2020年の秋冬、メンズファッションの中で特に際立っていたのがイエローカラーだ。派手さゆえに取り入れるのが難しいように感じるかもしれないが、男性が好むブラックやネイビーとの相性がいい。今の時期であれば、コートなどの重衣料の下にワンポイントとして取り入れることで、いつものコーディネートを劇的に変化さえてくれる都合の良い色だったりもする。中でもニットはその代表的アイテムであり、この時期ならではの存在だ。
タイプ別、イエローニット5選
定番のクルーネックは、ムラ感のあるイエローでさりげない変化を!
製品染めを施したクルーネックニットは、まるで着込んだようなヴィンテージ風のムラ感が独特な風合いを醸し出す。ジャケットやブルゾンなど様々なアウターとの相性がいいミドルゲージだから、着回し力が高く使い勝手の良いアイテムだ。
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これ一枚でも主役になれる、ケーブル編みのタートルニット
肉厚なウールを使用したタートルニットは、前身頃にだけケーブル編みを施すことで、伝統的な編み柄を使用しながらも、クラシックになりすぎずモダンな印象に昇華させた。前後で与える印象が異なる表情の豊かさが、これ一枚でシンプルに着こなしても様になる。
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前後どちらでも着られるニットベスト!?
デンマークで漁師やハンターに昔から愛用されているニットをもとに、前後関係なく気軽に着られるようにデザインされたアンデルセン-アンデルセンのニット。目の詰まった編み地は、昔ながらのしっかりとした着用感を味わうことができるだけでなく、優れた保温性で寒さを感じさせることはない。
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無駄のないシンプルな表情が、上品さ漂うVネックニット
シャープな襟周りがすっきりとした印象を与えるVネックニット。27ゲージのハイゲージで編み込むことで、滑らかな肌触りと上品さを演出。袖口や裾は太めのリブを設けることで適度なフィット感を実現した。シャツやカットソーなどでVゾーンのカラーコーディネートを楽しみたい。
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スポーティさと古臭さが交わる、個性的なハーフジップニット
スポーティな雰囲気のあるハーフジップニットを、褪せたイエローカラーとレザーのジップタブを使うことで、ほどよくレトロな風合いに仕立てた。ジーロンラムズウールを使用したふんわりと柔らかい肌触りが病みつきになる一着だ。
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個々のアイテムを見比べて見ると、同じイエローであっても色加減が違うのがよくわかる。好みの色で旬のコーディネートを楽しんではどうだろうか。普段のコーディネートに合わせやすいので、パートナーへの贈り物としてニットを選ぶのもおすすめだ。
※価格は全て税抜きです。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊