身につけるだけで知的で気品のあるオーラを放ち、大人の女性をいちばん美しく見せてくれるベーシックカラー、「グレージュ」。その魅力を、Precious.jpでは、過去の雑誌『Precious』掲載記事を振り返りながらシリーズでお届けしています。今回は、暗くなりがちな秋冬のコーディネートに上品かつフレッシュな印象を与えてくれる、グレージュと鮮やかなカラーアイテムによる3つの着こなしをご紹介します。
グレージュの特徴によって、相性のいい「きれい色」も異なる!
万能のグレージュをさらにおしゃれに着こなすために合わせてみたいのが、彩度の高い「きれい色アイテム」です。鮮やかな色を合わせると、グレージュの上品さにフレッシュさが加わって、新鮮な印象に! 実は、グレージュとひと口にいっても、赤みの強い色、黄みの強い色、青みの強い色などがあり、それによって相性がいい鮮やか色が異なります。また、鮮やかな色は1アイテム限定で投入し、その他はグレージュ系でまとめることが成功の秘訣です。
■1:鮮やかなオレンジが、グレージュの新たな魅力を引き出して
赤みの強いグレージュは、暖色のオレンジと組み合わせましょう。コントラストが強いオレンジ×グレージュの装いには、白系パールのネックレスやピアスで抜け感を添えると、ごく自然にコーディネートにまとまりが出てきます。インパクトカラーは1アイテムだけ、という鉄則に従って、バッグや靴にはグレージュのアイテムを選びましょう。
■2:きれいなブルーとの組み合わせで、グンと若々しい印象に
青みの強いグレージュなら、きれいなブルーのアイテムを合わせるとおしゃれ度もアップ! ネックレスも同系色の青でまとめ、統一感を出しましょう。小物もグレージュで統一すると、さらに知的な印象に仕上がります。
■3:鮮やかイエローの効果で、グレージュの着こなしを大人かわいく!
黄みが強いグレージュは、鮮やかなイエローのアイテムと好相性。装いにフレッシュさを与え、大人かわいい雰囲気がかないます。黄色のトリミングが効いたバッグを合わせてリフレインさせることで、装いにも軽やかなリズムが生まれるのです。
以上、グレージュと鮮やかなカラーアイテムによる3つの着こなしをご紹介しました。暗くなりがちな秋冬のコーディネートにも、上品かつフレッシュな印象を与えてくれる、グレージュと鮮やかなカラーアイテムの組み合わせ。「鮮やかな色は1アイテム限定」という鉄則を守るだけなので、ぜひグレージュアイテムとの着こなしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
- PHOTO :
- 佐藤 彩
- STYLIST :
- 髙橋リタ
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、笠井直子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 難波 寛彦