1872年に創業した人気和菓子店「たねや」。職人の技が光る美しい上生菓子から新しいアイデアを取り入れたものまで、幅広い商品をつくり出すたねやのお菓子は、手土産としても喜ばれます。
本記事では、広報担当の森朋美さんに、新年のあいさつにふさわしい手土産や会えない人へのギフトとしておすすめの商品を3品、選んでいただきました。
「たねや」の広報担当者が紹介!おすすめ迎春菓子3選
■1:食べる直前に餡をサンド。パリパリとした食感を楽しめる「迎春招福ふくみ天平」
たねやの代表的銘菓のひとつ、手づくり最中「ふくみ天平」が新春の装いで登場! 最中種には近江のもち米と古代の赤米を使用した、紅白のおめでたい最中です。見ているだけで、気持ちが晴れやかになりますね。
「餡と最中種が別包装されており、お召上がりいただく直前に餡を最中種で挟んでいただきます。求肥の入った粒あんと、最中種がパリパリした芳ばしい食感が特徴です」(森さん)
自分で餡を挟む”ひと手間”も楽しみのひとつ。2021年1月中旬までの限定販売です。
■2:幸福を願って作られたお菓子詰め合わせ「吉祥(きっしょう)」
しあわせの祈りを込めて「吉祥」と名付けられたこちらは、和菓子の詰め合わせ。丹波大納言を使用した「甘納豆」やこし案を栗餡で包み、茶巾絞りにした「栗子みち」、錦玉羹に黒豆を閉じ込めた「十五豆」に加え、迎春菓子の「迎春招福ふくみ天平」も入っています。
「お菓子はもちろん、パッケージにもこだわった年始の手土産にぴったりの詰め合せですよ」(森さん)
こちらは2021年1月初旬までの販売で、数量限定販売です。「吉祥」には3パターンあり、お菓子のバリエーションや個数がそれぞれ異なります。オンラインショップでは売り切れている商品もあるので、気になる方はお早めに。
■3:”ほんのり紅白”がかわいらしい「迎春 たねや饅頭」
北海道産小豆を使用した瑞々しい餡をふっくらとした紅白の生地で包んだもの。シンプルだからこそ和菓子職人の手業が生きる、どこか温かみのあるおまんじゅうです。自宅でのんびり過ごす人も多い2021年の年明けには、この素朴な味わいがうれしいですよね。
「おもいを包む、ゆかしいこころを素朴な和菓子にあらわしました。ほんのり紅白のお饅頭で初春をお祝いしてはいかがでしょうか」(森さん)
販売期間は2021年1月初旬まで。ほかの迎春菓子よりも販売期間が短いため、買い逃さないよう気をつけて。
今回ご紹介したお菓子はオンラインショップでも購入可能。2020~2021年の年末年始は、例年とは異なる過ごし方をする人も多いはず。「会えないけど、あなたの幸せを願っています」と、心をこめて贈りたいですね。
森さんからも「生きていくうえでお菓子は必ず必要な物というわけではないけれど、お客さまに喜びを与えたり、笑顔になっていただけたりする力があると思います」とのメッセージが。自宅用にも購入して、ステイホームの楽しみにするのもおすすめです。
※価格はすべて税込です。
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- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美