メンズプレシャス冬号「紳士の『肌づくり』とは?」で紹介している「YOJO SPA」でエディターIが世界が注目する施術を体験!その様子をレポートする。
世界から注目が集まる「美容鍼」の立役者
東洋の技術と西洋の思考が融合した新しい施術
「すごい鍼灸師がいるから取材してみたら?」と本誌ディレクターに紹介されたのが「YOJO SPA」のオーナー・北川 毅先生だ。鍼灸師=肩こりや腰痛のを治すだけのプロだと思うなかれ!
美容意識の高い女性たちは、フェイスラインの引き上げや肌をトーンアップさせる「美容鍼」の施術を受けるために鍼灸院に通っているのだ。こちらの「YOJO SPA」の北川先生こそが、美容鍼灸という新しい分野を確立した第一人者である。皮膚の真皮に鍼を刺すことで、新しいコラーゲンの産生を誘発するという「コラーゲン誘発鍼」は、世界中から注目を集めている。
近年、美容クリニックではレーザーを使用した、たるみ治療が人気だという。痛みやダウンタイムをあまり伴うことなく、それなりの効果を実感できるからだ。レーザーを使用したたるみ治療は、熱エネルギーによって線維芽細胞を刺激してコラーゲン産生を高めるのだ。「コラーゲン誘発鍼」は、これと同じ理論だ。つまり、北川先生は、新しい視点で鍼という東洋の施術に西洋の発想を融合させたということである。
メンズ美容初心者が美容鍼、初体験
メンズ美容に対して興味をもちはじめた40代半ばのエディターIが、そんな世界レベルの施術を受けることになった。「痛みに耐性のない男性には痛いかもしれない…」いう北川先生からの言葉に、エディターIが一瞬ひるんだように見えた。
カウンセリングのあと、いよいよ施術へ。眉の上から鍼を刺しはじめた。
「鍼を刺すたびに血が巡っていくような感じがして、刺すときに一瞬チクッとする程度」と余裕を見せるエディターI。箇所によって鍼の角度を変えながら、どんどん刺し続ける北川先生。
施術中Iが「痛っ!」何度か声を上げた。場所によっては、皮膚が痛みを強く感じることがあるようだ。
10分ほどで鍼を刺し終えた。その数なんと100本以上! ある意味、絶景(笑)。サービス精神旺盛なIは、撮影のために笑顔をくれたり、目を見開いてくれたりしたのだが、実は、施術中に顔の表情筋を動かすと、痛みを感じる場合があるそうだ。案の定「顔を動かしたあと、じわじわと痛みが広がってきた…」とI。
痛みに耐えつつ、鍼を刺したまま10分ほど待つ。
施術後のエディターIを見て驚いた。もともと強めの目力がさらに増し、肌もツヤっとしている。「視界が広がったような感じがする」という。
エディターという職業柄、目の疲れがあるだろうと気を利かせた先生が、目の緊張をとり疲れを緩和させるツボにも鍼を刺してくれていたのだ。
施術直後の肌も十分に効果を確認できるが、「コラーゲン誘発鍼」が本領を発揮するのは、施術の翌日からである。
皮膚の真皮に鍼によってつくられた微小損傷が、古くなったコラーゲンを壊し、約2か月かけて新しいコラーゲンがつくられていくのである。後日、Iに肌の調子を聞いてみると「肌に弾力が戻った」と返答があった。
鍼灸治療の効果も申し分なし!
ちなみに待っている間に、本企画担当Nが「四十肩が辛い…」と北川先生に打ち明けたところ、「今から治療しませんか?」と声をかけていただけた。
お言葉に甘え、治療の施術を受けることにした。首〜肩に触れた先生が「この体でよく頑張っていましたね…」と。四十肩にくわえ、首や肩がかなりパンパンに張っていたようだ。
治療で鍼を刺す際も一切迷いなし。鍼治療は何度か受けているのだが、北川先生の鍼はほかの鍼灸院と違って、刺すたびにズンと体に響く。そのことを伝えると「あまり浅く刺しても効果が出にくいから、やや深めに刺して鍼の『響き』(体の反応)を誘発している」とのことだった。
こちらは5分ほどで刺し終え、同じく10分ほど刺したまま置く。すると、途中で鍼を刺した場所にズキズキと鈍痛が走り始めた。待っている10分をこれほどまでに長く感じたことはない。
ようやく鍼をとり、治療終了。鍼をとってもなお、ところどころまだ鈍痛が残った。
その鈍痛は10分ほどで治ったのだが、その後のトイレの近いこと! これは、施術によって代謝が上がった証拠である。そして四十肩完治とまではいかないが、翌朝の肩の軽さに驚いた。「あと1、2回施術を受けたら、四十肩の辛さから開放されそうだ…」と感じた。
肌の調子を底上げするために通うもよし、体のメンテナンスに通うもよし。世界が認めるすばらしい技術を一度体験してみてはどうだろうか?
問い合わせ先
- YOJO SPA TEL:03-3560-6172
- 住所/東京都港区東麻布3-8-10 バーリータワーズ301
- 営業時間/10:00〜20:00
- 定休日/月・火
- 料金/コラーゲン誘発鍼¥21,000
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 深山徳幸
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与