目周りのシワやゆるみ、顔全体のたるみ、もわもわと漂う老け感など、私たち大人世代は、気になる顔悩みが満載です。とはいえスキンケアは、闇雲に始めればいいものではありません。
なんとなくの遊学よりも、真剣な正規留学のほうが得るものが大きいのは、肌も同じ。速攻で確実な手応えを求めるのなら、目的を定め、適切な手段でアプローチすることが大切です。
だからスキンケアに必要なのは、「肌留学」という新たな視点。大人世代の若々しさは、真摯な向上心にこそ宿るものだから。目元、顔全体のしぼみやたるみ、あれもこれもの顔全体の老け感、それぞれの悩みごとに、理想の肌留学プランを提案します。
さあ、この秋冬こそは、見違えるほどに輝く笑顔を手に入れたい。本気の肌留学に出かけましょう。
悩んでいても改善しない。諦めるのもまだ早い。別天地へ踏み出す覚悟で、フルライン替え
長期留学では、海外で生活習慣を一から学び直すという気構えで取り組みたいので、原則的にすべてライン使いです。水が合わないといった体質の違いによるトラブルのリスクもありますが、マンネリケアから脱皮して目覚ましい成果を得られるまたとないチャンスです。
『B.A』は先進的な生命科学や皮膚科学の成果を意欲的に取り入れ、素晴らしいケア効果を届けてくれる、今、いちばん勢いのあるライン。
また「クレ・ド・ポー ボーテ」は日本の先端科学と繊細な感覚が生み出す圧倒的なトリートメント力が素晴らしい。『リフトディメンション』はたるみケアだけに専念し、成果を出すことを狙ったシリーズ。
あらゆる面でこれまでと違うルールが適応される現在は、まるで引っ越しや移住をしたようなものです。スキンケアにおいても、慣れ親しんだ自分の流儀をいったん脇において、新しいアイテム、新しいメソッドを学ぶことで、これまで以上に豊かな生活や効果的なスキンケア法が見つかるのではないでしょうか。
【長期留学1】本来の自分に遺伝子レベルで立ち返る。ポーラ「B.A」ハリ肌復活作戦
美肌づくりに欠かせない肌機能のスイッチを入れるために編まれたライン。
「ローション以後のすべてのアイテムにキー成分が配合されています。なので、ライン使いで機能アップをだめ押しするのが基本。
注目のクリームは、有用成分を高濃度に配合し、顔立ちが変わるほどのボリュームアップ&リフトアップ力が。頬のコケ感がふっくら和らぎ、重心が5mmはアップした手応えが感じられると思います」(近藤さん)
【長期留学2】未来の顔、肌をデザインする「クレ・ド・ポー ボーテ」艶めき肌獲得作戦
特に注目したいのは新製品の『クレームヴォリュミザントS』。
「適度な刺激が肌再生を促すという新知見をベースに開発されたマッサージメソッドは、ぜひ留学中に身につけたい。この機会だからこそ、ゆっくりと時間をかけるていねいなケアをマスターし、以後の生活に役立てて」(近藤さん)
【長期留学3】ゆるみきった美の基盤を立て直す。コスメデコルテ「リフトディメンション」くっきり顔立ち作戦
新成分グルコシルナリンギンを世界で初めて配合した、リフトアップのための新シリーズ。
「コスメデコルテでは本来、美容液はラインから独立した特別な存在。あえてラインに組み込んだほど、今回のセラムは渾身の逸品だそう。なのでセラムを中心に前後も同シリーズを使い、セラムを効かせる最善の環境を整えたい」(近藤さん)
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- 近藤須雅子さん 美容エディター
- BY :
- Precious11月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 柳田美由紀、五十嵐享子(Precious)