ルイ・ヴィトンが発表した、549カラットの比類なき最高品質ダイヤモンドとは?
ルイ・ヴィトンがこのたび、比類のない純度、高い光沢度、優れた色を持つ549カラットのダイヤモンド原石「セトゥーニャ(Sethunya)」を発表しました。
史上2番目に大きい、1,758カラットのダイヤモンド原石「スウェロ(Sewelô)」 の発表から1年足らず。採掘会社「ルカラ・ダイヤモンド」と、ダイヤモンド加工業者「HBアントワープ」と2回目のコラボレーションを行うことに。
「セトゥーニャ」とはどんな原石なのか、詳しく見ていきましょう。
■1:2020年2月、カロウェ鉱山で採掘
スウェロが採掘されたのは、1月に発表された「スウェロ」や、1,109カラットのテニスボールサイズのダイヤモンド「レセディ・ラ・ロナ(Lesedi La Rona)」を産出した、ルカラ・ダイヤモンドが所有するカロウェ鉱山の「サウス・ローブ」という同じユニット。ツワナ人の女性作業員が、最先端のMDR(メガ・ダ イヤモンド・リカバリー)のXRT回路の特殊選別セクション「グローブボックス」を使い、発見しました。
■2:ツワナ語で「花」を意味する「セトゥーニャ」
10〜20億年前のものと推定される「セトゥーニャ」は、この上ない純度の一貫性と、結晶全体にわたる白さがともに際立ち、最高品質の透明度と色をもつ、比類なき美しさを備えています。
■3:究極のパーソナライゼーションが可能
メゾンの永きにわたるパーソナライゼーションの伝統に倣い、顧客の要望に応じてこの稀少な原石をカット、研磨して仕上げる、オーダーメイドのダイヤモンドが提供される予定です。
2020年は、「スウェロ」の発表で幕を開け、「セトゥーニャ」の眩い輝きで幕を閉じるルイ・ヴィトン。
その歴史の登場人物となれるパーソナライゼーションは究極のハイジュエリー体験であるとともに、家宝として受け継がれる、真に唯一無二の宝石を創造する、またとない機会になることでしょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子