1755年創業、時計メーカーで世界最古のマニュファクチュールであるヴァシュロン・コンスタンタンで、最もスポーティーなコレクションが、ブランドの象徴“マルタ十字”をイメージさせる、6角モチーフを配したベゼルが特徴の「オーヴァーシーズ」だ。
ピンクゴールドのシルエットとブルー・ダイヤルの初の融合
今春開催の「ウォッチズ&ワンダーズ2020」でお披露目された、ピンクゴールドとブルー・ダイヤルをまとった「オーヴァーシーズ・パーペチュアルカレンダー・エクストラフラット」に続き、ピンクゴールドによる流麗なシルエットにアイコニックなオーヴァーシーズ・ブルーダイヤルを初めて組み合わせた「オーヴァーシーズ・オートマティック」が発表された。3針モデルとしては初のトライアルとして、ケースからブレスレットに至るウォッチ全体をピンクゴールドで製作。デザインをスタイリッシュに引き立てると同時に、エレガントで上質なラグジュアリースポーツウォッチを実現させている。
光の当たり方で輝きを変え様々な表情を見せるフェイスは、ブルーの透明ラッカーを使い、中央部にサンバースト・サテンブラッシュ仕上げが施され、サーキュラーサテン仕上げのフランジ部やベルベット仕上げのミニッツ・サークルとのコントラストも絶妙。ホワイトの夜光でコーディングされたインデックスや、時・分針にも18K(5N)ピンクゴールドを用いるなど細部まで世界観が行き渡る。
余裕のある60時間パワーリザーブを実現した美的な高精度ムーブメント
「オーヴァーシーズ・オートマティック」には、生活の多様なアクティブでエレガントに使える時計という哲学から、シーンによってゴールドのブレスレットをブルーのラバーやアリゲーターストラップに簡単に付け替えられるインターチェンジャブルシステムを採用。また、「オーヴァーシーズ」のデュアルタイムやクロノグラフのピンクゴールド・モデルにも、新しいゴールド製ブレスレットの装着が可能だ。
またムーブメントには、60時間のパワーリザーブを備える高精度な自社製キャリバー5100を搭載。サファイアクリスタルのケースバックからは美しい装飾仕上げも鑑賞できる。また、コート・ド・ジュネーブ模様で装飾された地板の上で回転する22Kゴールド製のローターには、探検の精神にふさわしい方位図のモチーフが刻まれている。
ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・オートマティック」
絶え間なく美を追求し進化をし続ける「オーヴァーシーズ」にとっても、オートマティックはスポーティーエレガントの新たなプロローグといえそうだ。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター