コロナ自粛は明けたものの、スナックに足を向けたくても難しい日々が続いている。それでもママとの会話は恋しい。そんな時に利用したいのが『オンラインスナック横丁』という、窮地に立つスナックを救済する目的で立ち上げられたWEBサービスだ。
バラエティ豊かなスナックが揃った『オンラインスナック横丁』
![『オンラインスナック横丁』のトップ画面](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/5/720mw/img_f5028f8944d5a126956a7d01a91127601507309.png)
使い方は至って簡単。40軒ほどあるスナックの中から希望の店を選び、遊びに行きたい日時を選ぶだけだ。
![日本国内はもとより、海外のスナックもある。どの店も30分数千円程度で入店できる](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/720mw/img_22dcf7e8cba9c79168bbdf6d8b1bd2df1466652.png)
リストを眺めていると気になる店を見つけた。「モスクワ史上初の純和風スナック『BAR清水』」。モスクワでスナックとは?
![『BAR清水』を紹介する『オンラインスナック横丁』のページ](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/720mw/img_97b5a13bad47c80467a5dbc4eb964cca744462.png)
30年以上ロシアを愛している日本人ママの店、とある。モスクワという立地も、ママのパーソナルも興味深すぎる。今夜はこの店に決めた。
今宵の美女が主宰するショールームでオンラインスナックを開催
今晩のパートナーを務めてくれる河野さんは、ファッションブランドを中心にPRする73 Showroomを主宰している。
![河野さんがPRを担当する商品が彼女の後ろに見える](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/720mw/img_173048ad6119767b9232c751470e27c9361312.jpg)
今晩は彼女のショールームをお借りして、オンラインスナックに臨む。オンラインスナックが始まるまで、ショールームを眺めていると気になるバッグがあった。
![バッグ_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/3/720mw/img_2398c3c6be42fa45a23f6e8a6d9d316f291621.jpg)
スーツスからカジュアルまで、幅広いコーディネートにフィットする、汎用性の高いバッグに視線を注いでいると「『トフ&ロードストーン』のメンズシリーズで最も人気が高いトートバッグ」と河野さんが説明をしてくれた。フラップを留めるオリジナルの真鍮鋳物のボタンは、手作業の真鍮本来の風合いを残している。
「バッグのサイドに入るしわにまでこだわり、たわみが美しく出るよう革に程よい厚みを持たせています。普段使いしやすいサイズ感で、革なのに軽量。冬場のコートでも肩掛けできる長さのハンドルも便利ですよ」
![ビールが好きな河野さん。海外のビールを中心にセレクト](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/720mw/img_327f52a4e74d7c67d2697c53424ed2d6475752.jpg)
オンライン飲み会同様、ドリンクや料理は自分たちで用意するのが、オンラインスナックのスタイルだ。自分の好きなものばかり選べ、オンラインスナックに向けて少しずつテンションを高まっていく。
ロシアの印象を覆されるモスクワ観光からオンラインスナックは開始
約束の時間になると、画面に恵美子ママとスタッフのアマルさんが現れた。
![河野さん、恵美子ママ、アマルさんそれぞれの画面が一度に映し出される](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/720mw/img_22474f186adbb66dbec600f6f6def475375399.jpg)
モスクワの中心部をアテンドしてもらうプランをお願いしていたため、まずは2人に周辺を案内してもらいながら赤の広場に向かってもらう。
![左が恵美子ママ。美しく、若々しい。アマルさんはロシア人であるものの、日本語が堪能でスムーズに会話ができた](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/720mw/img_aed802f0c83d43f13137e5ab7acb3230129788.jpg)
まずはボリショイ劇場の近くにあり、モスクワ随一のファッショナブルな通りと言われているバリシャヤドミトロフカ通りへ。
モスクワで着物を着て自撮り棒を持って案内する恵美子ママは、とっても目立つ。着物を見慣れた日本人ですら、目を奪われることが映像だけでも充分に伝わる。現地の人はさもありなん。早速モスクワの紳士に声をかけられていた。
![普段から着物を着ている恵美子ママ。頻繁に現地の人に声をかけられるそうだ](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/720mw/img_86e5d260d34f46e13229d48a4b6c338b5074800.png)
スクワの中でも歴史があり、安倍前首相も宿泊した五つ星のメトロポールホテル、老舗デパートのグム百貨店などを巡っていく。日本語以外にも語学堪能なアマルさんは本業が通訳ガイドのため、丁寧に歴史や背景を説明してくれた。
![右上に写っているのが、モスクワを代表するグム百貨店の店内。帝政ロシア時代に作られた建物は、どこをとっても贅が尽くされている](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/720mw/img_8bba5cad3a93435b48830af83b46da9a1612719.png)
いずれも豪奢な建造物ばかりだ。これには河野さんも驚いたようで
「社会主義の国なので、もっと地味な印象でしたが、意外とセレブな街ですね」
と漏らすと、恵美子ママがリアルなモスクワの様子を教えてくれた。
「ロシアは貧しいと思われがちですが、モスクワだけは別格で1300万人も住むヨーロッパ最大の都市。裕福なロシア人がたくさんいますよ」
日本人があまり知らないモスクワの現状が垣間見れた。
河野さんがずっと見てみたかったと話す、赤の広場にある聖ワシリイ大聖堂に到着すると、画面越しにパシャリ。
![画面越しでも撮影したくなるほど聖ワシリイ大聖堂は、カラフルで可愛らしい建物だ](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/720mw/img_018118d8d37d4831845ad2e158969519406495.jpg)
1時間半ほどのモスクワ観光を終え、後編では恵美子ママとロシアの関係をじっくりと尋ねる。
【BAR清水】
![BAR清水](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/720mw/img_1f045c9627f13c55249ad22899fb0462166107.jpg)
問い合わせ先
-
BAR清水
オンラインスナック横丁料金/1名30分¥2,500、1名60分¥3,700、2名60分¥6,000、3名60分¥8,000
オプション:ママにビール飲ませ放題¥500、ママにワイン飲ませ放題¥3,000、ママにウィスキー・コニャック飲ませ放題¥8,000
※モスクワ観光は初回入店の場合のみ、リクエストに応じて行っています(通常メニュー料金に含まれる)。 -
掲載商品問い合わせ先
- ティーアンドエル TEL:03-6455-5520
- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター
- PHOTO :
- 小倉雄一郎(小学館)