みなさんと同じように年齢と経験を重ねながら、今この瞬間を一番に輝かせている綺麗のプロたちに、実践中の美容法や愛用コスメについて語っていただくビューティ連載企画、24回目です。
今回お話を伺ったのは、ラグジュアリーマガジン『Precious』の専属モデルとして活躍中の真樹麗子さん。冬が近づき、今気になるのはやっぱり乾燥、という真樹さん。より保湿ケアに注力することはもちろん、日中の肌を守るためには、「ちゃんとファンデーションを塗る」ことが大事なのだそう。
ファンデーションはカバーするもの、だけではなく肌を守ってくれるもの
「冬に気になる肌の悩みといえば、やっぱり乾燥ですよね。冬場の朝晩のスキンケアでは、シートマスクやクリームでよりしっかり保湿することを意識しています。でも40代に入ってから、それだけでは足りない…と思うように。特に日中、撮影の後にメイクをオフして日焼け止めや下地だけで帰宅する時などは、時間が経つほどに肌がカサッとしてくるのを感じていました。
ある日、ふと気づいたのが、ファンデーションを塗っていると、日中もずっとしっとりとした肌でいられる、ということ。ファンデーションは肌の負担になる、とはよく聞いていましたし、自分自身も撮影後はすぐに落としていました。でもむしろその行為によって、肌を乾燥に晒してしまっていたのだ、と気づいたんです。
以降、外出時は必ずファンデーションを塗るように。最近のファンデーションは美容液成分がたっぷり配合されているものが多く、肌に塗ることで美容液マスクのような役割を果たしてくれます。大人の女性にとってのファンデーションは、肌悩みをカバーするだけでなく、日中の肌を守りながら潤すためのもの。そんな意識でベースメイクをすると、ファンデーションを塗ることも楽しくなりますよね」(真樹さん)
大人の肌がしっとりと艶めく、美容液ファンデーション
■これが一番しっとりする!真樹さんが太鼓判を押す「ヘレナ ルビンスタイン」の名品ファンデーション
「ファンデーションはいろいろ試しましたが、ヘレナ ルビンスタインの『プロディジー CELグロウ』の保湿力は格別! 私は標準色の2番と明るめの1番の2本を持っていて、肌のトーンに合わせて混ぜたりスイッチしたりします。ファンデーションの色味が素肌と合っていないと、変に厚塗り感や老け感が出てしまいますから。特に秋から冬への移り変わりとともに、肌のトーンは結構変化するので、2色使いがおすすめです!」(真樹さん)
ファンデーションを塗ったほうが潤いのある綺麗な素肌になれる、とは意外な発想ですね。これからのさらに乾燥する時季は、ファンデーションをちゃんと塗ることで、しっとり艶めく美肌をキープしましょう!
※掲載している商品の価格はすべて税抜です。また商品はすべてご本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 松村有希子