ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』11月号108ページ~で展開していたファッション企画「オンライン会議で差がつく!上半身で『知的美人』のつくり方」と連動したPrecious.jpオリジナル記事の総集編です。
在宅勤務が増えた今、オンライン会議という新しい仕事の形態が定着。「何を着たらベスト?」か知りたいという声にお応えして、スタイリスト青木さんが選び抜いたオンライン映えする理想のトップスをご提案。対面の会議とは見え方が違う、画面越しならではのルールをぜひマスターしてください。
オンラインで差がつく!上半身で「知的美人」のつくり方8選
■1:初対面の方との会議には…襟元すっきりジャケットで知的美人に
「オンライン画面で映えるジャケットは、首元がすっきり見えるデザイン、ノーカラーがオススメです。襟がある場合は小さめラペルを選んで」と、青木さんよりアドバイスが。
対面会議のときは、きちんと上品に見えることが絶対条件に。オンライン会議では、きちんと感を演出することに加え、すっきりスマートに見えることがマストです。
首元がつまり過ぎていないものだと、画面上で顔映りがよく見えるので、ぜひ参考にしてください。
【詳細記事はこちら】きちんと見えて知的さ抜群!オンライン映えジャケットは「襟元すっきり」が鉄則です
■2:初対面の方との会議には…ドラマティックな女性らしさを印象づける、艶やかブラウス
青木さんからは、「艶めきが出て絵になるブラウスは、フラットになりがちな画面上で威力を発揮。ちょっとした動きから生まれる陰影がつくり出す立体感で印象的に映ります。ぜひ活用したいアイテムです」とのことでした。
上質素材のドレープによってつくられる陰影が、美しい立体感をつくり、ラグジュアリーな印象をもたらします。初対面の方に加え、きちんと感を印象づけたい堅い職種の会社の方との会議に活用してみてください。
【詳細記事はこちら】ブラウス1枚の日は「光沢素材の上品な艶めき」で立体感ある着こなしを!
■3:社内のカジュアルな打ち合わせは…自宅で着用しているトップスに+お手軽ジレできちんとさを高めて
「ジャケットだとちょっと堅苦しいときには、同じような効果を発揮できるジレを取り入れてみてください。
シンプルなトップスの上に着るだけで簡単にきちんとさがアピールでき、知的に見えます。使い勝手がよく非常に便利です」と青木さん。
在宅勤務でも気を緩めていない感じが出るので、ぜひ活用させてみてください。
【詳細記事はこちら】シンプルなトップスが「ジレ」でたちまちキャリアスタイルに早変わり!
■4:社内のカジュアルな打ち合わせは…シンプルデザインのニットは、きれい色勝負で顔映りよく!
きれい色といっても淡いパステルでなく、画面上彩度が高く見える、明るいビビッドカラーを積極的に取り入れることがいいと、推薦していただきました。
「明るい色味は、顔映りよく幸せムードを高めてくれます。首元に抜け感が出るVやUネックなら、顔の輪郭がシャープに見えておすすめ」とスタイリスト青木さんよりアドバイスをいただきました。
ドロップショルダーやリブのデザインなど、ディテールに凝ったものだとさらに上半身コーデの完成度が高まるので、こだわってみてはいかがでしょうか。
【詳細記事はこちら】オンライン会議では、シンプルでも「明るいカラーのニット」で画面に華やかな彩りを!
■5:幅が狭めのボウタイならキリッとした印象に。知的フェミニンで好感度もアップ
「幅広のボウタイをリボン結びにしてしまうと、画面上ではトゥーマッチ。全身ではないバランスでの見え方を考え、タイの太さ選びや結び方にも工夫を凝らして」と青木さんよりアドバイスをいただきました。
あまり幅広いボウタイを選んだり、ボリュームのあるものをリボン結びにしてしまうと、大げさで顔周りがすっきり見えません。
上半身だけが映る画面だからこそ、ナローなボウタイをセレクトすることが大事です。さらに垂らすだけにして縦に長いIラインをつくり出せば、スマート見えに効果的になるので、ぜひお試しください。
【詳細記事はこちら】オンライン会議で映える、幅が狭めの「ボウタイブラウス」で知的な印象に!
■6:しなやかなドレープやドラマティックなギャザーが、華やぎある存在感を生み出します
「オンライン会議ではきつく見える黒より、気品あるネイビーをおすすめします。ネイビーのこちらは、ギャザーやドレープがたっぷりとあしらわれ、画面映え間違いなしの一着」と、青木さんよりコメントをいただきました。
ふわっとした袖のデザインを選べば、気になる二の腕のカバーにもつながります。
ギャザーやドレープがもたらす立体感や陰影が、ドラマティックで華やかさを際立ててくれます。女性らしさとともに、クリーンさを香らせましょう。
【詳細記事はこちら】ドレープやギャザーが立体感をつける「デザイントップス」なら華やぎ力十分
■7:明るく華やぎをもたらすスカーフの彩りで洗練された襟元を演出
「プリントスカーフを襟元にあしらうと、シンプルなニットが一気に華やぎます。上質な素材がもたらす艶やかな質感も、画面映えにつながるので、ぜひ上手に使いこなしてみてください。柄のインパクトを利用して、切れよくシャープさを演出して」と、青木さんよりアドバイスをいただきました。
存在自体が華やかなスカーフは、シンプルなニットにプラスすると簡単に顔映りがよく、きちんと感もアピールできます。
モデル写真のように、前に長めに垂らすと、スマートに見えてスタイリッシュです。ぜひ取り入れてみましょう。
【詳細記事はこちら】彩り豊かなスカーフを取り入れて確実に上半身映えを狙いたい!
■8:メリハリのついた配色効果で、シンプルな服でも『上半身映え』は狙えます
「カーディガンとインに合わせるニットにカラーコントラストをつけることで、フラットに見えず、視覚的なシャープさを演出することができます」と青木さん。
地味な定番色も2カラーも合わせると洗練した雰囲気が高まります。黒一色ーではないので、きつく見えることはありません。×ベージュなら気品が漂ってエレガント。
【詳細記事はこちら】オンライン会議では、色合わせでコントラストを効かせて印象的に!
以上、スタイリスト 青木貴子さんが提案の「オンライン映え」するコーディネート8つをご紹介しました。
上半身だけが映る画面では、アイテムのディテールや小物使いがとくに際立ちます。在宅勤務でも「きちんと」感を演出したい方は、ぜひ、参考にしてみてください!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious11月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 石倉和夫
- STYLIST :
- 青木貴子(White box/ファッション)、来住昌美(インテリア)
- HAIR MAKE :
- リョージ イマイズミ(SIGNO/ヘア)、耕 万理子(SIGNO/メイク)
- NAIL :
- 渡邊李穂(uka)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT :
- 佐野有紀、中村絵里子(Precious)