個性的な柄物ニットは、単品で見ると少しデザインがきついのでは?と遠慮しがちであるが、寒くなるに連れて恋しくなる魅力があり、カジュアルなコーディネートには欠かせないアイテムである。ただ、デザインがあまりにも個性的すぎると扱いが難しいが、そういう時は丸みのあるショールカラーのニットを選ぶのがおすすめだ。適度に主張を和らげてくれて、個性もある。それでいて大人が着てもおかしくないニットを紹介する。
個性的だが主張は控えめ!大人が選ぶべきおすすめニットアウター
柄に潜むストーリーを知れば、さらに愛着がわく!
ペルーのリマを拠点に展開しているニットブランド「ラッファ モリーナ」にトゥモローランドが別注したニットアウター。アルパカを100%使用することで、滑らかで柔らかい手触りと自然な光沢が美しい表情を生み出す。身頃に描かれた柄は、インカ帝国を統治していたケチュア族が、時間や季節を感じるために見上げていた夜空の星を表現している。
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繊細な柄だけでなく、ディテールへのこだわりにも注目!
前身頃にのみジオメトリックパターンを施したウールのニットアウター。ベージュやグレーを基調とした色を重ね合わせることで、統一感のある品の良い仕上がりに。長めに配したリブ袖には親指を通すホールを設けたり、ひとつひとつ素材の違うボタンをつけることで、モダンなスタイルを表現している。
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洒落者同士がタッグを組んだ名作ニットアウター!
大きな千鳥格子柄にダブルのディテールを落とし込んだクラシカルなニットアウターは、ニットブランドであるヴァンドリとスタイリストの小川カズ氏とのコラボレートによるアイテム。モヘアを使用し、軽くて柔らかい着心地と温かさは、ストレスを微塵も感じさせることはない。襟元の開きを狭めに設定することで、ストールなどを巻かずとも防寒性を高めている。
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リラックスシルエットの優雅さが派手柄を引き立てる!
品の良いグレーとトライバル柄のベージュが好相性のニットアウター。ボタンを設けずにベルトで着こなすガウン仕様は、着丈の長いリラックス感のあるシルエットが洗練された大人らしい印象を与える。繊維の細いベビーアルパカを使用することで、カシミアのように滑らかな肌触りと優れた保温性で、真冬でもアウターとして重宝する一着だ。
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柄物を着こなすなら、淡いトーンで洗練されたコーディネート
柄物を着こなすときは、柄を際立たせるだけでなく品良く着こなすことを心がけよう。ニットに配されたグレーとホワイトのトーンを拾い、シャツにはチャコールグレー、パンツにはホワイトを。それぞれウール素材のアイテムを取り入れることで、上品さを損なわずにまとまりのある着こなしが完成する。足元にはソールの薄いシューズで、ニットガウン同様にリラックス感を取り入れて。
いかがだっただろうか。柄物でも、柔らかいニットの質感であれば、他のアイテムとは異なり充分に大人らしい着こなしが可能だ。ここで紹介したコーディネートを参考にして柄ニットの着こなしを楽しんで頂きたい。
※価格は全て税抜きです。
問い合わせ先
- ヴァンドリ青山本店 TEL:03-6419-7266
- ストラスブルゴ TEL:0120-383-653
- トゥモローランド TEL:0120-983-522
- トレメッツォ TEL:03-5464-1158
- バインド ピーアール TEL:03-6416-0441
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊