食材巡りを!」

問い合わせ先

  • セントラル TEL:+51-1-242-8515
  • ペルーの首都、リマの高級住宅地であるミラフローレス地区にある。’12年にはロンドンに「リマ」を出店し、開店後1年で、ペルー料理初のミシュラン1つ星を獲得した。

■4:ミクロネシア諸島の奇跡の孤島「ジープ島」でデジダルデトックス

「今まで訪問した国は80を超えます。ここまできたら、煩悩の数と同じ108か国をコンプリートして、トラベルジャーナリストを卒業するのもありなんじゃないかと。そんなこともあり、最近は未踏の場所を積極的に選んでいます」と語るトラベルジャーナリストの寺田直子さん。

ミクロネシア諸島・ジープ島

そのひとつであるジープ島は、直径34mの小さな南の島。「スマホやPCを手放し、デジタルデトックスをしながら、満天の星が降り注ぐビーチで夜を過ごし、眠りにつくのが夢です」

問い合わせ先

以上、大人の欲望を満たす至福のディスティネーション「アメリカ大陸編」はいかがでしたか? あの絶景、あのホテル、あのひと皿…こだわりの「あの」に出合うための贅沢な旅プランを、次の旅先の参考にしてみてください。 

EDIT :
谷 侑希美、海渡理恵、宮田典子、剣持亜弥(HATSU)、佐藤友貴絵(Precious)
RECONSTRUCT :
渋谷香菜子